いつまでも現実的な理想が分からない大人の話。
気付けば6月があっという間に過ぎてしまい、毎月更新という目標も果たせなくなってしまったけどせっかくなので一応記録。
先月は念願のメイクレッスンを体験した。行く前は、「プロにお金払うんだから、きっと顔を見ただけで自分に一番似合うメイクを教えてくれるはず!」と、とても楽観的に期待していて何も考えずに臨んだんだけど、これは間違いだった。
勉強になった部分もあるけど、すごく受け身で参加したわりに私の期待値が高すぎたため、結果「やっぱり化粧って難しいんだな」と感じてしまい、化粧ってなんて楽しいんだろう!なんて域には全く達せなかった。これからはこういう風に化粧すればいいのか!という参考にもあまりならなかったので、経験としては面白かったけど払っただけの価値は見出だせなかった。
その最大の原因は、私が「こうなりたい」という理想をちゃんと描けていなかったことにある気がする。「芸能人でいうとこの人みたいなメイクをできるようになりたい」とか「こういうイメージになりたい」ってちゃんと示せていれば、もっと為になることがあったかもなあ、と後から反省した。
この反省を活かしてまた行こう!とは今のところ微塵も思っていないけど、現実的な範囲でどうなりたいかという理想を持つのは多分大事なんだろうなと思ったので、それはまあ収穫と言えるかも。
非現実的なことを言えば私がなりたいのはずっと坂井泉水さんなんだけど、顔が違いすぎて無理なのは20年くらい前から自覚してるので、別の理想をそろそろ見つけたい。
メイクレッスンはもういいかな〜、と思いつつ、次はパーソナルカラー診断とかちょっとやってみたいかも、ってなってる。前は全然興味なかったのに。
若い時にこういうことに金遣えてたらな〜と少し思う反面、これが本当に有意義な金の遣い方かどうかは、特に私にとっては微妙なので、まあ仕方ないか、という気もする。
パーソナルカラーが分かったとしても、私は自分の好みに抗えない性格なので、全く活かせず無意味に終わる可能性もあるし…。
ただ、化粧に限らず、自分のなりたい理想像を持つことってめちゃくちゃ大事だよな〜と最近感じるようになった。最近の若い人は、結構ちゃんとその辺考えている傾向にある気がする。一時期の「量産型女子大生」みたいな、流行りに乗るだけという子は少なく、自分に合うファッションや好きなファッションが分かってて、外見に気を遣ってるおしゃれな子が多いな〜と思うし、見た目以外の部分でも自分の強み分かってたり、これが好きだからこうなりたい、みたいな意志を持ってる感じがして、なんて偉いんだろうと感心するし、今の自分も若い時の自分も、常に楽して生きることしか考えてないという事実に少し落ち込む…。
私がやりたくない仕事して無趣味で安い給料で生きてるのは自業自得だから仕方ないけど、こどもにはそういう人生歩んでほしくはないかも…と思いつつ、親の存在ってきっとデカいので、どうしたら上手く反面教師になれるか考えなくては…。
働かずに暮らしたい、もしくは責任感ゼロの仕事で何の不安もなく生きていきたい。
理想は週4日くらいお墓の草むしりをして、月50万もらいたいです。(非現実的)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?