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メルボルン旅行記 2024⑤

やっと最後です。最初の投稿はこちら。

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Day 8

涙のメルボルン最終日。
朝9時に高校時代の友達のJちゃんがお迎えに来てくれて、Jちゃんのおうちへ。Jちゃんは双子のお子さんのママで、今年乳癌が見つかったと聞いていた。幸い早期発見できたらしく、久しぶりに会ったJちゃんは元気そうだったので安心したけど、今も抗がん剤治療中で、眉毛がなくなっちゃった〜と言ってた。触って気付くところにしこりがあったから病院行ったけど、検査をしたらもっと奥深いところにも別の腫瘍があったらしく、触って気付けなかったら発見遅れてたと思う、とのこと。怖すぎ。私も一応毎年乳癌検診受けてるけど、これからも絶対受け続けようと心に誓った。皆さんも検診受けてね。

ホスピタリティ皆無の可愛い双子ちゃんたちが遊んでいるのを眺めているうちにAちゃん夫妻も来てくれて、みんなでランチに行くことに。(双子ちゃんはJちゃんの義実家で預かってもらうことになった) 
お店に着いたら更にMちゃん夫妻も加わりワイワイランチ。みんな英語話者のため、娘がつまんなそうにしてたらポケモンの話題に切り替えてくれた。優しい。カスミはサトシを好きだったか?というトピックで討論。娘はポケGOで、オーストラリアにしか生息しないというガルーラをJちゃんに交換してもらってた。Jちゃん私よりポケGOのレベル高かった。世代も国境も越えて人と人を繋ぐポケモンカルチャー、凄すぎる。

オムレツは美味しかったけど、コーヒーは不味かった。メルボルンなのに…。

ランチの後は、娘のためにBOUNCEという屋内トランポリンパークへ。着いて中に足を踏み入れた瞬間から、娘は目が輝いていた。トランポリンだけじゃなく、ボルダリングやアスレチックもあり、大人でもちょっとワクワクしちゃう場所。というわけで大人もお金払って跳びまくった。私も初めてボルダリングをやってみたけど、難易度高めの傾斜がついてる壁は一歩も登れなかった。何をどう鍛えたら登れるんだろう。握力と肩周りの筋肉?キッズ向けの簡単な壁は登れたけど、教わった降り方(ロープを使って、少しずつジャンプして両足で壁を蹴りながら降りる)が怖すぎて、チンタラと壁を使って一歩ずつ降りることしかできなかった。娘の方が高いところからロープで降りてた気がする。大人より子どものほうが思い切りが良い。
我々大人たちは1時間くらいで体力も興味も尽きたけど、娘は一人でいつまでも遊び続けてた。バースデーパーティーで来てる団体の子どもも多く、めっちゃ楽しそうだった。娘もお友達と来られたらもっと楽しかっただろうな〜。(一人でも充分楽しんでたが)

BOUNCE外観。駐車場は激混み。

2時間くらいBOUNCEで遊び、Aちゃんに送ってもらってYさんのおうちへ帰宅。最後の夜だから、とYさん夫妻が色々食事を用意してくれて、Eさんと娘さん、Yさんの娘さんとイッヌと来てくださり、メルボルン最後の晩餐はイッヌ2匹を加えたホームパーティー状態。
バーベキューで焼いてくれた美味しい肉をたくさん食べたし、私が「メルボルンでキャロットケーキあんまり食べられなかったな〜」と言っていたから、キャロケまで作ってくれていた。

パーティー準備中。めっちゃ美味しかった肉。

ここでもメルボルンで生きる女子たちの人生観とか恋愛観を聞けて面白かった。娘さんたち二人はしょっちゅう旅しては仕事して、お金貯まったらまた旅に出て…という感じで、「強く自由に生きてるな〜」と思ってたら、意外にも共通して専業主婦になりたい願望を持っていてびっくり。まあ金さえあれば私だって専業主婦になりたいが。強く美しい女子たちのエネルギーに触れると、人生って素晴らしいなと思う。

