注文住宅じゃなくても夢は叶えられる
みなさん、注文住宅についてどんなイメージをされてますか?
CM等で目にしたことのある某大手ハウスメーカーのお家のように、
「大きい」「広い」「オシャレ」「自分好みにカスタマイズできる」
といったイメージが思い浮かぶのではないでしょうか?
素敵ですよね♪ 住みたいですよね♪
しかし、金額が高く中々手が届きにくいイメージがあると思います。
そこで、僕がおすすめするのは、
「新築一戸建て分譲住宅(建て売り)」です。
聞きなれない方もいらっしゃると思います。
新築一戸建て分譲住宅 通称「建て売り住宅」とは、
簡単に言うと、自社のお家を建てて売る。ことです。
◎間取りや外観デザインが最初から決まっている住宅のことです。
よく街を歩いていると、
『現地販売会やってます!』の看板や、
矢印が書かれた看板を見かけたことがあると思います。
まさしく、それが「建て売り」住宅です。
建て売り住宅のイメージ
それでは、建て売りのワードを聞いたことのある方に、
建て売り住宅のイメージは?と聞くと、
「作りが弱そう」「オシャレではない」
「狭い」「どれも同じような家」など、
あまり良いイメージをお持ちではない様です。
しかし、本当にそうでしょうか...?
答えは、「NO」です。
確かに建て売り住宅は、
間取りも外観デザインも最初から決まってしまっております。
しかし、
俗に言う「ビルダー」の会社によって、コンセプト(方針)が多種多様で、
「質より量」の供給数重視の会社や
「量より質」といった間取りやデザイン、仕様重視の会社など
様々な考え方があります。
「質より量」⇔量より質
一般的に、質より量の会社のお家は比較的安価で、
量より質の会社のお家は100万円・200万円ほど高くなっております。
なぜ、量より質のお家のほうが高くなるのか、、、
簡単に言いますと、0からお家を建てているからです。
質より量の量産型のお家は、間取りを転用しているケースが多いです。
そうすることにより、間取りを0から考えるという作業と時間をなくすことができます。時間をかけなくてよい分、人員にかけるお金も払わなくて済むということです。
そして何より、お客さんのお財布の中身を何より大切にしています。
そこまでお家に対してこだわりはないよ。何より月々の返済を軽くしたいよ。というお客様向けに建てられているため、キッチンや床材、外観の素材など比較的安価なもので作ることにより、コストを削減し、お求めやすい価格で提供できております。
質より量⇔「量より質」
一方、「量より質」のお家には、0から間取りを入れます。
ゼロからというのは、簡単に言うと、その土地に合った最適な家作りをしています。
この世に一つとして「同じ土地」はございません。
方位・道路・隣地状況・高低差・周辺環境はその土地によって変わります。
例えば、隣地に大きなお庭があったとします。
お庭がある→建物が立っていない→太陽を遮るものがない→
そちらに窓をつけよう!となります。
このように、質を追求する会社は、現地調査からすべてが始まるといっても
過言ではないくらい現地調査を大切にしています。
正直同じ間取りを入れるのであれば隣地の状況など気にせずプランを入れれば済みますが、質を求める会社はこういった地道な努力があります。
こういった0から家作りをする会社は、その分時間も人員も必要なためコストがかかります。
しかし、相場より100万円高くても、注文住宅並みの金額ではないので
比較的お求めやすい金額設定になっていると思います。
僕が見てきた限り、各ビルダーの「質」は年々高くなっていると思います。
また、ビルダーによってはエリアの特徴をしっかりと
調査し、顧客ニーズに合った家作りを行っております。
狭くても使いやすい間取り、家事動線、広く見せるための工夫や
オシャレな外観デザイン。などなど。
注文住宅にも負けないくらいの質になっております。
建て売り住宅=安普請(上等ではない)なお家。
では なくなりました!
纏めますと、
・質より量のお家:間取り・外観に特徴はないが、お求めやすい金額設定
・量より質のお家:相場より金額は高くなるが、その土地に合ったお家作り
どちらが悪い。ということは決してございません。
お客様も十人十色。様々な考え方があります。
一生に一度のお買い物。後悔しないお家選びをしてください!