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中身がないものでも面白い

インターネットには「考察班」と呼ばれる人たちがいる。任意の映像・音声・ゲーム作品の世界観・時代背景を読み取り、その作品の中身をより深く知る人らを指す。考察班は、それ以外の人を驚かせる。考察は思いもしないような設定の発掘や、作品で明らかにされなかった事柄の仮説立てをするわけだが、その考察の発表はどれも聞いていて面白いのだ。

中身があるほど没入感が深まる、としよう。中身とは、練り込まれたキャラクター・背景の設定の多さである。さて、中身がなければ作品にのめり込めなくてつまらないと思うだろうか。ぼくは、すべて面白いと思う。

楽しみ方の問題だ。中身がなくたって、それに面白さはあるはずだ。