私の知っているそれとは違った
「これ読んでみて、今度感想聞かせて」
と、ホチキスで留めただけのA4コピー用紙(10枚くらい)を勤務先で渡された
声の主はお客様
半年に一度だけ現れる後期高齢者の男性
なんか面倒な予感がする
白黒コピーの表紙はどこかの団体の季刊誌のようだ
表紙を捲ると男性が書いたであろう長文、長文、長文
興味の無い分野で眠くなる
そして終盤で突如その単語が出てきた
「小生は」
あーー!
本当にいたのか小生おじさん!
でも私の知っている小生おじさんとはまるで違う
自己満足の文章という点では似ているけど
自慢話は皆無
勿論、文章の中に写真やリンクの挿入は無い
おじさんの書いた文章だから脱字が気になったり変なところで区切られていたりは気になったが
5点ラジオのような選手権っぽさは感じられなかった
やっぱり5点フレンズの方々は凄いんだなと実感した
後日、小生おじさんから電話がかかってきて感想を求められた
正直何の感想も感動も無かったので「私の知らないことばかりでした」と中身のない感想を伝えると「そんなもんか」と言われた
そりゃそうだろうよ
興味が持てないし何となく怪しさを感じる内容だったからね
以上、リアル小生おじさんに遭遇してびっくりした話でした