「YouTube」動画を100本作ってみて分かったこと。
2019年の12月下旬に初めて「Google Pixel 4」の開封動画を公開してから約半年で100本の動画を作成しました。また登録者も一つの節目である5000人を超えることができました。登録して下さった方には本当感謝です。
YouTubeが副業として注目されるようになっていますが、お金を稼ぎたいようになりたいならまずは100本の動画を作ってみた方がいいとよく言われます。これはYouTubeに限らず、ブログの時も一緒でした。
今回はYouTubeを100本作ってみて気づいたことなどを簡単にまとめたいと思います。
①費用対効果を求めてはいけない。
自分のチャンネルは登録者が1万人にも満たない底辺チャンネルですがそれでも月諭吉10人分くらいは稼げます。動画の台本を作成してアップロードが完了するまで平均6時間くらいかかります。
なので時給換算すれば500円くらいです。費用対効果があるかどうがで考えれば全くありません。ただ副業を始める上で最初から費用対効果を求めるのであれば時給がはっきりしているアルバイトや日雇いをした方がいいと思います。
あくまでも個人的な印象ですが登録者が3000人くらいの時からも諭吉10人分以上稼げていたことからも、登録者の割には稼げるという印象でした。なので今後登録者が増えていけば再生回数も今後増えていくのでより収益が発生しやすくなる。
それこそ登録者が10万人くらいまでいけば月100万円近く稼げるような気がします。逆に言えば短期間で結果を求める人は、よほどの才能がなければYouTubeなどコンテンツの作成をメインにした職種は向かないと思います。
ブログにしろYouTubeにしろ簡単に結果が出るのであれば、「YouTubeの攻略法」や「ブログでの稼ぎ方」のようなHow To関連の情報が溢れるはずがありません。稼げない人が多いからこそ情報が溢れているとも言えます。
②チャンネルの方向性が見えてくる。
動画を作成して毎回YT Studioのアナリティクスで分析していくと、自分のチャンネルで再生されやすいテーマが見えてきます。
なので自分のチャンネルがどのようなニーズがあるのか調べるために、いろんなテーマを試してみる必要性があると思います。とはいえあまりにもテーマが分散しすぎると逆にマイナス効果です。
自分はガジェット(特にスマホ)をテーマにしたチャンネルなので、Huawei/Galaxy/iPhone/Xperiaなど、とりあえずいろんな機種の動画を作成してみました。またその中でも開封編が再生されやすいのか。それともレビュー編が再生されやすいのか。またはメリット/デメリット編が再生されやすいのか。
どのメーカーの機種の動画が人気があって、どのような内容が受けるのかいろいろと試す必要性があります。自分の場合はXperiaの動画が再生されやすいので、Xperiaの動画を集中的に作成しています。
となるとチャンネル登録してくれる人もXperiaが好きな人が集まるので、さらにXperiaの動画を公開すればさらに再生されやすくなると思っています。よくチャンネルを始める前にペルソナを決めた方がいいと言われますが、自分の場合は特段決めませんでした。
強いて言うならスマホ好きな人に見てもらえればいいかなというくらいの感じにしました。あまり始める前のハードルを高くして運営を始められないのであれば意味がありません。PDCAを繰り返せば、必然的にペルソナも見えてくるようになると思います。
コメントの管理は重要。
過去にネガティブ動画を一本あげたのですが荒れに荒れました。もちろん動画を作った自分が悪いのですが、動画の内容を批判するというよりは、メーカーの批判が続出したという感じです。。
最初はコメントを削除することに抵抗があったのですが、あまりにもひどい内容はそれこそ片っ端から削除しました。そしたら面白いことに荒れたコメントを削除以降はそこまでひどいコメントはつかなくなりました。
コメント欄はユーザーの方とコミュニケーションがとれる大切な場所だと思います。一方で荒れたコメントを放置しておくと、その後見てくれたユーザーの方にも不愉快な気持ちにさせてしまうことがあります。
逆に荒れたコメントがあるとそのコメントに便乗する人もいます。だからこそ見てくれたユーザーができるだけ不愉快な気持ちにならないようにコメント欄はしっかり管理した方がいいと思います。
ユーザーとの関係。
もちろんチャンネルを運営しているとクソみたいなコメントもつきます。あまりもひどい場合は即ブロックするようにしています。またブロックしなくても何度もしつこくコメントするような人もブロックするようにしています。
他のYouTuberの方がどのような考え方をしているのか存じませんが、自分自身はユーザーの方とチャンネル運営者の関係は対等だと思っています。
小売業でよくある「お客様は神様」のような関係性ではないと思っています。もちろんチャンネル登録をしてくれた方や動画を見てくれた方を大切にしたいとも思いますし、感謝もしています。
ただ謙る必要性はないと思っています。自分もよくYouTubeを見ますが、コメント欄を見ると自分の方が偉いと思ってコメントしている人が多い。上から目線の人。タメ口の人。見てやったんだから感謝しろ的な。
この前コメントでついてびっくりしたのが、端的に言えば「チャンネル登録を維持する変わりに今後Xperiaの動画をアップするな」というものでした。この発想ってユーザーの方が運営者より偉いと思っているからこその発言ですよね。
チャンネル登録者を大切にするべきだと思いますが、それこそコメント欄や登録者数で顔色を窺いながら運営するようになったら、それこそ、そのチャンネルは終わりだと思っています。
映画にしろ漫画にしろテレビにしろ、興味があるものを見ればいいし、興味がないものは見なきゃいい。これはYouTubeでも一緒だと思います。
まとめ
まだ半年程度しか運営していませんが、100本動画を作ったことでいろいろと勉強になりました。それこそブログで通用する方法でもYouTubeでは通用しない。逆に通用することもあるから面白いと思います。
これからYouTubeを始めたいと思う方に伝えたいのと思うのは
①焦らずしっかりと継続すること
②自分がやりたいと思うコンテンツをしっかり作成すること
③PDCAを必ず行うこと
近年YouTubeが副業で大きな注目を集めて芸能人など新規参入者がかなり増えていますが、その中で上記3つのことを守ることができる人はそうそういないと思います。
ブログで見れば、例えば100人が同時に始めたとして1ヶ月後に継続している人は10人。その一年後であれば1人になるとされています。なので継続するだけでライバルはかなり減ります。
またやり方がわからなかったら、ネットで調べればいくらでも情報が出てきます。今後5Gの普及でさらに動画コンテンツが盛り上がるとされています。個人的にはやり方次第ではまだまだ稼げる余地があると思います。だからこそネットで流れているYouTubeはオワコンなど悲観的な情報に流されず興味がある人始めるべきだと思います。
何かしらの参考になれば幸いです。
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