BaaSって何? 〜インフキュリオン徹底解剖!〜
みなさん、こんにちは。森本です。
前回、当社全体について、いろいろお話しましたが、
今回はBaaSプラットフォーム事業にフォーカスしてお話できればと思います。
ボリュームいっぱいの内容ですが、面白い内容(自画自賛)なのでぜひ最後までお読みください!
当社について知りたい方はぜひこちらもご覧ください。
「私たちは麹町にあるFintechベンチャーです」
1.BaaSについて
1-1 BaaSとEmbedded Financeの世界観
横文字が多く、かつ金融系の話になるので、とっつきにくいと感じられる方もいると思います。
BaaS(Banking as a Service)とEmbedded Financeについて噛み砕いて解説します。
BaaSとは金融サービス(決済、貯金、送金etc)を機能単位でAPIを用いて事業者に提供する仕組みを指しています。
このプラットフォームを経由することで、銀行はAPIを用意する必要がなく、事業者もサービス提供に必要なライセンスを取得する必要なく、金融機能をカスタマイズしてサービスに統合することができるようになります。
一方、Embedded Financeは自社サービスに金融機能がEmbedded(埋め込まれた)状態を表しているので、
銀行側からみるとBaaS、サービス事業者側から見るとEmbedded Financeという違いだけで、基本的な考えは同じことです。
1-2 BaaSの動向
2020年1月にゴールドマンサックス社が2020年代のイノベーションとしてBaaS開始の発表をしたり、同年に開催されたa16z Summitでは、投資ファンド「Andreessen Horowitz」のゼネラル・パートナーであるAngela Strange氏より「全てのスタートアップがFintech企業になる」と題したプレゼンが行われ、各サービスにおけるEmbedded Financeの加速がキーワードとして挙がるなど、世界から注目されているサービスです。
1-3 海外での活用事例
各国でのサービス展開は非常に活発で、その代表例がAppleの「Apple Card」です。
Apple Cardの金融機能は実はゴールドマンサックス社が機能提供しています。
アジア・欧米でも銀行がスーパーアプリに決済機能を提供するなど、今後のBaaS活用はもっと増えると予測されています。
2.インフキュリオンのBaaSについて
2-1 BaaSプラットフォームの世界観
インフキュリオンでは生活者と事業者、金融機関、行政とをつなぐ位置付けとしてBaaSプラットフォームを展開し、
さまざまなサービスと金融機能がシームレスにつながることで、より利便性の高いUXの実現を目指しています。
2-2 Wallet Stationについて
Wallet Stationは金融機関や商業施設・サービス事業会社のオリジナルウォレットの構築、ニーズに応じた機能カスマイズも可能にするBaaSプラットフォームです。
また、APIを活用した新しい金融サービスの実現も可能にします。
金融機能といっても決済だけでないのが、非常に奥深いところだと感じています。
アーキテクチャについてなどもお伝えしたいですが、延々と書いてしまいそうなので
それはまた、別の機会に記事アップできればと思います!
インフキュリオン・業界の今後について、もっと知りたい!という方は
弊社代表インタビューをぜひチェックお願いします!