Tokyo-London Financial Seminar 2022をアーカイブ配信で御覧いただけます!
みなさん、こんにちは。
2月15日(火)に東京都と英国シティ・オブ・ロンドンとの共催で開催したTokyo-London Financial Seminar 2022が、現在アーカイブ配信にてご覧いただけます。
どなたでもご視聴頂けますので、是非、ご覧ください。
今年度は、フィンテックの今後の展望をテーマに、両都市のフィンテック界の最前線で活躍する方々に多数ご登壇いただき、最新の動向や取組などを紹介しています。
【プログラム】
セミナーについて、この場で少しご紹介をさせて頂きます。
冒頭、主催者であるシティ・オブ・ロンドンのロードメイヤー(市長)による開会の挨拶に始まり、東京都の宮坂副知事が「金融のデジタライゼーションに向けて」をテーマに、「グリーン」と「デジタル」を主軸とする東京都の国際金融都市構想 について、基調講演を行いました。
【宮坂副知事の基調講演より】
基調講演に続き、金融庁の三浦参事官からは、金融庁という立場から技術革新の推進とユーザー保護のためのより良い金融規制等の必要性についてお話いただきました。Fintech協会の鬼頭副会長からは、これまでの取組みを踏まえ、フィンテック分野における日英の連携強化に向けた今後の提案をいただきました。
そして、日本のフィンテック界で活躍する企業3社による取組の紹介です。
ローン選びの利便性を高める個人と金融機関を円滑につなぐ事業、子供向けの金融リテラシー向上させる事業、ESG/SDGsに特化した非財務ビッグデータの提供事業について紹介いただきました。課題改善にテクノロジーを活用し、ユーザーにより良いサービスを提供するという興味深い内容でした。
続いて、英国投資協会のカミングス氏から、欧州のフィンテック分野の中心である英国での、顧客中心戦略の重要性について講演いただきました。また、GAMインベストメンツのベネット氏は、イノベーションがさらなる金融の発展に果たすであろうとの見通しなどについて詳細にお話いただきました。さらに、KPMG英国のマッキントッシュ氏は、同社のリサーチを踏まえ、2022年以降のM&A活動の再開、B to BサービスへのシフトやESGの将来性への期待等について講演いただきました。
そして、英国フィンテック企業3社による取組の紹介です。気候変動のリスク予測事業の有用性、より効率的で安全なデータ管理、サイバーセキュリティの強化とクラウドの重要性等、各企業の先進的な事業についてご説明をいただきました。
最後に小池都知事からの閉会挨拶で、セミナーは終了しました。
興味を持たれた方は、是非、アーカイブをご視聴ください。