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笑い

 人の笑いをとることができないのが、長年のコンプレックスだ。なぜ普段から「面白い人」がいるのだろうか。そばにいるといつも面白い人がいるならば、それは自分のようないつも面白くない人がいても不思議ではない。

 僕の部活は放送局だった。番組をつくるのだから当然ユーモアがあると良いのだが、センスのない人が無理やり創造するとひどいことになる。狙って入れたけど世代間ギャップで審査員に届かなかったり、他の面白い高校の作品の後で、とてもシュール過ぎて寒気がしたり……。見ているほうが辛い、という意見をしばしば聞くが、作った側も相当落ち込んでいます。カメラ外だから見えていないというだけで。

 悲観に暮れるよりわくわくした気分を持続させたいのが人だ。常に笑っていたい。楽しい楽しい!

 笑いも磨きをかければ上手くいくのかな。人前で見せるものはある程度きれいにしておくと良さそうだが。