6年間塩漬けにした含み損銘柄がやっと含み益まで回復した話
ここ数日、日経平均株価がジリジリと続落して先が見えないと思いきや、どんと上がったりして、なかなか難しい相場になっていますが、いかがお過ごしでしょうか。
大きめの波があるということは、儲けも大きく出せる可能性があるわけですが、自分は残念ながらうまく波に乗れていません。
さて本題ですが「6年間塩漬けにした銘柄が含み益になった」という話です。
まあ、ちょっとでも株をやっている人ならば、『塩漬け』という次点でバカにされるような内容かとは思いますが、自分は株を始めたばかりでもチャレンジしやすいような投資スタイルを探しています。
絶対儲かる、必ず儲かる投資スタイルなんてこの世にはないわけですが、大きく勝つことはないですが、大きく負けることはないスタイルを目指しています。
今回の件はそんなスタイルの1つのお話で、これを失敗談と取るか成功談と取るかで、目指す投資スタイルは変わってきます。
さて6年前、とあるCMで知らない人はいないだろうというくらい有名な企業がありました。
それだけ有名になっていますし、様々な会社を買収して手広くやっているようでした。
そしてとある食品系の敏腕の取締役を呼び込んだりしていましたので、これは今後も問題ないだろうと買ってみたのです。
しかし、その方いわく中身が問題だらけだったようで、そこからはずっと業績は赤字続き。
自分が買った株価はみるみる下がり、損益はマイナス80%を超えていました。
配当はもちろんなし、ポートフォリオで損益マイナス80%の文字を見る度にゲンナリするような銘柄となっていったのです。
それならばそれ以上傷口が広がる前にさっさと損切りしてしまえば良いというのが一般的な投資スタイルだとは思いますが、自分の場合は初心者にありがちな損切りはしたくないという心理のまま塩漬けしていました。
これが本当にメリットがなければどこかで損切りも考えてはいましたが、とりあえず様子を見ながら塩漬けしていても良いと思える理由がありまして、それは株主優待だけは継続していたという点です。
何もなければ旨味もない本当の塩漬け銘柄でしたが、株主優待利回りとしてはそれなりにリターンがあったのです。
自分が株主優待銘柄を中心に選ぶのは長期保有していてメリットがあるという点です。
もちろん業績悪化で廃止するパターンもありますので、ここも絶対に長期運用でオススメとも言い切れませんが。
他に様子を見ながら塩漬けで考えようと思った理由、それは株価が下がった理由は業績悪化によるものということが明確な点です。
つまり、業績改善されれば株価も回復するのではないかという予想でした。
これが不祥事等による下落であればなかなか先が見えないものです。
一時的なもので回復する銘柄もあれば、全然回復しない銘柄もあります。
そんな不祥事で暴落した銘柄も塩漬けしていますが、それこそ6年以上経過していますが元の株価には回復しそうにありません。
そんな感じの理由からで塩漬け保有していたのですが、数年前に株主優待獲得株数を引き上げるという改悪を行っため、なんとか株主優待リターンで稼ごうと渋々ナンピン買いしたのですが、結果的にはこのナンピン買いのおかげで6年で含み益に戻った感じです。
ナンピン買いしていなかったら、未だに含み益にはなっていません。
まあ、結局は何が言いたいかといいますと、場合によっては塩漬けも悪くないですよという話です。
そもそも株式投資に投入する資金は直ちに使う予定のない余裕資金のはずですから、銀行に預けていたとしても、大半の銀行が金利0.001%(2024/03/19)と考えると、今回のように無配当、損益マイナス80%で6年間塩漬けしていたとしても、優待で銀行よりはリターンがされたことになるというパターンもあるのです。
3月は優待権利確定する銘柄が多いので、自分も色々と仕入れていますが、直近の乱高下で高値掴みしてしまった感じがあります。
恐らく権利落ち日で更に下がるのは目に見えていますが、銀行に入れておくよりはマシという塩漬け覚悟で長期運用する1つのスタイルなのです。
今日はこの辺で。
ギアでした。゜ω゜)ノ
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