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IoT HACK Vo1 株式会社wash-plusさん

現在、テクノロジーの進化に伴い、IoTやDXを活用したサービスを展開する企業が急増しています。また、人口減少や人件費の高騰といった社会的な背景から、テクノロジーの導入はこれからの時代において必須の流れとなるでしょう。

そんな中、IoTHACK編集部では、既にテクノロジーを活用する実践者の方々をゲストに招き、「どのように活用しているのか?」についてインタビューを行っています。以下のような方に、ぜひ記事を読んでいただきたいです!


<この記事の対象となる方>

IoTやDX、ロボットの導入を検討している方
具体的にどのような効果や変化をもたらすのか知りたい方。

IoTやDX、ロボットの活用事例を知りたい方
他社の成功事例やユニークな活用方法を学びたい方。


記念すべき第1回目のインタビューでは、株式会社wash-plusさんをご紹介します!どのようにテクノロジーを活用しているのか、ぜひお楽しみに!


株式会社 wash-plusさんとは

株式会社wash-plusさんは、「人にやさしい、地球にやさしいお洗濯」をコンセプトに、全国でコインランドリー事業を展開しています。特徴としては、大きく2つあります。

①99.9%が水の洗濯専用アルカリイオン電解水「wash+ Water」を使い洗い上げるアレルゲンフリーな洗濯「wash+ Technology」(を開発し、特許を取得しています。アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症などどなたにも安心して利用できます。

②自社開発のIoTシステムで省人化を実現し、新技術「ダイナミックプライシング」を展開するなど、コインランドリー業界で独自のサービスを実施している。


IoTをどのように活用にしているのか

<ユーザー側>
スマートフォンアプリと独自のIoTシステムの活用で、機器の空き状況確認、洗濯や乾燥の終了通知、ドアロック・ブラインド(中が見ないようにガラスが曇る機能)等コインランドリーのこれまでのお困りごとを解決に役立てている。最近では、界初のダイナミックプライシング導入をした。

<オーナー側(店舗管理側)>
店舗管理はPC・スマートフォンからいつでもできるため、お客様とオーナー様双方の省力化を叶え、働き方改革や女性の社会進出による時短家事の実現といった時代のニーズに応える。

>体験動画はこちら!


IoTでコインランドリーが変わる(対談サマリ)

YouTubeを通じた対談では、会社の成り立ちや事業概要についてインタビューしました。その中でも特に印象的だった言葉を引用しています。

- IoTのアプリを導入することで起きた変化、成功事例とは?

wash plus代表高梨さん:売上を上げる1つの試作として、放置時間を短くし、稼働率を上げるということが挙げられる。ただ、現在全国平均だと30分近い放置時間があると言われている。長い人だと1日どころだけでなく、2日、3日受け取らない。弊社のアプリを使う人は、10分程放置時間が短くなっている。放置されている状態は、例えばシェアカーであればありえない話になる。つまり、課金しないのに人が乗っている状態と同じ。コインランドリーもシェアリングなのでそれは許されないことだが、コインランドリー業界では"当たり前"だと諦めてしまっている。IoTを活用することで、ユーザーとの接点をつくり、通知がいく仕組みやランクアップの仕組みなどをいれることで、放置時間を短くすることができる。

- どのような着想でIoTを活用して、ランクアップの仕組みを考えたのか?

wash plus代表高梨さん:まず最初に、放置時間を削減するためにはどうしたらよいかを考えた。今までの考え方だとそういう人たちにペナルティを課すという方向にいくんですけど、私は逆にして、ちゃんと受け取りにきた人を褒めるという作戦の方がよいと感じた。"褒める"という仕組みを使うにはランクアップの仕組みが適切だった。根底には、よく使ってくださる常連さんには使えば使う程、便利なサービスを与えたい。例えば、八百屋さんなどでも毎日来る人だったら1個おまけつけたりするじゃないですか。無人店でもそれをやりたいというところからそういった着想に入った。

- 会社のHPの中で"人の役に立つ"と代表メッセージで書かれていたが、どのような想いがあるのか?

wash plus代表高梨さん:震災の時に実は浦安が都心から一番近い被災地で、災害ボランディアの方が1日1500人来てくださった。(※wash plusの本社は浦安)地元・浦安市の液状化現象で泥が吹き出たんですけど、皆さんのボランディアの活動によって復旧して頂いた。本当に市民の皆さんには感謝で、その時、善意や気持ちをすごく感じたんですね。ですので、ただ単に事業を儲けるだけではなく、社会性や公共性がある事業をやりたいと考えてますし、今もそのコンセプトにたって運営できているのではないかと感じます。

詳細の対談動画はこちらをご覧ください!

●前半

●後半


記事の振り返り

IoT HACKの編集部としてインタビューを振り返ると、代表の高梨さんが今後の展開をお話する姿がとても生き生きしており、楽しんで活動しているのが印象的でした。業界初のダイナミックプライシングや、今後ロボットを使った取り組みなど妄想を現実にして、着々と事業を進める姿、そして地域だったり、社会にとって何ができるか?を考える姿、とても素敵な経営者だなと感じました。実際の店舗にもお伺いしましたが、IoTを体験できたり、遊び心もある仕掛けもたくさんあるのでぜひ足を運んでみてください!


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