三崎東岡『矢車』
三浦市の名物といえば三崎のマグロである。
『三崎』のイントネーションはイサキやマグロと同じ平板のアクセントが用いられているが、地元ではインドやコンロなどの頭高のアクセントである。
そんな三崎にあるのが矢車だ。
京浜急行バスの三崎東岡バス停の目の前にあり、とにかく出前が人気の昔ながらの食堂である。
駐車場は実質3台程度なのでお昼時には大変の混雑となる。
名物はチャーハンとサンマーメン。
この2品は矢車を訪れると必ず誰かが食べている。
サンマーメンは神奈川県独自の食べ物らしいのだが、
醤油ラーメンの上に片栗粉でとろみをつけた野菜炒めがのっているものを言う。
神奈川県ではとても一般的なので、町中華や食堂では定番メニューである。
ガッツリ食べたい時は、チャーハンと肉野菜炒めをたらふく食べることにしている。
肉野菜炒めは単品だと480円。
ちなみに矢車では定食のことは〇〇ライスと呼んでおり、肉野菜炒めライスと注文するとご飯と味噌汁のセットがついてくる。
カレーも美味しいお店です。
通常のカツカレーの他に、チキンカツ、ヒレカツがあり、揚げ物も美味しい。
個人的にはチキンカツが大きく、白米も多いのでカレールーが少なくなってしまう。
独特なネーミングの矢車の中で、ラーメンは独特である。
醤油と味噌はラーメンと呼ばれているのだが、塩はそばである。
なので、五目そばを頼むと塩五目ラーメンが運ばれてくる。
塩ラーメンというよりは、タンメンに近いあっさりラーメン。
以前から気になっていたメニューの肉丼を頼んでみた。
正体は、他人丼だった。
肉丼というネーミングだと、焼肉丼のようなイメージだったのだが、親子丼の鶏肉が豚肉の細切りになっている他人丼だった。ちなみに値段は親子丼と同じ。
今回は、三浦市の矢車食堂のご紹介でした。
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