見出し画像

メルボルン旅行記 2024④

後半に入りましたが続きます。最初の記事はこちら。

1つ前の記事はこちら


Day 6

朝、Yさんとイッヌの散歩に付き合わせてもらうことに。娘は前日帰りが遅くなったため眠そうだったので、私とYさんとイッヌで。車で近くの大きめの公園まで行くと、ノーリードOKのその公園に放たれたイッヌは走りまくってた。あまりに走り回るので、逆にリード有りのお散歩じゃこの子には全然足りないんだろうな…と思った。日本に住んでたらどうするんだろう?イッヌのストレスがヤバそう。もしくは家壊れそう。この公園も、娘の好きそ〜な遊具が色々あったので、絶対一度は連れて来なくては、と思った。
ビーチも見えてとてもいい感じの公園でした。

その後朝ご飯を食べ、お昼前には家を出てPhilip Islandへ。動物好きな娘にここは外せないだろうと思い、メルボルン行きを決めた時から絶対行こうと思ってたので、事前に3パークチケットという島内3箇所の観光スポットを巡れるチケットを購入済。
お昼過ぎに島に着き、最初はChurchill Islandへ。
ここは私も初めて行ったところで、ビクトリア州で最初の牧場なんだけど、ずっとプライベートの牧場として運営していて、ここ数十年で一般公開されるようになったとかなんとか(確かそう…間違ってたらすみません)。
海が見渡せて敷地広くて色んな動物がいて、子ども連れに持って来いな感じの場所。

羊と海
馬(と海)
庭?
ファームハウス

ここでは動物に触る(掴む?)のはNGだけど、鶏や孔雀がその辺歩いているのでなんか楽しい。時間によって羊の毛刈りなどのアクティビティもあったみたいだけど、一日の間に3パークを回らなければいけないのでアクティビティには参加せず、Yさんが作ってきてくれたサンドイッチを外で食べて、コアラ保護センターへ。
記憶には全くなかったけど、母親曰く多分昔行ったことあるはず、とのこと。
野生のカンガルーはたくさん見てきたが、野生のコアラを見た記憶は一切無いので私もちょっとワクワク。森の中の保護区に人間用の歩道があり、そこを歩きながら木の上のコアラを探し、見つけられたらラッキー!みたいな感じ。但しコアラがいるところには漏れなく他の観光客が密集しているので、コアラを見つけるというよりも人が集まっているところに行って、観光客の間からコアラの写真と動画を撮りまくる…というのが実態だった。ちょうど私達が到着した直後に観光バスが3台くらい来たからちょっと「うわ…」と思ったけど、敷地が広いからか、人が多すぎてコアラ見えない!とか歩けない!みたいな状況は一切なかった。
あと、コアラって木にしがみついてるイメージだったけど、実際は枝と幹の狭間に座ってるだけで可愛かった。

人間に用意された木の棒に座って寝るコアラ
木の枝の間に座るコアラ

起きてケツ掻いてるコアラやユーカリ食べてるコアラもいて、思ってたよりコアラ可愛かったし、ただ展示されているのではなくて「自分で歩いて自分でコアラを探す」というアクティビティ感もあり、娘も楽しそうだった。大人も楽しい。

その後少し時間があったので、野生のアザラシが見られるかも?と言われるNobbiesへ行ってみた。海沿いなのに風もなく穏やかで、アザラシは残念ながら見えなかったけど、野生のワラビーやギースには出会えた。(というかギースは島中にめっちゃいた。雁?)

