2021年5月 三陸の旅
5/1〜5/5の日程で、三陸を旅した。
東日本大震災以後、その目にしっかり焼き付けて記憶したいという想いで、三陸を訪れている。
2021年に自動車免許をようやく取得できたので、自分のペースで思いのままに巡ることが叶うドライブを実施した。
1日目 横浜〜石巻
朝の混雑する首都高を避けるべく、夜明け前から行動を開始した。
朝6時半に常磐道友部SAに到着して朝食をとる。
水戸北スマートICで常磐道を離れて、ここからは一般道を北上していく。
本日は、石巻が目的地であること以外、特に決まったことはない。
国道6号線を北上していると、五浦海岸・六角堂という案内を見てやってきた。
こちらが六角堂。
いまいち、全景の画角のスポットはわからなかった。
いわき市の道の駅よつくら港にやってきた。
いよいよ東北の旅がスタートする。
道の駅の出店で名物を購入して、車内でいざ実食。
というところで、緊急地震速報が鳴った。
それと同時にすぐに車が大きく揺れた。
道の駅はまさに海の前に建つ立地で、とにかく高台へと車を向けた。
NHKや地元AMラジオ局で情報を得ながら高台のコンビニの駐車場で、先ほどの名物を食べた。
最大震度は5弱で、割と大きい地震だった。
被害等はなく、少しホッとしながら食べたのが今でも忘れられない。
富岡からは帰還困難区域の案内がでてくる。
この区間だけは、あの時のまま時が止まっている。
道の駅なみえで、なみえ焼きそばとソースカツ丼のセットを喰らう。
ここのなみえ焼きそばが好きで、2ヶ月前と同様の注文をした。
途中、道の駅そうまで仮眠をとった。
朝4時ごろの出発で疲れていたようだ。
この日は、まっすぐ宿に向かうことにした。
石巻グランドホテル内にある魯曼停が2軒目として最高なバーだったが、こんなご時世のため休業中だった。
ホテルを出て、本日の店を探す。
居酒屋が並ぶ通りに気になる灯りを見つけた。
入ってみると大当たりの居酒屋だった。
石巻の地酒・日高見と墨廼江もしっかり並ぶ。
東北では定番のメヒカリの唐揚げ。
これは好きでよく頼んでいる。
これで1人前だという。
何よこの凄いの。
必ずの再訪を誓った。
2日目 石巻〜遠野
朝食は小鉢でのバイキングスタイル。
どれも美味しくて、夕食はホテルで食べるのも有りかもしれないと思った朝だった。
以前、リボーンまつりで訪れた中洲は、さらに工事が進んでいた。
あの日の夕焼けはいまだに忘れられない。
ホエールタウンおしかは道の駅のような役割を果たしている。
鮎川は捕鯨船の基地として栄えており、その繁栄ぶりを思い起こさせる博物館がある。
御番所公園展望台にやってきた
すぐ目の前に金華山を望む。
反対に目を向けると牡鹿半島西部が一望できる。
女川駅前の様子。以前訪れた時はさんま祭りの当日で大いに賑わっていた。
駅前には商店が集まっていて観光におすすめ。
北上川沿いにある物産センターで購入した鱚の干物が美味しかった。
南三陸の道の駅にやってきた。
ここからは、三陸道のPAの役割を担う道の駅が増えてくる。
ほぼ満車の南三陸だが、ここではキッシュを食べた。
BRTの大谷海岸駅は道の駅大谷海岸と共有施設である。
気仙沼ということでフィッシュバーガーにはサメが使われている。
曇りだったが、砂浜の海岸を見ることができた。
気仙沼市の震災以降にやってきた。
震災後、何度か三陸にやってきているが震災遺構が整備されてきており、観光客や当時を知らない小学生に当時の状況を伝えていくことができる。
過去の災害とは異なり多くの映像が記録されているので、ぜひ一度訪れてもらいたい。
陸前高田から遠野市を目指す。県道238号線はオフロードの峠道だった。
大学時代にボランティアに訪れたのだが、その時の拠点が遠野市だった。
その時に大浴場を無料開放してくれていたのが遠野駅近くの「あえりあ遠野」で一度ありがとうの気持ちで宿泊してみたかった。
大学生のボランティアでは、この自治会館を開放していただいて大広間に布団を敷いてみんなで寝ていた。遠野駅の隣である。
3日目 遠野〜宮古
前日のどぶろくが効いているようで、肝臓を洗い流すために命の水を購入。
陸前高田駅前から海側を眺める。
陸前高田は街全体を嵩上げしており当時の面影はほとんど残っていない。
