ビールオタクが、刀剣乱舞とクラフトビールがコラボしたから美濃まで行った話。
9月のうちに書くつもりがもう10月です。
皆さんビール飲んでますか?
どうもビアギークの青野です。
今年の夏、刀剣乱舞とクラフトビールがコラボしました。なので私は岐阜へと足を向けることにしました。
私にとってクラフトビールとは日常なんです。常にあるもの。
さて、そんなクラフトビールが岐阜で刀剣乱舞とコラボしてしまいました。
という話を今回はしたいと思います。
唐突な話ですね。
クラフトビールとは何か?
自己紹介で述べた、ビアギークという言葉はビール愛好家のことを指す言葉です。言ってしまえば刀剣乱舞における審神者のようなものです。
実は、クラフトビールという言葉には定義がありません。多くの人が想像するのは、大手のビールの種類「ピルスナー」ではないビールを指す言葉と思われるかもしれません。
ちなみにこの種類のことを我々はスタイルと呼びます。このスタイルの中に「IPA」や「ヴァイツェン」と呼ばれるものがあります。
よくクラフトビールと似た表現で使われる「地ビール」という言葉も、今や東京で作っている醸造所もかなり増えており、個人的にはちょっと違うのかな?と思っていたりします。
なので、強いて言うのであれば醸造量が小さいビールというくらいでしょうか。
刀剣乱舞の話もしたい
ビアギークでこの記事を読んでくれてる人がいるかもしれないので、刀剣乱舞についても少しお話ししたいと思います。
たぶんビアギークの人からすると、とうらぶの人たちの「クラフトビール」と同じくらいになんとなく知っているだと思いますので。
知っててもゲームだよね?くらいの認識だと思います。実のところ、刀剣乱舞はゲームも人気なんですが、他のメディアミックス作品の人気も凄まじいのです。
その中でも人気なのがステとミュと呼ばれる舞台とミュージカルです。(自分も最初えっ?
なんで二つもあるの?ってなりました。)
ただこの二つまったくの全く別物なんです。殺陣やシリアスな脚本が魅力のステ。それに対して、お芝居はもちろん、2部と呼ばれる歌とダンスが魅力のミュ。
強引にクラフトビールに例えるのであれば、IPAにもウェストコーストとヘイジー、全く別物であることは、ビアギークたちにはわかってもらえるのかなと。
私と刀剣乱舞の関わり
さて、なぜそんな私が刀剣乱舞が好きかと言われれば、私は普段コスプレのカメラマンをしています。そして刀剣乱舞の写真を撮るのが好きなんです。
理由はたくさんありますが、刀剣乱舞の魅力を一言で表すとしたら、多様性なのかもしれません。
それは私がクラフトビールの魅力だと感じている、スタイルの多様性に似ているのではないでしょうか?
さて本題について話したいと思います。そんなクラフトビールが、今回刀剣乱舞とコラボしました。だが実は私はフォロワーさんからの情報で知りました。
(しづきさんのXより)
クラフトビール関係ではなく、審神者さんからのクラフトビールの情報、正直、私は雷に撃たれたようでした。
(慟哭し、思わず早口で尋ねてしまう私の図)
なぜならば刀剣のコラボ酒となると日本酒が多く、クラフトビールというケースがほぼなかったからです。
そして待ち侘びたクラフトビールとのコラボ。ならば行くしかない。現地に。
だがコラボグッズは8月中だけ、しか販売していません。でも話だけでも!
ということで行ってきました。
(関美濃麦酒プロジェクトさん公式Instagramより)
なぜコラボビールはIPAだったのか?
今回コラボビールを作ったのは関美濃麦酒プロジェクトさん。
関美濃麦酒プロジェクト
普段はサラリーマンとして働く、浅井さんが一念発起。そして関の地でビールを作ることを決意。OEMでビールを作ってもらいながら、2023年にはビール醸造免許を取得し醸造開始を始めたとのことです。
実は今回のコラボビールに対して私は一つの疑問を持っていました。
それは
「なぜコラボビールでIPAというスタイルを選んだのか?」
という問いでした。
IPAというスタイルは、確かに人気の高いビールスタイルであるものの、大手のビールに比べて苦く、受け入れられるのか?
という疑問を私は持っていました。
IPAというスタイルは特別です。
ホップというほとんどビール以外では使われないハーブをふんだんに使うことで、ホップだけでフルーツのようなアロマを表現かと思えば、麦芽を大量に使うことでビスケットのような香ばしさを表現する
そんな難しいビールをなぜ?という疑問を私は拭うことができませんでした。
でも答えはシンプルでした。
それは刀をコンセプトにしたビールだからこそ、ホップと麦芽だけでビールを表現したいという強い思いからでした。
刀という刃物は現代人からすれば、遠い過去の武器に過ぎないかもしれません。ですが多くの人が思うように私たちの祖先が持つ魂の象徴でもあります。そんな刀と向き合った時、シンプルながらも難しいビールと向き合った結果だったのかもしれません。
そんな孫六コラボビールですが、浅井さんからお願いがあるようでして、今回のコラボを気に全国のいろんな人にビールを手に取ってもらえた反面、初めて自分のビールを飲んでどんな感想をもったのか聞こえてこないようなので、ぜひ感想をTwitterやインスタに上げてください。
そして私は次のクラフトビール×刀剣乱舞のコラボがあることを切に願っています。
さて、本来だったらもう少し夏に出すはずだったこのnoteも、もうすっかり秋になったこの季節にやっと書き終わりました。
皆さんにとって秋はビールの季節ではないかもしれません。が、しかし実はクラフトビールはこれからが美味しい季節です。
夏に採れた生のホップやフルーツを使ったビールの醸造が終わり、酒屋さんに多くあるはずです。
では
クラフトビール。はじめよう。
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