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Marketing Study Jamの広報を担当して学んだこと〜 SNS運用は綺麗な画像を作るだけではダメ!”ターゲティング”が鍵だった!! ~

GDSC阪大支部、Marketing team の加藤(B4)です。今回GDSC初の大型イベントMarketing Study Jamにおいて、SNSを用いた広報を担当しました。200人のフォロワー獲得を目指しながら学んだことを記していけたらと思います。

とにかくやってみよう!からの失敗

運営メンバーで話し合って決めた1日目の講演会の集客目標は100人でした。
今までGDSCと関わりのなかった学生や社会人を多く呼び込む必要があるため、これは私にとってかなりハードルの高いものに感じ「本当にできるのか?」という思いでした。
なぜかというと、企画当初のGDSCのSNSフォロワーはTwitterもInstagramも50人に満たず、しかもそのほとんどがGDSCメンバーなどの身内メンバーという状態であり、このままSNSで情報発信しても果たして何人に見てもらえるのか?という状況だったからです。
そこで、とにかくフォロワー獲得に注力して多くの人にイベント情報をとどけること、最終的には「200人のフォロワーを獲得すること」を目標にしました。
まずは、TwitterやInstagramで多くのフォロワーを獲得しているアカウントを見ながら、以下の方針を決めました。

  • イベントの1か月半前から始め、毎日投稿する

  • イベント内容に関する知識(マーケティングやWEBデザインに関する知識)を画像付きで投稿する

  • 画像は、統一感のあるデザインを意識してシンプルなもの作る

  • 説明の文章はシンプルかつわかりやすいもの

なんとなく見やすく綺麗な投稿だったら見てもらえるのでは?という浅い考えです(笑)
毎日マーケティングやWEBデザインの勉強をしながら投稿内容を決め、画像を作るといった作業はかなりハードで、その日分の投稿を作るのに数時間かかる日もありました。
しかし、投稿を開始して2週間でのフォロワーの増加は10人程度で目標に全く近づけない日々が続きました。

初期の投稿

ターゲティングの大切さに気づく


このままではまずい、何かを変えなければという思いのもと、GDSCメンバーを始め、家族や大学の教授、友人などに投稿をみせ、皆さんから客観的な意見をもらいました。そこでもらった意見は、

・誰に向けての投稿かわからない
・当事者意識がもてない
・企業のアカウントにみえる
・広告にみえる

といったものでした。そして、これらに共通していえることは「きちんとターゲットを絞って、ターゲットにささるような投稿ができていない」ということでした。マーケティングを勉強中かつそれを発信する身でありながら、基本ができていませんでした。

学生らしく親しみを持ってもらえるアカウントへ


ターゲティングをしっかり行わず、なんとなく一般受けしそうな画像や投稿を作った結果、誰にも響かないという結果になってしまいました。
「マーケティング、WEBデザインに興味をもつ学生、社会人」に受ける投稿になるよう、投稿の方法を少し変えました。

  • ターゲットはマーケティングに興味がある学生と社会人

  • 学生に親しみを持ってもらえるよう、関西弁を使う

  • 文章は中の人(私)の感想なども積極的に書き、アカウントに人格をもたせる

  • 投稿ごとにターゲットを分ける


このようにした結果、少しづついいねやリアクションが増え、フォロワーも以前と比べ大きく増加していきました。そして、イベント終了直後にTwitterのフォロワーが200人を超え、当初の目標も達成することができました。

まとめ


今回のSNS運用の経験を通して、きちんとターゲットを絞って行うことの大切さを学びました。そして、ターゲットに刺さるものを作り上げるために、ターゲットとなる第三者の方に意見を聞くことの大切さを実感しました。「どんな投稿・ツイートだと目を止めるのか?」情報を受け取る側の立場に立って、客観的な視点を持つことは今後も常に意識していきたいです。
今回改善策をたくさん一緒に考えてくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。SNS運用に関しては今回かなり試行錯誤はしましたが、正直まだまだうまくいかないことも多く、学び中なのが現状です。今後も、新しい発見ができることを楽しみながら、失敗を恐れず学んでいこうと思います。

最後になりますが、現在GDSCマーケチームのメンバーを大募集しています。私たちのようにマーケティング初心者でも、自分たちで考えながら一緒に勉強し、それを実践できるチャンスがGDSCにはたくさんあります。文系理系問わず、マーケティングに興味ある方はぜひGDSCに参加してみてください!!



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