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2022年 北海道周遊ドライブ2

8月14日 3日目

いよいよこの日は北海道上陸である。

神奈川県から自走で北海道を目指すならば、できるだけ本州も長く走りたいという思いで往路は大間ー函館のフェリー利用を選択した。
1日2便の運用(繁忙期のみ)しかなく時間が限られてるために、八戸での前泊が余儀なくされた。

道の駅 よこはま

神奈川県民なら親しみを感じる青森県横浜町の道の駅に立ち寄る。
あくまで、横浜の文字を撮るためだけの立ち寄りだ。

ゆとりの駐車帯

国道279号を北上していると、休憩スポットが現れた。
下北半島を望むことができ、大間がいよいよ近づいていることを実感した。

ここ本州最北端の地

大間崎には10時半頃に到着し、八戸を出発してから3時間半での到着でした。
快晴とはならずとも、夏の青空の大間である(この日は全国的に大雨でした)。

モニュメントの合間には、北の大地、北海道の函館山を拝むことができた。
前回の大間は強風・曇りで早々に引き返してしまったが、こんなにも穏やかな大間があるとは素晴らしい日である。

マグロうに2食丼

大間といえば、やっぱりマグロだろう。
友人が訪れていた『あけみちゃん号』で早めの昼食をとった。
豪華な丼は2500円という破格の価格。この値段に対して学生時代の私ならば躊躇していた事だろうが、全国を回って相場観を理解したアラサーには衝撃的な価格だ。
生マグロという事であっさり鮪と雲丹を頬張る至福の時間であった。

午前11時、大間港に到着した。
ちょうど折り返し乗船予定の大函丸が入港してきた。
ちなみに、14時10分出港で乗船手続きは12時から開始となるのでだいぶ早く着いてしまった。

大間町のお祭りがあるということで、車をフェリーターミナルに置いていくことにした。
大間港に来る最中もこの看板を目にして気になっていたのだ。

という事でやってきたお祭り会場はこじんまりとしていた。
コロナ禍ということで、飲食系のブースが一切ないので、ステージと船競争の2本柱となっていた。
ステージは豪華で、暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズショーと福田こうへい歌謡ショーである。
戦隊レンジャーがヒール役のような名前のショーはテレビ朝日系列で放送中の戦隊もののようで、ちびっ子たちの熱い視線が送られていた。
一方で、そのショーを遠目で眺めていた私は、運よく福田こうへいさんが到着してお手振りくださる瞬間を目撃した。

さて、乗船手続きのためフェリーターミナルに戻ってきた。

ターミナルの2階にはレストランと売店があり、徒歩乗船の人たちの待合スペースがあるが、こじんまりとした印象だ。

いよいよ本州としばしのお別れだ。
神奈川県からここまでの走行距離は985.9kmで、燃費も素晴らしい運転である。
自走でできるだけ車で走りたいという事で、大間にやってきたが次回は青函フェリーにしようと思います。青森なら昨日の夜に函館にいるからね。笑

センターは五稜郭タワー

函館山が段々と近づいてくるのが、高揚感を増加させてくれる。
函館山は東京タワーと同じ高さ333mで、日本有数の夜景を見られるわけだが、その裏側を見ることができるのは、フェリーでやってきた時だけだろう。

いよいよ函館湾内に回ってくると、函館山も知っている景色となってくる。

中央右の高い建物は、ラビスタ函館ベイである。
函館ベイエリアの中で最も函館山に近いホテルで、日本一の朝食と称される朝食バイキングが有名だ。過去の函館旅行でも2度宿泊しているホテルです。
個人的には、安住紳一郎の日曜天国内のエピソードで一番好きな回に登場する印象が強い(podcast 2015.09.20「朝食バイキングは人間の全てが出る!」)。

津軽海峡から見えた五稜郭タワー
駒ヶ岳

北海道への扉が開く。3日目にしてようやく本編スタートです!

小腹が空いてくる時間、函館といえばラッキーピエロだろうという事で、函館港最寄りの港北大前店へ。混雑する駐車場もすぐに空きを見つけて意気揚々と店内に入ると45分待ち。。。ラッピにとって16時過ぎはアイドルタイムではなかったようだ。

流石に先の行程もあるので進もうかと思ったのだが、やっぱり腹が減っている。

ということでこちらも函館名物のハセガワストアのやきとり弁当を購入。
地元の人に混ざって、見よう見まねで弁当を注文した。セイコーマート傘下ということで、やきとり弁当以外はセイコーマートのお惣菜などが売られており、学生時代のビンボー旅行には1000円で腹パンになる最高のコンビニだ。

やきとり弁当(小)

国道5号線でいよいよドライブスタートだ。
駒ヶ岳が綺麗に見えていたのだが、展望の良い付近に駐車スペースがなく、このまま肉眼レフで終了かなと思っていたら、

八雲に入ったあたりでようやくパーキングを見つけた。
もっと開けた景色が見えていたのだが、駒ヶ岳の全貌を確認できて満足である。

噴火湾の方に目をやると、なんと富士山が見える!
そう、羊蹄山がくっきりと拝むことができました。5月の定山渓ドライブですっかり羊蹄山の魅力に取り憑かれてしまったが、こんな景色が見られるなんて嬉しい限りです。そして、ポツンと見える白い建物。

羊蹄山との位置関係からも、洞爺サミットが開催されたウィンザーホテル洞爺であることが確認できます。

さらには室蘭方面まで見えて、まさに噴火湾を一望できたわけです。

しばらく待つと特急列車がやってきました。

素晴らしい景色の余韻に浸りながら車を走らせるといよいよ日没。
今晩泊まる周辺には飲食店がないことを知っていたので長万部で夕食にした。

浜ちゃんぽん

名前は聞いていた浜ちゃんぽんを食べられるのは三八飯店 長万部店
おにぎりあたためますかファンとしては、手稲でも食べられることは知っている。
イカを一杯丸ごと乗せたインパクトの海鮮塩ラーメンは、あっさりしていてワカメの風味が美味しい一杯。
ちなみに、地元の人は違うメニューを頼んでました。

長万部から黒松内、寿都を通り岩内が今夜の目的地である。
宿泊地はニセコや定山渓なんかも選択肢に入ったのだが、フェリーの函館到着時刻と明日の目的地、稚内までの移動を加味した結果岩内となった。

岩内の市街地から少し登ったとこにあるいわない高原ホテルには21時前に到着したのだが、フロントに入った瞬間に後悔した。このホテルは、ビジネスホテル替わり使うホテルじゃないリゾートホテルだ!ということを。

手持ちブレブレすぎるものの、市街地の夜景を望める。

朝食はiPhoneの超広角レンズで撮らないと収まらない美味しい食事たち

そして昨晩はよくわからなかった絶景が待っていた。
ほんと素晴らしいホテルで、ゆっくり再訪することを誓った。


3日目走行距離  335km
総走行距離  1159km




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