kintone hive 2024 広島に行ってきました
kintone hive はkintoneの活用アイデアをユーザー同士で共有するライブイベントです。
広島での kintone hive は、今回が初開催!
4/10、中国・四国地方のkintoneユーザーの活用ストーリーが大集結しました。
私自身はkintone Café 山口を運営していますが、サイボウズ公式のイベントに参加するのは初めてで、とても楽しみにしていました。
登壇者のみなさん、どれも本当に素晴らしい内容でした。
特に気になったキーワードをここにメモしたいと思います。
気になったキーワード
闇落ち
kintoneのクリックが面倒。マニュアルを作っても読んでくれない…
そんなことを言われたkintone作成担当者が陥る闇。
各所属から選抜のタスクフォースを組み、現場が主体の構築やカスタマイズを組み込んで使いやすくするなどして、挽回されたそうです。
私も周りを巻き込んで、闇落ちしないように気を付けます。
導入はトップダウン
逃げ道をつくらずkintoneを使ってもらう。
とは言っても強引ではなく、従業員の意見を導入前からしっかり聞き、開発状況の進捗報告や、運用後のフォローアップも細かくすることが大事。
kintoneは本業に注入するためのツールであり、本業の目的達成のためにkintoneが必要であるという位置づけをしっかりされていました。
うん。目的大事ですね。
「宝箱」=「目安箱」
アプリ名は「目安箱」ではなく、「宝箱」。
社員の意見を宝箱に集める仕組み。
そして、ありがとうを伝える「Happy Box」。
ありがとうを伝え、受け取るだけのアプリだけど、デジタルだから気軽に書き込める「ありがとう」。
なかなか言えていない「ありがとう」。アプリから始めてみようかな。
全方位リアクション
不慣れなkintoneユーザーが頑張って使ってくれたときの必殺技。
kintoneに1つ登録してくれたら「いいね!」。
kintoneに1つ登録してくれたら「記入できています!」コメント。
こうすることで、ユーザーの次も使ってみようかぁに繋がりますね。
これ、今回のhiveで一番実践してみたいと思ったやつでした。
私も「kintone使ってくれてありがとう」を全方位リアクションします!
開発者と現場の「使いやすい」は違う
kintone開発者が「こうした方が入力しやすいだろう」「こういう集計もできたらいいよね」は、実は現場では求められていない。
「使いやすい」の視点を変えるために、開発者は相談待ちせずに、呼ばれていなくても現場に行って、現場の声をkintoneに反映させることが大事。
私も思い込みで作ってしまうことが多くあるので、現場視点を見つけるために、他部署ともっとコミュニケーションを取っていこうと思いました。
いつの間にかDX
デジタル無理な人は無理。
だったら今までと同じやり方のなかに、デジタルを取り込もう。
紙で書いていた報告書を、専用のペンとボードに変えた。
kintoneには自動登録されます。
書く人もまとめる人も、win win。
うちの職場もデジタル苦手な人が多くて、ここに苦労しています。
無理やりkintoneを使ってもらうのはなく、他の手段を考えるという発想も必要ですね。
kintone hive に行ってみて
どこも同じような悩みを持っているんだなと共感しながらプレゼンを聞いていたら、あっという間に終わっていました。
プレゼン内容はどれも素晴らしいものでしたが、きっとかなりの苦労をされたという背景があってのことだと思います。
kintone hive には、kintoneの悩みを解決できるヒントが詰まっている。
とても楽しいイベントなので、kintoneユーザーの方はぜひ参加されてはいかがでしょうか。
最後に宣伝:kintone Café 山口 やります
私が運営しているkintone Café 山口ですが、Vol.8を開催します。
日時:2024年6月1日(土) 13:30~17:30
場所:産業交流スペース Megriba
「多様な活用ができるkintone」と題して、エバンジェリストのお方にお越しいただけます。
kintoneの意外な使い方が発見できるかもしれませんし、困っていることが解決できるかもしれません。
山口県のkintoneユーザーの方は、ぜひお越しください。