メルボルン旅行記 2024②
①の続き。メルボルン滞在2日目から始まります。
Day 2
「子連れならメルボルンズーは行った方が良い!!」と聞いていたので、この日はズーに行くことに決めていた。私も中学生の時に学校の遠足で行ったことあるはずなんだけど、陸ガメがいた事以外ほぼ記憶がなかったので、「動物園なんてどこの国でも大体一緒では?」と思いつつ、それでもやはりどこの国の動物園でも、子どものテンションが上がるのは間違いない。
雨降ったらやだな〜と思ってたけどこの日も快晴、春の陽気。正に動物園日和。
娘はこの日初めて海外で電車に乗車。メルボルンはいつからか公共交通機関の利用にmykiという電子マネーカード的なものが必須になっていたので、自分と娘のmykiをそれぞれ購入。PASMOとかと同じようなプリペイド型みたい。旅行者にとっては、切符の方が無駄なお金をチャージしなくて済むから有難いような気がしてしまうが…両立は出来ないんかな…?
メルボルンといえば!で多分有名なFlinders Streetの駅で乗り換え、高校時代の友人の家へ。奥さんと息子くんと初めましてをして雑談し、ズーまで送ってもらった。ズーで別の友達家族と合流。
メルボルンズーは大人の入場料が$53(約5300円)と、日本の動物園と比べるとバカ高なんだけど、週末及びスクールホリデー期間はこども無料らしく、そこは太っ腹。
天気も良く週末ということもあってかズーは盛況。とはいえ園自体が広いのでそんなに気になるほどの混み具合ではなかったかな。閉鎖空間での展示は密集してたけど、お昼ご飯はスムーズに買えたし、席も楽に確保できたのでよかった。
知人からは、「メルボルンズーは日本の動物園と違って、動物を展示してるというより動物たちが生活してる感じだから、全然姿を見せないことの方が多い」と脅されていたけど、ほとんどの動物を見られたと思うのでそれはラッキーだった。カンガルーたちだけはみんなリラックスモードで、ホップしてるところが見られなかった(というか娘に見せられなかった)のが個人的には残念だったけど、他の動物たちで娘は十二分に満足したと思う。なお、娘が一番気に入ってたのはバタフライハウス。栃木のどっかの公園にも似たようなのあった気するけど…。
お昼のサンドイッチを買う時に、娘が「一人で1個食べられる!」と言うので私の分と別々に買ったらサイズがオーストラリアンで、娘は半分でギブアップしてしまった。私も娘も結構食べる方だけど、そうだよな〜ここメルボルンだもんな〜サンドイッチデカいよな〜と、自分の考えの浅さを反省。二人で1個でよかった。
夕方まで回ってたけど、途中こどもたちが遊具に夢中になる時間もあり(大人にとっては貴重な休憩)、全部は回りきれなかった。ただ、こどもたちが事前に「これは見たい!」と言っていた動物は全部回れたし、実際ほとんどの動物が姿を見せてくれたので、半日でも充分満喫できたと思う。
その後cityに移動してみんなで夕飯。子どもたちが動物園でかなり仲良くなっていたので、子どもは子どもで盛り上がり、大人は大人だけで話しまくれたのがとてもよかった。
「メルボルン住みたいな〜」って言ったら、「もう35歳でしょ?無理だよ」とめっちゃ理詰めで諭された。そうだよね、高校の時の友達と居たから当時並に人生に選択肢があるように錯覚したけど、現実は35歳で何のスキルもなくシングルマザーで貯金も全然無いからメルボルンに住むとか無理なんだわ…。
当時より留学費用もクソ高くなってるし、会社がビザスポンサーする条件もかなりハードル高いらしいしビジネスビザは会社がかなり金払わないといけないらしい。移民もういっぱいいるもんね〜現実厳しい!辛い!
Day 3
少しおしゃれな商店街を案内してもらうため、朝から電車でメルボルンセントラルへ。20年くらい前はよく遊びに行ったメルセンももう全く面影がなく、ずっと「ここはどこ?私は誰?」状態。メルセン付近からトラムでFitzroyの方へ。トラム乗車も娘にとっては新鮮で楽しそうだった。
Fitzroyは私にとっても初のエリア。おしゃれな古着屋さんや可愛い雑貨屋さんがたくさんあって楽しい!好き!なんでも欲しくなってしまって困った。
お昼はVeganのカフェでランチ。20年前からベジタリアンとかハラルの知り合いはいたけど、私の周りにはVeganの人っていなかったから新鮮だった。流行ってる、という言い方はおかしいかもしれないけど、私が日本に帰ってから増えたのかな?というイメージ。私はお肉大好き人間なので「Veganか…まあ今日一日付き合ってもらってるし、一回くらい食べてみてもいっか」くらいの感じだったんだけど、思ってたよりちゃんと美味しくてびっくり!この美味しさで身体に良いならすごいな!?って思った。行ったお店がよかったのかもしれないけど、私の中で「Vegan全然いける!」というポジティブな感情が生まれた貴重な瞬間。値段も確かそんなに高くなかったはず。ただ、娘はあんまりお気に召さなかった模様。というか、娘は基本メルボルンでの外食全部微妙だったらしく、おうちで作ってもらったお食事の方が良く食べた。
その後は娘が買い物に飽きだしたので「そろそろ帰るか…」となり、トラムストップに向かっていたら公園が現れた。娘がフラフラと公園に引っ張られてしまい、そのまま少し遊ばせることに。小さい公園だったけど遊具が割と充実しててメチャクチャ楽しそうに遊んでた。メルボルンの公園は遊具周りが必ずウッドチップになってて子どもに優しい。ベンチも多いしきれいだし、公園は圧倒的に日本よりメルボルンの方が質が良いと思った。これ以降娘は公園にハマり、時間があると近くの公園で遊ぶ、という1週間を過ごした。とても安上がり。小さい子連れてメルボルン行くならとりあえず公園に連れて行けばどうにかなる。天気が良く、暖かい日が続いたのは有難かった。
娘もたくさん遊べて満足したので、またトラムと電車で帰路へ。帰ってから、またおうちの近くの公園で暗くなるまで少し遊び、夕飯はおうちでサーモンステーキを食べました!!メッチャ美味しかった!
続きます。
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