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【映画】all need is killは名作SFアクションでした。
最初に「all need is kill」を観たきっかけを少しだけ。
今僕が熱中しているゲーム「UNDERTALE」。そのBGMがあまりにも良くできているから、お気に入りの楽曲を弾けるようになりたい!と不慣れなピアノを練習している最中なんだけど、
「黙々と練習するのも疲れてきたし、映画でもチラ見しながら弾くか・・・」
と、まあ良く言えば息抜きしながら、悪く言えば適当(でも完璧に手を止めるのはちょっと嫌だ、みたいな)な理由で、映画を探していた。
そんな中「all need is kill」のタイトルを見つけた訳なんだけど実は原作を数年前に読んだことがあって、結構好きな作品だったから
「あ、これ映画化してたんだー、観てみよ」
とまあこれまたかなり適当に手に取ったわけ。
内容触れたことある作品ならチラ見しながらである意味十分かな?と。
まあ結果的にはピアノそっちのけで画面に釘付けになっちゃったわけだけど。
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圧倒的なグラフィックとドラマ、ちょっとしたユーモア
内容をかなり大雑把に説明すると
宇宙から飛来した謎の生命体と人間の生存戦争なわけなんだけど、戦争に出るのが初めての主人公はほぼ何もできずに殺されてしまう。ただ殺される直前に偶然、敵のボスの体液を浴びたことで「死ぬととある地点までタイムスリップする」と言う能力を手に入れる。
最近の作品でもよく似た特殊能力見かけるよね。
まあそこから死ねることを利用して敵を倒すための試行錯誤が始まるんだけど、かなりサクサク進む。
死に方もいろいろある。
普通に悲劇の戦死するも沢山あるが、ヒロインに会いに行こうとしたら誤ってトラックに轢かれたり、雑に何度もヒロインに殺されたりと最早ギャグ。
ただ、そんなテンポ良く死を経るごとに主人公はどんどん逞しくなっていくわけなんだけど、主人公の表情からそれが伝わってくるのはマジで凄い。
この辺、ループ物の美味しいところを存分に表現しているんだよね。同じシーンでも主人公が逞しくなっているのが伝わってくると言うか。
さすがトムクルーズ。スバルもちょっとは見習って欲しい。
グラフィックに関しても最近観たSF映画と並べても遜色ないくらい出来が良い。SF的なパワースーツを着た人類とエイリアンの戦いは、描写こそ一方的であれ迫力満点だ。
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マジ名作なので観て欲しい。
この作品は「SF映画は難しくてちょっと苦手。でもSF要素を活かしたド派手なアクションは大好き」な人には確実にぶっ刺さる作品だし、普通にSF作品が好きな人にも受け入れられる作品だと思う。
時間も約2時間と最近の作品にしては短めでサクッと見れちゃうのもポイント非常に高い。
この手のアクション映画にありがちなスプラッター描写もほぼ皆無でなんか面白いのちょっと観たいな〜って時にピンポイントでチョイスできる。そう言う意味でも最上のエンタメ作品だと思う。
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