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甘い

 勉強をする時にはついついお菓子を食べる。逆に言うと、食べないと勉強がはかどらない気がする。僕は物事を後回しにする悪い癖があるから、いつも勉強するのは夜。成長期なのに夜遅くまで起きることになるし、そんなに食べていたら太ってしまう。

 お菓子はおいしく作られている。甘かったり、しょっぱかったり、食べていてニコニコするものばかりだ。そんなお菓子を食べている楽しい時間はすぐに終わるから、一袋食べた後に虚無感に襲われることがある。僕はなぜお菓子を食べてしまったのか。我慢できなかったのか。うん、どうせ食べるならもっといっぱい食べたかった。

 この世に綺麗にお金を多く稼ぐ方法はないのかもしれない。対策を練って必死に記事を書いているアフェリエイターたち(もちろんnoteユーザーのことを言っているわけではない)、桁違いな放送関係者、当てたら勝ちの石油王。でもよく考えると、例えば医者は責任が重大なぶん給料が高めに設定されているけど、父は税金で多くが持っていかれると以前嘆いていた。

 将来の夢、職業は未定だが、少なくとも商売は苦手だからしたくない。僕は演技がヘタだ、つまり嘘をつけない人だからだ。

 ネガティブ思考もあるから、商品を宣伝するにも悪い点にしか目にいかず、もしお店でバイトしてもきっと顔がひきつってしまうだろう。相手の顔を伺って、客を都合よく、気持ちよくさせる仕事。これがサービス業か、ふむふむ。

 個人的に、勉強のお供にはチョコがベストだと思うのだが、食べるときに日本でカカオが生産できる時代は来るのかどうか、気になることがある。地球温暖化だ。

 父もまた「地球温暖化は必ずしも悪いことではない」という。なぜかと聞くと、曰く南極の氷が解けて、飛行機で日本―ヨーロッパ線を北極海ルートで飛ぶことができるから、らしい。なるほどなあと思った。

 物事には良い面と悪い面がある。だから、どちらか一方を強調するのは情報操作と言われても仕方がない。我が家では地方新聞(道民なので北海道新聞)をとっているが、何か特定の意見を言いたそうな、ほのめかしているような印象を受けることがある。不祥事があったらその企業や政府を批判する。本当は裏で一生懸命やっていたかもしれないけど、やらかしたら「そんなの関係ねぇ!」と蹴り飛ばされる。

 自分のコンディションも影響するだろう。テストの成績が悪い時にヘラヘラなんてできないし、点数が高い人を恨むことすら正直ある。自分の不満を何か都合の良いもの(人)にぶつける。そういう人が最近多い気がする。