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非人間の道理 二躯の観察日記

著作.岩満陽平

2躯の肩書き:
2躯、陽向、涅槃黎明会教祖(陽向仏)、遊び天才、カトリック、詩人、電子書籍発売したい、欲界の書、天才画家、人生の中間職/ミスチル

1.夜11時頃クラナフィルの著作、テラナーとサイノスを読んでいた。寝る前だった。さあ、寝よう、寝る前に1本ラークを吸って寝た。横になりしばらくすると、誰もいないのに扉の開く音がする。あれ?その方向を見ると扉は開いてない。しばらくすると押入れから何度もラップ音がする、ベランダを見ると、懐中電灯が動くように光ったり暗くなっり、なんやねんうざいわ、と思った。何が原因だ?なんか人に悪いことを僕がしたからこんな気味の悪い現象が起こるんじゃ?と思い、自分のしたことを振り返ってみた。ああ、そういえば態度の悪い病院に腹が立ってたな、文句言ってたな、そういえば。
そうこう思い悩んでいるうちに、次の日の朝にはもう忘れていたのである。

2.去年の5月頃から背中が痛くてどうしようもなかった。町の病院で診てもらったら、別に骨も筋もなんもなってないと言われ、痛み止めと背中の筋肉を柔らかくする薬をもらった。だが一つもよくならない。次は大きな整形外科に診てもらった、すると姿勢の悪さからくる痛みだと、体操の仕方を学んだ。しかし、あまり効果はなく、次は精神科の主治医に言ったら湿布をたくさんくれた、しかし湿布をしても痛みはとれず、そのあとも色んな病院で診てもらった。2回行った病院では迷惑そうに、ちゃんと体操してんの?と言われた、ちゃんと体操していなかった。
もう半年以上経ってるのに、いまだに、始め頃ほどではないが痛みはある。

3.顕正会の人間どもに拉致されたことある。彼らが自宅の扉の前にいて、一人は知り合いだったからなんだろうと思いついて行ったら、車に乗せられて、しばらく走ってから、今から会場行くから拝むだけでいいからと言われ、顕正会のパンフレットをもらった。俺は前から顕正会がろくでもないカルト宗教だと知ってたので車から降りて逃げた。3人がかりで必死で道を塞がれた。自宅に帰れないなら殴り倒してでも逃げるつもりだった。だが、途中で諦めてくれた。あの時、俺が顕正会を知らなかったら、今頃顕正会に洗脳されてたんだろうな、と思った。

4.25歳の頃、一人暮らしのアパート暮らしをしていて、ある日、玄関チャイムがなったので出たら、なんとも微妙に悪そうな男が二人立っていた、私はこういう会社の者ですー、と結婚式場や飲食店、競馬かなんかのギャンブルのような仕事のファイルを見せられた。あなた何歳ですか?と聞かれたので25です、というと、僕も25なんですよーと言われ、22歳くらいにしか見えなかったがニコニコ愛想が良かった。初月は給料70万なんでー、名刺の電話番号にかけていただければいいんでー、と言われた。やりたいこととかたくさんあるでしょ?うちに入ればなんでもできますよ、などとも言われて、男たちは去っていった。ああ、これが噂の半グレか、と思った。

5.2024年になった、今年30歳になるのだが、よくよく考えてみればまだ29歳だった。とりあえず、20代という貧乏臭いハングリーな年齢から脱して、一生懸命に生きて、30代という功徳で楽しい人生にしたい。20代より高級なものを得れるように頑張る。

30歳はおじさんだった。もうなってる。

岩満陽平

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