夕方になってきたので、メインイベントのペンギンパレードへ。行ってみたら当日券は売り切れていた。そんなに人気あるとは思ってなかったのでびっくり。
ペンギンパレードというのは、日中海に狩りに出ていた野生のフェアリーペンギンたちが、日暮れとともに陸の巣穴に戻って行く様子を眺めるというもの。ヨチヨチと団体で歩く様子が正にパレード。ペンギンは野生なのでその日何匹がその浜に帰ってくるのか?というのは完全に運なんだけど、運が良ければ1000匹くらい見られるっぽい。運が悪ければ数十匹とか…。

少し早めにフィッシュ&チップスを夕飯として食べて、観覧席へ。と言っても追加料金を払わないとよく見えるところには行けず、海辺の冷たいコンクリに座った。もっと早く来てる人たちは砂浜に座ってた。
日没後の暗い中写真を撮って、間違ってフラッシュを焚いてしまうとペンギンの目を傷付ける可能性があるということで撮影は全面禁止となっており、施設の人が何回も注意を繰り返していたが、中国人観光客は写真を撮りまくり、スタッフさんが「No photo!!!!」とブチギレる声が最初から最後までずっと絶えなかった。あれだけ言われても撮り続けるの逆に凄い。何故そこまでして撮りたいのか…。施設が無料でダウンロードできる公式の写真を提供してくれてるのに…。
私は常識的な日本人なのでペンギンの写真は撮ってないけど、小さいペンギンたちがポテポテと浜を歩いて家に帰っていくのはやはり可愛かった。

日が暮れるまではペンギン出てこないので撮影OK

この日は残念ながらペンギンは少なめだった気がするけど、冬なので日暮れが早く、早めに帰れたのはよかった。サマータイムだと日没21時くらい?プレミア席の人たちはもっと見られたのかな…。もっとお金出してペンギン少なかったらちょっと悲しいな。その後お土産を購入して帰宅。

Day 7

この日は娘もちゃんと起きて、一緒にイッヌの散歩へ。6日目と同じく、車で近くの公園へ。娘はやはりここの遊具も大変気に入ってひとりで遊び続けていた。公園最強。
その後、そのまま車でBrighton Beachへ。20年くらい前によく遊びに行ったので、個人的にとても懐かしく感じるBrighton Beachに今回は娘と行けるなんて不思議で感無量だな〜と思っていたが、着いてみたら完全に観光地化しており、冬なのに写真を撮りに来た人だらけ。いやまあ私もそのうちの一人なんだけど、14年前に来た時は誰もいなかったのに!

14年前に訪れた時のBrighton Beach
人がゴミのようだ…と言いたくなる
今回のBrighton Beach(失礼)

他の人が写らないように娘の写真を撮ろうと頑張ったけど、どう頑張っても写るので諦めて近くの別のビーチへ移動。やはりBrightonはこのカラフルで写真映えするビーチハウスが人気みたいで、お隣のビーチには誰もいなかった。写真映えする景色の集客力すごい…。

名前すら忘れたお隣の無人ビーチ

ビーチを堪能したんだかしてないんだが分からないけど、その後イッヌを一度おうちへ帰らせてから、私がどうしても行きたかったアウトレットへ。ここまでロクに買い物できていなかったので、なけなしの金を全て使うつもりで臨んだ。
ここも1日目のショッピングセンター同様、ブランド店やスポーツ用品店のアウトレットが多めで、私にとってのちょうどいい感じのお店はあまり無くちょっと途中心折れかけたけど、娘が可愛くてオーストラリア感漂うブラウスを見つけてくれたので即購入した。あと、子供服のお店は可愛くて激安だったのでお土産にいくつか購入。まだお会いする予定すらないつるっぺさんの赤ちゃんにあげたいと思っている。(激安でごめんなさい)

雑に売られるポケモンと仲間たち

夜は娘が選んでくれたブラウスを早速着て、メルボルン在住日本人女子2人とご飯に行き、火鍋をいただいた。14年前は一緒にシティでキャアキャア遊んでたのに、みんなすっかり大人になっていた…当たり前か。異国で生きる女子たちかっこいい。そしてオーストラリアに長年住んでるのに2人ともすごいスタイル良かったの謎。何食べてどんな生活してるんだろう。2人とも元々細いけど、私も痩せたい。

この時帰り道で一瞬土砂降りになったんだけど、結局メルボルン滞在中この時が唯一の雨だった気がする。天気運メチャ強かった。

次で終わりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?