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「国際金融都市・東京」構想を改訂 ~計画策定から実践のステージへ‼~

みなさん、こんにちは!

都は、本日11月1日、「『国際金融都市・東京』構想2.0 ~サステナブル・リカバリーを実現し、世界をリードする国際金融都市へ~」(以下、「構想2.0」)を策定しました。

こちらの記事でお知らせのとおり、都は国際金融情勢の変化等に対応した取組の展開に向け、昨年11月に有識者懇談会を設置し、約1年間に亘り、「『国際金融都市・東京』構想」(2017年に策定)の改訂に取り組んできました。
今年7月には「『国際金融都市・東京』構想改訂(案)」を公表し、8月末までパブリックコメントを実施したところ、国内外から多数の貴重なご意見をいただきました。ご協力をいただきましてありがとうございました!

<改訂のポイント>
■改訂前の構想では、金融関連プレーヤーの集積を主眼に施策を展開
 ⇒「構想2.0」では国際金融情勢等を踏まえ内容を刷新し、「グリーン」「デジタル」を基軸として設定
■「TGFI(東京のグリーンファイナンスの発展に向けた戦略的取組)の推進」、「金融のデジタライゼーション」、「多様な金融プレーヤーの集積」を3つの柱として施策展開を図るとともに、「プロモーション」を従来にも増して積極的に展開
■構想の達成度を検証しつつ取組の深化を図るため、KPIを設定

「構想」改訂のポイント

<計画策定から「実践」のステージへ>
これからは「構想2.0」に基づく取組を、スピード感をもって力強く実行していくステージに入ります!

<新たに国際金融フェローを委嘱>
「構想2.0」に掲げた取組を加速度的に推進していくため、体制を充実いたします!本日、新たな構想の柱である「グリーン」と「デジタル」それぞれの分野のエキスパートである吉高 まり 氏(三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ 経営企画部 副部長 プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト)と、瀧 俊雄 氏(㈱マネーフォワード執行役員 CoPA、Fintech 研究所長)を新たに国際金融フェローとしてお迎えしました。(具体的な情報はこちらをご覧ください)

<金融の力で脱炭素化を推進>
また、都はグリーンファイナンスの発展・脱炭素社会の構築に向け、「サステナブルエネルギーファンド」を創設することとし、ファンド運営事業者を募集することを発表しました!(具体的な情報はこちらをご覧ください)

世界をリードする「国際金融都市・東京」を実現し、コロナで大きな打撃を受けた東京のサステナブル・リカバリーにつなげていくため、都は、今後、「構想2.0」に基づく様々な取り組みを果敢に展開してまいります。
今後の取組にもご期待ください!