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2019年、お疲れさまでした!

 こんにちは。note を初めてちょうど 4 か月目にもなりまして、また今年もたくさんの出来事を経験できました。今年の最終日にふさわしく、この1 年間をふり返り、来年度の計画につなげていきたいと思います。

 反省って難しいですよね。失敗をした事実に、対策という約束をしなければならないのですから。空想が現実に降りてくることもそうそうありませんし、反省の問題は、どの道でいけば理想的な未来を入手できるか、ということです。これができない場合は多くあるため、仏の顔まで気にしてしまうのだと思います。

 うん、堅苦しいのはこれくらいにして、2019 年の自分を代表してだらだらと思い出を書き残そうと思います。


 まずは今年の 1 月。センター試験で例のキャラクターが話題になりましたね。僕は某塾で同日受験をしていましたが、リスニングの問題冊子を開いた瞬間あちこちから笑いが漏れていました。

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 家に帰って Twitter を眺めると、受験生と思われし人の感想、BB 素材、MMD でにんじんを踊らせたものなどがいっぱいありました。あれを出したのはたぶん緊張をほぐすためだとは思いますけれども、かえってその絵を引きずってしまう気もしました。イラストは大事。ちなみに正解は②です(野菜で、羽が生えているもの)。


 そうそう、今年の半ばまで部活をしておりました。放送局という、マイナーでニッチなジャンルですが、その活動内容といったらもうブラック企業ですね。当時の日記から、心境をふり返ってみます。

……ドキュメントは、毎回大変なのである。なぜなら、世は正に、大ドラマ時代であるからだ。
 ようこそドラマ至上主義の局室へ、とも言えるであろう。だって、面白いじゃん。高校生の考える最強の創作品は、これに決まっている。局員が少ないからと、大方ドラマ撮影に引っ張られていく。局員は7人だから、カメラ、マイク2(ブーム持ち、レコーダー持ち)、カチンコ、記録、バミリ、照明で全員なのだ。ここは二手に分かれて…!なんて、とてもできない。それぞれに助手がいたっていいくらいだ。
 局室で、「今日は(ドラマ)撮影ある?」と聞くと、ディレクターが「うん。(時間は)未知数」と言ってくるのが通例だ。そういうときは、いつも、役者さんのタイムリミット(バス/JRの時間)が来るまでしている。クランクアップは今日だ今日だといいながら、後日撮影することになったと言ってくる。ドキュメント出来ないじゃないか!と怒りそうになるが、どうせ言い訳だ、時間の合間で頑張ってと言われるだけなので、出来るだけ感情を殺して対応している。え、編集は?もちろん、家に帰ってするのだ。パソコンは、お持ち帰り。( 2019.05.15 )

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ブーム、カチンコ、バミリ……それぞれ、マイクの伸ばし棒、「よーいアクション」でカチンと鳴らす道具、舞台に張り付ける目印。
クランクアップ……仕事でいう「あがり」。ドラマなどの撮影がすべて終了すること。

 ドキュメントやドラマというのはテレビで放映しているあれです。あれを我ら高校生が一から制作して大会に出品する過程のお話です。

 本文からお察しの通り、一つの映像作品には、何人もの貢献者がいます。監督が一人で作ったとか、しばしばそのような話を聞きますがあれは少し変な話です。「天気の子」が話題となりましたが、映画のスタッフクレジットを注視したことはありますか?細かい字ではありますが、みんな必死に頑張った点では平等です。

 ですから、人 ( 部員 ) が少なければ一人あたりの負荷がずしんずしんと重くなります。我が校ではテレビドラマとテレビドキュメントを同時に作っていましたので、そんな二手に分かれ同時並行で作業するなどできなかったのです。