私自身も何度か訪れる高田は毎度違う姿であった。
三鉄がやってくるようだったので駅にやってきた。
大槌町には福幸きらり商店街という仮設商店街があった。
その中で営業していた末広食堂にやってきた。
美味しかった記憶は正しかったようで、やはり美味しかった。
R45だと大槌町内はバイパスで通過してしまうので、ぜひ降りて立ち寄ってほしい。
大槌の赤浜地区にはひょっこりひょうたん島のモデルと言われる蓬莱島がある。
赤浜地区も嵩上げされており、当時の区画とはだいぶ変わっていた。
2013年7月の赤浜地区にボランティアに来ていた。その時の写真である。
この右上に写っている標識の裏側の建物が同じである。
2013年の写真を撮っていた位置が現在の防波堤の位置であると思われる。
こうした様子を残して後世に伝えるべきだというのは外野からの意見で、やはり地元の人は見るたびに辛い記憶を思い出すということで街全体の区画整理からやり直すということが多いのだろう。
この広大な広場が、かつて末広食堂が入っていた福幸きらり商店街の跡地である。
2階建ての仮設商店街となっていた。
かつての思い出の地を巡って早めにホテルにチェックインした。
宮古駅周辺は飲食店が多くない上に、関東からのお客様お断りのお店も多い中でよし寿司さんにお邪魔した。
ホヤとビールは合わないです、
優雅にお寿司となった。
4日目 宮古〜八戸
朝の浄土ヶ浜はキレイなとこだったが一眼レフカメラを使いこなせない私。
iPhoneさんの素晴らしさを実感した。
青森県に入ってからは県道1号線で北上していく。
途中の種差海岸は芝生が広がる気持ちいい公園になっていた。
館鼻公園内のグレットタワーみなとからは素晴らしい眺望で八甲田山も近くに見える。
お昼は八食センター内のいちば亭でいただいた。
前回の女川で雲丹の美味しさを知ってしまったので豪勢に、雲丹丼とお刺身盛り合わせを注文。どれも美味しかったです。
気がつけばあなた、八甲田山にいた。笑
雪解け真っ只中の中で道路はびしゃびしゃでした。
八甲田山中遭難の碑から振り向くとキレイに八甲田が見える。
日天リスナーにはお馴染みの場所ではないだろうか。
八食センターからなぜか八甲田山を一周して、十和田湖で夕陽を見ている。
再び八戸に戻ります。
十和田湖からはR454で八戸に向かったのだが、この道(特に秋田県側)が車通りがなくて寂しいを通り越して怖い道路だった。
赤星が飲めるのは八戸酒場ぎんがという比較的新そうなお店。
八戸は美味しそうなお店が多くてリストアップしていたものの十和田湖から戻ってくるのが遅くて、行けませんでした。
非常に美味しいお店でした。
お昼が遅くて、しかもたくさん食べたこともあって量食べられなかったけど、また行きます。
5日目 八戸〜横浜
日の出とともに行動開始。
昨日のぼったグレットタワーみなとにやってきた。5:30
全国的にも有名なみなと食堂にやってきた。
実は朝5時に名前を書いて6時の開店まで陸奥湊周辺をぶらぶらしていたのだ。
美味しかった丼だったが、正直ひらめだけだと飽きちゃうかなというのが感想。
メニューはこれだけではないので次回いろいろ試したい。初っ端からこれを頼まないわけにはいかないものね。
始発電車でやってくると、ありつけるのは8時ごろかもしれません。
帰路は八戸南ICから三陸道で一気に南下していきます。
2日前に訪れた道の駅大谷海岸で小休止。
三陸道から数分の距離なのでまさにPAとしての利用だ。
あんなにキレイに見えていた風景も霧の中。
仙台港ICまで一気に南下して、給油&お昼休憩。
仙台港に安いガソリンスタンドがあるので東北ドライブではここを利用しています。他と10円くらい違う。
名取にあるハンバーグレストランHACHIにやってきた。
ここのハンバーグはものすごく美味しくてビビりました。
待ち時間は1時間くらいで駐車場で待てたのでよかったものの、駐車場に入れない車も多くいたので運が良かったようですね。
この後、R4を南下して本宮ICから東北道に乗って帰りました。
おまけ
八食センターでお土産買いました。
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