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人生で一番本気で勉強してやる

 さあ、戦の準備を始める。受験は団体戦かもしれないが、今のぼくは視野が狭い。一匹狼の如く暴れまくり、博打をかけることにした。賭けは運試しくらいに思っていいだろう。だめだったらだめで、また反省すればよいのだ。もう方針は定まったからつべこべ言わず、勉強する。

 ぼくは三日坊主、飽き性だ。したがって、センター試験も勉強しよう勉強しようと思っていたらもう一週間後だった。国公立大学の二次試験まで残り一ヶ月を切ったところで、ぼくの船の舵も切ることにした。

 まずは勉強継続のためにできることをする。note に毎日、勉強した内容の報告を行う。この発想は以下の記事から得た。「コーチング」を自問自答した結果こうなった。まあ、数秒考えれば誰でも浮かぶ発想だが、それを実行できる人は少ないということも理解した。

 サボっているくらいにぼくのやる気がないならそこまでだ。解答欄一個ずれたら負けだと思って、必死こいて泣きながら怒りながら机に向かうのが、希望の光へ歩くための唯一の手段だ。

 ぼくは北大に行く。ぼくは北大に行く。行ってソフトウェア関係のエキスパートになってやりがいのある人生を送りたい。その関門がぼくには高すぎて、逆に濁流で押し流されそうになっている。

 こんなに無理ができるのも、学校の先生、塾のチューター、そして親のおかげだ。こんなに無理をしてでも行きたいと言えば、全員否定しなかった。ただ、半年前に「お前には無理だ」と北大卒の先生からは言われたことがある。それが現実でなくて夢であったことを証明してやりたい。これは本当にそのままの意味で言っていたわけではなくて、学習意欲を引き上げるために放った言葉と解釈することにした。

 センターは勉強していないぶんボロボロだった。具体的な数値は言うまでもない。この点数で、自分の学びたい分野で、後期試験が楽勝な大学はわずか1校だった。幸いにして北海道内にあったから、これが不幸中の幸いというものか。

 この文章が現実逃避と思われないよう、明日やるべきことを書いておく。もし実行しなかったらボコボコに殴ってください。

 まずは、後期試験を受ける大学の願書取り寄せ。学校にあったらそれを窃盗して、なかったらテレメールで請求。17:00 までの申し込みで 平日 3~5日で届くから、締切の2月5日必着までにはなんとか間に合う。

 そして、帰り道、書店で赤本の購入。過去問を解いて、不明瞭な分野があればそこから始めるため。あとは問題の傾向・分析。自分の勉強計画プランを立てる。

 帰ってきたらパソコンを開いて、塾の物理講座の受講。できれば3コマほどとる。同時並行で、漆原晃先生の参考書を読む。読み流す形式だから、概要を理解したい受験生にとっては格好の本だと思う。

  まずは基礎レベル。焦ってもここだけは譲れない。そういえば、塾の先生は「重要問題集」というものが北大二次に大いに役立つと言っていたな。これは2月に入ったころで入手しようか。

 だいたい、2月の頭は私立大学の受験が待っている。残り一ヶ月とはいえあっという間にくるだろう。すごくうずうずしてきた。話足りない部分はたくさんあるけど、それはいつかの合格体験記のネタにしてやろう。

 相当頭がおかしい気がするけど、こういうことができるのは学生の内だと割り切って行動する。後悔だけは絶対にしないようにする。