滞在中ずっと色んな人に良くしてもらって、最高の8日間だった。メルボルンが好きなのは、今も繋がってる人たちがみんな最上級に素晴らしい人たちだからというのがデカいと思う。子どもがいる人もいない人も、娘に色々プレゼントを用意してくれたり、楽しめるように考えてくれたり、好きな食べ物を用意してくれたり、、どこかへ行く時も帰る時も、大体誰かが送迎してくれたし。おうちでお世話になってる間、EさんとYさんはおうちの食材を「これ美味しいから食べて!」って躊躇なく振る舞ってくれた。接待??ってくらい気を遣ってもらったなあ…。カフェの店員さんとかも、みんな優しかった。とあるポッドキャストで、「メルボルンの人は優しい。誰かが困っていたとして、シドニーだったら誰も助けないけど、メルボルンだったら5人中3人が助けてくれる(ポッドキャスト主の主観)」と話してたのが結構印象に残ってて、それ聞いた時は「ほんまかいなw」くらいに思ってたけど、今はマジでそうかも、って思う。シドニーのこと何も知らんけど。移民が増えるのも納得。


Day 9

朝5時半に起きて6時過ぎにYさんの家からタクシーでメルボルン空港へ。出た時は暗かったけど、cityを通る頃には日が昇り街が照らされて、さよならメルボルン…と若干センチメンタルになってしまった。
空港についてチェックインをして朝ご飯を食べていたら娘の歯が抜けた。たった1週間だけど、娘は確実に成長していた…。体重も増えたかもしれない。

空港の壁がおしゃれ。

もう使うこともないので、残った現金でお土産を買い漁った。空港価格だけどもう豪ドル持ってても意味ないし、再度換金したら更に損するし、と思いほぼ使い切った。8日間でかなりお土産買ったし色んなことできて満足〜と思ってたけど、帰国後に買い忘れたものや食べ損ねたものに色々気付き、すぐにでもメルボルンへ戻りたい気持ち。飛行機は9時半頃に出発予定だったが、搭乗案内のアナウンスないな〜と思っていたらしれっと2時間くらい遅れてた。この日、日本発メルボルン行きの便は台風の影響で事前に欠航が決まっていたので、飛んだだけラッキーだと思うべきかもしれない。行きでハリポタはほぼ観終わっていたので、帰りはThe Color Purpleなどを観た。娘は帰りも飽きずにパウパトを観てた。行きは娘も大人と同じ食事だったんだけど、何故か帰りは子供用の食事が提供されておもちゃまでもらえた。なんで?行きはどうすればよかったの?まあ行きと帰りで同じおもちゃもらっても仕方ないから別に良くはあるんだけど、仕組みをよく分かってないので次飛行機乗る前に知りたい…。

行きが遅れた分帰りも若干遅れたけど、無事帰国。税関も申告のみで荷物開けられることはなかったので割とすぐ出られた。そして空港を出た瞬間に、蒸し暑さですぐに現実に引き戻された…。

今回娘もメルボルンをとても好きになってくれて、でかい出費ではあったがそれ以上の価値がある夏休みだったと思う。次は夏のクリスマスを娘に見せたいので、2〜3年後くらいにまた行けたらいいなあ。

可能性の薄い移住についても、何か出来ることはないだろうか…というか、何もせずこのまま歳取っていくのまじで怖すぎると改めて痛感したので、帰国後すぐマッチングアプリを入れて転職エージェントに連絡をした。メルボルンから帰ってきたら脱け殻になっちゃうな〜と思ってたけど、またメルボルン行くためには脱け殻になっている暇はなかった…。飽き性なのとやりとりが面倒くさいのとで、マッチングアプリは既にほぼ使わなくなってるけど。

オーストラリアの永住権持っている方いたら、結婚してください。ご連絡お待ちしています。

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