06-最悪の選択
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私たちの子どもが10代前半で(自分は同性愛者ではないかと)セクシャリティに疑問をもった時、私たちはこれは成長の一環で、これから自分で結論を出すのだろうと思いました。悩みごとを親に相談してくれたことをとても誇らしく思いました。私たちの子どもは友だちの一人と交際していましたが、その子の母親は2人を絶縁しました。また、他の親たちに、2人が参加するならパーティでも何でも自分たちの子どもを参加させないようにと言いふらしました。
私たちの子どもには大勢友だちがいてパーティにもよく呼ばれていましたが、あっという間にどこからも招かれなくなりました。文字通り数週間の間に起きたことです。そしてそれからすぐに、2人はトランスを自認しはじめました。私たちは青少年メンタルヘルスクリニックの予約を取ることに同意しました。これは最悪の選択でした。クリニックはただちに私たちの14歳の子どもに、薬を投与するトランジションで状況は改善すると信じ込ませました。その上、学校は私たちの子どもが本名とは別の名前と人称を使うことを容認していました。学校と話し合いをしましたが、校内安全担当者は「子どもたちに選択肢を与えなければ」と言いました。選択肢は抜本的な介入から始まるものではありませんでした。
私たちと子どもの関係は、1年に1回口喧嘩をする仲から、感情の大爆発を起こしてナイフや薬を持ち出すまでになりました。子どもを責める気持ちはありません。無防備な子どもに、適切なケアをしなかった医者や心理学者を責めています。追従した学校やメンタルヘルスの専門家も許せません。
もし私の子どもが拒食症だったり麻薬に手を出したのなら、行われた治療は全く違っていたはずです。きちんとサポートされたと思います。このシステムには重大な欠陥があり、それが全体に通底しています。
私たちはもう二度とNHS(公立健康保険)や学校、校内安全担当部署、そしてこれまで友人と思っていた人たちを信用することはないでしょう。
この出来事は私たちを打ち砕きました。こんなに多くの人が、文句なしに健康だった子どもを一生手術や薬が必要な身体にすることに加担したのですから。