シマエナガブームに物申したい
最近大人気の小鳥「シマエナガ」
小さくてまんまる真っ白な身体にちょこんと並んだ黒い目と小さなクチバシ。とってつけたようなピンと伸びた尾羽。
可愛い…あまりにも可愛すぎる!
シマエナガが注目されてからというもの、巷には小鳥デザインのグッズがたくさん出回るようになった。
シマエナガの絵柄はもちろん、以前から人気のあったインコや文鳥等の家禽類のグッズも増えたように思う。
鳥好きとしては嬉しい限りだ。
そもそもシマエナガとは北海道でしか見られない「エナガ」の亜種である。
シマ=北海道 のエナガだからシマエナガ。
そしてあの真っ白ボディは冬毛だから寒い時期限定。なんだかとても特別感がある。
雪の妖精なんて言われるこの特別感がまた良いのでしょう。
でもひとつだけ言わせてほしい…
シマエナガばっかでエナガのことを忘れちゃいねえか!!?
プレーンなエナガだって可愛いんだ。
シマエナガにはないとっておきのチャームポイントがあるじゃないか。
ごん太眉毛が!
眉毛のない冬羽の真っ白な顔こそシマエナガの最大の特徴だとは思うのだけど、眉毛があっても可愛いじゃない。
小さな小さなまん丸ボディに長い尾羽という特徴はエナガもシマエナガも変わらない。
可愛いのはシマエナガだけじゃない!エナガも超可愛い!
エナガも可愛いってことを知ってくれ〜たのむ〜!
そしてなんと言ってもエナガはわざわざ北海道へ行かなくてもその辺で見られる。
山に登ったり森へ入る必要もない。特に秋冬は木の葉が落ちて見つけやすい。
その辺の街路樹や公園なんかに普通にいるなんとも親しみやすい小鳥なのだ。
シマエナガが可愛くてみんな大好きなのは当然として、より観察しやすい身近なエナガにも注目してほしい。(北海道の方からするとシマエナガこそその辺の小鳥なのでしょうが)(羨ましい)
ひいては、自分たちのすぐそこに可愛い生き物が当たり前に存在していることに気づいてほしい。
可愛い生き物はなにも動物園やインターネットの中だけの存在ではない。
可愛いはすぐそこに。
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