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シャワーと髪の毛の些事

※ここでは、山暮らしのサラリーマンで時々旅人になる筆者が、旅の些細な事(些事)をnoteにしています。

今回は、旅のシャワーについてです。

日本に独特な生活習慣があるように、世界各地にはそれぞれの生活習慣が存在します。

海外旅に出ると、漏れなくその生活習慣を感じることができるのですが、日本とのギャップに驚くことも多いのではないでしょうか。

その一つとして、シャワーについて触れます。

浴室にバスタブがないは常識

まず、海外に行き慣れていない人にとっては、このバスタブがないことに驚くかもしれません。

旅先で疲れて、ゆっくり湯船につかりたいと思うのは、日本人なら至極当然のように感じます。

しかし、世界的にみて湯船につかる習慣はもつ人々は稀有で、ほとんどの旅行先では、バスルームにバスタブがないと考えておいた方がいいです。

もし、必要だという人は、ネットで宿を予約するときにバスタブが設置されているか確認することをおすすめします。

ツアーなどの場合は、旅行会社に相談しておくといいでしょう。(実際に、そういうホテルが割り当てられるかどうかは不明ですが。)

海外のバスルームは、バスタブがない前提で宿泊を。

髪の毛が荒れるのは、水の影響

さて、話は逸れますが、
海外旅行に行くと、髪がカチカチに傷み出しませんか?

私は男性で比較的短髪の部類ですが、その私ですら、旅行中に朝起きると髪の毛がカチカチに傷んでいるのは気になります。

理由は、
ホテルなどに備えつけのシャンプーなどのアメニティの質が悪いからと考えている人が多いですが、実際にはシャワーから流れる水が関係しています。

ミネラルウォーターで「軟水」や「硬水」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。

普段、何気なく使っている水道水でも、ミネラル分は国・地域によって様々で、日本のようにミネラル分の少ない、いわゆる「軟水」が出ている国もあれば、ミネラル分の多い「硬水」に近い国もあります。

結論からすると、ミネラル分が多い「硬水」に近い水が出てくる地域では、髪が傷みやすいとされています。

ガイドブックやインターネットで滞在地域の水質を知ることができますが、石鹸やシャンプーが泡立ちにくい(硬水にアメニティの成分が溶けないため)というのが、目で確認できる特徴です。

蛇口から硬水が出るヨーロッパで、人々が髪を洗う頻度が少ないと言われるのは、こういった一因もあるようです。

私は、旅行中だけの話なので、早々に気にすることをあきらめました(笑)が、対策としては、硬水専用シャンプーを使用するといいようです。

普段、全く気にしないようなことでも、地域によって違いがありますし、こういう肌感覚は海外に出てみないとわからないものだなと思います。

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