実況、天開司・解説、千羽黒乃が持つ意味。

なんとなくそんな気はみんなしていた。


少し昔話をしよう

ちょっと昔の話。にじさんじ麻雀大会を初めてやる時、舞元啓介はあることを掲げた。それはすべてのキャストをにじさんじでまとめること。
参加者・実況・解説すべて。
当時から天開司・千羽黒乃も麻雀配信で、すでに活躍していたが、にじさんじの中で完結させることが彼の目標だった。

その理由は推測にはなってはしまうが、彼はにじさんじという世界観の中で大会をやりたかったのだろう。彼はにじさんという箱をビックリ箱と捉えていた。その世界観は外の世界との共有が難しいと考えたのだろう。

実況・解説をVtuberでまとめる意味

いままでの神域リーグでは、実況は本家Mリーグでも実況をしているコバミサさんや渋谷アベマズ所属の日向さんがやっていた。
そして解説はこれまた本家Mリーグでも解説をしていた土田プロ含め多くの麻雀プロが務めていた。

だが今年は違う実況解説をVtuberにすることができた。すべての試合ではないだろうが各チームの監督以外、Vtuberで賄うことできる状況になったのだ。

実はこれは大きな挑戦と言えるかもしれない。いままでは麻雀プロたちがいるから見てくれていた、麻雀ファン層への挑戦だ。
自分たちの実況・解説でどこまで満足してもらえるのか?への。

どこまでMリーグらしさを求めるのか?

神域リーグは「VtuberによるMリーグ」を
目指して作られたように感じる。その時、至上命題はどこまでMリーグに近づけるかになってしまう。

ではMリーグに近づけるにはどうすればいいのだろうか?つまりはMリーグらしさとは、なにになるのだろうか?

人によって意見は変わるだろうが、一つはあの浜松スタジオ。もう一つはあのユニフォーム。そして最後の一つは日吉さんの実況。
だが日吉さんは神域リーグに今の時点では参加することはできないだろう。

二人の世界観に期待したい

天開司が実況を務めることで日吉さんの代わりとはならないの当然だ。しかしながら、実況解説をVtuberでまとめることで、神域らしさを作り上げることができるかもしれない。

神域リーグはプロの打牌ではないし、アマチュアの大会だ。だがその未完成な余白な部分に人は惹かれるのだと思う。

天開司と千羽黒乃の実況解説によって、神域リーグらしさと新たな余白が、神域リーグにできることに私は期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?