昨年、南米のコロンビアで旗揚げされたプロ格闘技団体「コンバットテコンドー」の試合が結構面白かったのでルールを紹介したいと思います。
団体自体はその声明文を読む限りでは、WTテコンドーの電子防具採用による競技の変遷とスポーツ化によって武術としてのテコンドーが継承されなくなることを危惧してより実践的なルールを採用した団体の様です。
選手の一覧を見る限りでは現在はWTテコンドー出身者が中心となっており、南米系の選手が多数エントリーされており、現状では韓国・台湾など東アジア圏のテコンドー選手はまだエントリーされていません。
以上のルールをまとめると、試合ルール自体はWAKOなどで行われている、ローキックなしキックボクシング+テイクダウンのセミコンタクトルールをフルコンタクトかつオープンフィンガーグローブ着用ルールに変えたものの様です。
顔面パンチは許されますが、ローキックは禁止。足払いなどのテイクダウンは許されますが、グラウンドで許可された攻撃はパンチのみ(下からの蹴りは可)というルールの様です。
まとめ
・コンバットテコンドーは南米コロンビアで生まれたプロ格闘技。
・ルールはローキック無しのオープンフィンガーキックボクシング。
・選手はWT中心だがITFやATAなど様々な流派を問わずに参戦できる。
・現状の試合を見る限りはハードパンチャーが有利。