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「Tokyo Green Finance Market(仮称)」の実現に向けて、有識者会議を開催しました!

2021年2月3日(水)、「Tokyo Green Finance Market(仮称)」の実現に向けて、有識者会議を開催しました。

東京都では、環境先進都市及び国際金融都市として、環境・金融面での課題解決に向けた様々な施策を展開しています。
昨今、気候変動は一層深刻化しており、脱炭素社会の構築など、持続可能な経済の実現に向けた具体的な取組、行動が世界的に益々求められています。
このような動きに対応していくためには、ESGに関する「資金」が国内外から東京に集まる環境を構築することが不可欠です。

そこで、今般、グリーンファイナンスのための市場として「Tokyo Green Finance Market(仮称)」(以下「TGFM」といいます。)の実現に向け検討を進めていくこととしました。
そのため、TGFMの実現に向けた有識者等による検討委員会を立ち上げることとし、下記のとおり、委員会の立上げに先立って準備会合を開催し、委員就任予定者の間で、意見交換を行いました。


1 開催日時
令和3年2月3日(水曜日) 13時30分から14時30分まで

2 出席者(敬称略・五十音順)
〇有識者
石井 菜穂子 (東京大学 理事/未来ビジョン研究センター 教授/グローバル・コモンズ・センター ダイレクター)
清田 瞭 (株式会社日本取引所グループ 取締役兼代表執行役グループCEO)
笹田 珠生 (BofA証券株式会社 代表取締役社長)
佐藤 康博 (株式会社みずほフィナンシャルグループ 取締役会長)
鈴木 茂晴 (日本証券業協会 会長/株式会社大和証券グループ本社 名誉顧問)
橘・フクシマ・咲江 (G&S Global Advisors 代表取締役社長) 
水口 剛 (高崎経済大学 教授・副学長)
山岡 浩巳 (フューチャー株式会社 取締役/「『国際金融都市・東京』構想に関する有識者懇談会」メンバー)
吉高 まり (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経営企画部副部長 プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト/慶應義塾大学大学院非常勤講師)

〇東京都
小池知事(冒頭挨拶のみ)
武市副知事
宮坂副知事

3 テーマ
TGFMの実現について(必要性、今後の進め方など)

有識者からは、「グリーンファイナンスの分野は欧州が先導している」「グリーンファイナンスやESG投資は今後の資本市場の柱になる」「1,900兆円という個人金融資産の存在や発行体の潜在的な規模、グリーン分野での企業の高い技術力などが東京の強み」「英語対応、税制、発信力などが東京の課題」「システム転換に向けての動きを東京がけん引していくことに期待」などの意見がありました。

東京都としても、これらの意見を踏まえてTGFMの実現に向けてアクセルを踏んでいきます。