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戸建て住宅購入後のトラブル

築40年オーバーの戸建て住宅なので問題が無い訳が有りません。

職業的に(建設業に従事)も、ニート時代に宅建の勉強も少ししてた知識も有ったし、オーナーさんが良い人そうだし、まあ問題無いでしょと思っていました。

インスペクション(住宅診断)も受けて居て、基本的には屋根の漏水歴有り、基礎のモルタル剥離、この辺が大きい問題だと思っていました、その辺は当初のリフォームで十分対応できる範囲で試算していました。

今回一番大きいトラブルは、


・床の梁が2本ヤバい


ってことでした…床剥がしての作業なので、修理費用ざっと見て100万円です 笑

奥の梁が落ちてる、手前の変色してる梁も腐食が進んでいる

本来であれば瑕疵案件なので、問題は無いのですが、発見したのが有効期限の1週間後で、オーナーさんのご厚意で半分くらいは出してくれることで話はまとまっています。

発見が遅れた理由はいくつか有ります。

1・リノベーション済物件であったので問題無いと信じていた。
2・オーナーさんの話を信じてしまった。
3・リフォームが長くかかり(コロナ等々も有り)実際に住むまでに時間がかかった

以上かと思います、と言うかたぶん普通の人なら床抜けるまでわからないと思う 笑

個人的には、「オーナーさんの認識が違っていて話をしていた」、と言うのが一番大きいのかな、お金かけながら維持してきた自負は間違い無いかとは思います、が、そこは所詮素人、家のことわかってる訳じゃ無いので仕方ないんです。

「前にリノベーションかけた時には基礎以外は全部やり替えてる」

これを信じたおれが悪いですね、リノベーション=躯体構造を生かしての建て替え、こんな感じなので、柱は基本的に残しなんですよねー、おれもその定義は後から知りました。

購入前に床下点検孔あって、ビス止めされてたから中を見ることが出来なくて、住宅診断もそこはスルー(そもそも減税目的がメインのインスペクションだったみたい)、購入後に覗いてみて問題無さそうってことでおれも安心してたのが悪かったです、重量物置くから念のためにDIYで補強しようと思って該当箇所までほふく前進で行って発覚した次第です。

後からそういえばこうだった、みたいな話はたくさん出ては来たけど、オーナーさん的にはおそらくこんな事になってるとは全く思って居なかったようです、そもそも普通に住んでたし。

数年前に点検したときも業者はそんな事言って無かったみたいです、まあ誰の話が正しいかわからないけど、結果的におれのチェックミスが大きいですね。

これから築年数の古い住宅を購入する方が居れば是非ともアドバイスしたいのが、

・オーナーさんが良い人でも、営業マンが良い人でも言ってることが有ってるとは限らない。
・インスペクションは屋根裏、床下は絶対やらせる。
・可能であれば建築的知識のある人と一緒に内覧する。

今回、経費削減のために紹介してもらったリフォーム業者にしっかり見せておけばなんとも無かった気もしますが、これがまたポンコツ業者で…たぶん自分が親方ならアドバイス出来たかと思います、ポンコツ業者の件はまた次回以降にでも。

今回は保証期間外でも多少なりとも援助してくれたけど、普通なら一円も出してくれないと思います、この辺は良心に助けられました。

恐らく今月末から2週間程度の施工になると思います、2,000枚のレコードの移動や不便な生活もすべては自分のチェックミスのせいです、今後中古住宅を購入される方は是非とも同じ間違いが無いように…


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