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死にたかったんじゃない。死んでみたかったんだ。

一昨日亡くなった妹の夢を見た。
たまにあるのだが妙にリアルな夢だった。夢の内容を話そう。

私は実家の2段ベッドの下段に眠っている。この部屋は6年前まで私と妹の部屋。ベッドは上が妹。下が私。私が上になると寝相の悪さからベッドから落ちたりする。だから下段だった。

そこで熟睡している私は、何やら頭をすごい勢いで突かれる。妹が両手で高速で突いてくる。
「わかった。わかった。痛いから止めてよ。」
と言って起きる。

そこに居た妹はかまってほしそうだった。

「構ってほしいんだね。」
と言って私は妹をギュッと抱きしめる。

そんな夢だった。私はことあるごとに妹が夢に出てきて最後は抱きしめている。今日の夢は目覚めが嘘のような現実で起こったような感覚だった。

親戚にとても霊感のある叔母がいる。その人は夢で亡くなった人のメッセージを受けとる。

妹の夢もしょっちゅう見るようだ。

妹はもっと霊感がありそれを生業にしている人に以前霊視してもらったことがあるのだが、その人曰く
「妹は死にたかったんじゃない。死んでみたかったんだ。」
と言っていた。興味本意で危ない方に行ってしまったのだ。
それを聞いた霊感のある叔母は
「妹は死んで後悔してるんじゃない?寂しくなったんじゃない?」
と言っていた。なかなかに理解が追いつかないが、妹のことだから多分そうだと思う。
寂しくていつも頼っていた姉の私のところに来たんだ。

お姉ちゃん、頑張るよ

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