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【東京都心で快適な生活を楽しむために、狭い部屋を上手に活用しましょう】
東京都心の住居の賃貸需要は旺盛なので、毎月確実に収入が見込めます。将来収入が減ったり無くなったりすることはまずありませんから、よほどの事情が無い限り、いったん所有した東京都心の不動産は、売却してはいけません。将来値下がりすることもまずありませんから、都心の住居は投資効率がとても良い、優良な投資物件だといえるのです。
25㎡~30㎡のマンションを購入したら、住居としてそれを使うのは当然ですが、東京都心の小さな部屋は、他にも様々な使い方ができます。一人か二人なら快適な住居として使えますが、家族が多くなったらセカンドルームとして使えます。主たる住居の近くにあれば、子供の勉強部屋として使うことも、人を招くときのパーティルームとして使うことも可能です。会議室としても利用できるので、空いている時間帯に部屋を貸せば賃料を支払ってもらえます。室内を美しい内装で仕上げ、趣味の良い装飾や備品を整えれば、撮影スタジオとして高額で時間貸しができるかも。民泊は管理規約で禁止されていても、禁止事項に該当しない賃貸方法は工夫すれば結構有るものです。セカンドルームとしての自己使用との兼用なので、他人に貸すのは自分が使わない時間帯だけですが、誰も使わない無駄な時間に収入を生みだせる訳は、それが東京都心という、好立地にある空間だからです。
二拠点居住という生活形態を選ぶ人が、大都市圏では少しずつ増えています。ウイークデーは東京都心の小さな住居で暮らし、週末はだけ近郊の広い住居で暮らします。家族全員で週末ごとに二拠点を行き来するのが基本ですが、週末の家が夫婦どちらかの実家であってもいいのです。毎週やってくる息子又は娘家族のためのスペースを、住まいを二世帯住居に改造して、喜んで用意してくれる両親は少なくないと思います。そこに住民登録して子供の幼稚園と小学校は、実家から通うのが合理的かもしれません。大家族でも核家族でもない新しい家族の在り方が、女性の社会進出を助けてくれて、子供を伸び伸びと育ててくれて、嫁姑関係を良好にしてくれて、東京にいるときに時々は、夫婦でアフターファイブを楽しめるかもしれません。地方都市の過疎化にも歯止めがかかるかもしれません。
東京都心の小さな部屋は住居以外の使い方をした方が、もっと有効活用できることが多いです。管理規約で部屋の使用を住居だけに限定しているマンションが多いですが、高度商業地に所在する旧耐震のマンションでは、部屋を事務所や店舗として使用している建物が多いです。表参道ヒルズに縦替わる前の同潤会のアパートは大半の部屋が物販店舗として使われておりました。銀座1丁目の奥野ビルは、建築当初は「銀座アパートメント」という賃貸マンションでした。住居と事務所が混在しているケースはとても多く、店舗まで混在しているケースも少なくありません。建築当初はどうだったのかは分かりませんが、建物の周辺地域が住居地域から、徐々に住商混在地域に変化(移行)して、やがて商業地域や高度商業地域へと変わって(転換)していく過程において、建物が建て替わり、使い方が変わっていくのは必然的な帰結です。居住専用にこだわり続けるよりも、管理規約の見直しや、新しい使い方に適合するように建物の改造をする方が良いのではないでしょうか。
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