 学校での時間が確保できないのでパソコンを持ち帰り編集していましたが、正直ほぼできませんでした。疲れて寝てしまうときが多かったです。

 部活で時間的な問題によりできなさそうなのに、無理やり押し込んでいる。何のことかは分からないと思いますが、そういうことなのです。

……部活第一で学校に来ているわけじゃないんです。全国(大会)目指すとは言っているものの、個人の用事もあるのだし、ただでさえ人数が少ない(前々年比50%減)のに同じことを要求してくるのはどうなのかな、と思います。
確かに練習は大事です。機材(の扱い)にはだいぶ慣れたとはいえ、未熟な箇所もたくさんあります。でも、もう少しだけ、負担を減らすことはできないのか?
去年の夏休みは、ほぼ毎日、学校に行きました。気づいたら、夏休みは、終わっていました。
「いつから夏休みなんですか?」そう聞いてみたかったです。
それくらい辛い多忙な毎日を過ごしてきました。
これだけ主張しているのだから、きっと部活も真面目にやっていたに違いない。いや、そんなことはありません(笑)
ほと~んどの時間、スマホをいじってやり過ごしてきました。薄っぺらい時間でしたね。(部活中に)宿題をしていた同級生は偉かったと思います。
話はそれましたが、一言で言うと、「負担を減らせ」。相手の気持ちになってほしいものです。 ( 2018.07.26、当時高校 2 年生 )

 ブラックさがにじみ出てくる一節。日記を書くといいことありますね。

 体が壊れたのか、このころの模試では時間が余ったら問題用紙にポエムとか書いてありました。いろいろと恥ずかしいので、掲載は控えますが。そういえばゴールデンウイーク長かったですね。


 次の記憶は 7 月まで飛びます。前にお話ししたでしょうか、2019 年 7  月 18 日のことを。

 僕は教室で一人お昼ご飯を食べていました。席は後ろのほうで、お行儀が悪いですが食事中にスマホをいじっていたと思います。ドコモの速報ニュースが通知されました。僕は背筋が凍りました。有名なアニメーション制作会社から出火したと。

 (多分民間人の第一報)

 NHK は早かったですね。ちょうど取材があったとかなんとかで、一部から誹謗中傷を受けていました。

 僕が調べた情報によりますと、同日 11 : 30 のニュースで各放送局がこのことを話題にし始めました。

 まず先程入ってきたニュース速報をお伝えします。京都市伏見区のアニメ制作会社のスタジオで火事がありました。

 消防によりますと、午前10時35分、『京都市伏見区因幡のアニメ制作会社「京都アニメーション 第一スタジオ」で1階で爆発音がして、建物全体が燃えている』と通報がありました。この火事で、7人から8人の重傷者がいるとのことです。警察によりますと、現場に男が侵入して、ガソリンのようなものを撒いて火をつけたということで、男は身柄を確保されているということです。( TBS NEWS 速報 京都市 アニメ制作スタジオで出火 )
 京都府宇治市に本社があるアニメーション制作会社、京都アニメーションの京都市伏見区にあるスタジオで火事があり、消防によりますと、けが人が複数出ているということで、このうち7人から8人ほどが大けがをしているという情報があるということです。京都府警察本部によりますと、現場で男がガソリンのような液体をまいたということで、男の身柄を確保するとともに、現在、男から放火の疑いで事情を聴いているということです。

( 中略 )

 火災があったスタジオ近くの住宅展示場で働いている男性従業員は、❝10時半ごろに事務所の中にいたらドーンと突然爆発音がした。外に出たら、建物の2階と3階を中心に火が出ていて、避難している人もいました。煙が上がっていたので、すぐに消防に連絡した❞と話していました。( NHK , 11:30 の臨時ニュース )

 この夜、僕はなんだか悔しくなって、ひたすらネットで事件に関する情報を集めました。といってもこれがほとんどです。またどこかで結果をお話ししたいと思っています。


 最後のビックイベントは、9 月。note をはじめました。処女作はこんな感じに痛々しかったです。

  6 日目だったか、note を公表したとたんにアクションを起こしてくれた方がいました。当時、とっても嬉しかったです。その方はとても文章を書くのが上手で、しかも毎日その質を上げ続けていて、いつでも尊敬しております。僕の毎日投稿モチベーションもおかげさまで好調です。

 お絵かきというか、模写もこつこつやっていました。クオリティは最悪でしたけどね。結局、受験を理由にやめました。僕にはフリースタイルが似合っているみたいです。


 最後に、来年にしたいことは、もっと自分を出すこと。僕は話すことも聞くことも苦手なので、常に殻に閉じこもっていました。意外にも自分と同じことを考えている人がいることが判明しかけているので、これからはだんだんと真の自分を自らも確認して、僕として表現しようと思います。


 長くなってしまいました。これで失礼したいと思います。これから恒例の紅白を見て、ゆく年くる年を見て年越ししたいと思います。みなさん、来年もお元気でいてくださいね。今年 1 年間、お疲れさまでした!2020 年もよろしくお願いします!!