【作業用クラシック】革命のエチュード|ドラマやチョコのCMで聴いたかも
作業のお供にクラシック! の第 3 弾です。↓
演奏|チャールズ・リチャード・ハーメルン
収録|2015 年
曲調|終盤に少しゆっくりなところがあるが、全体はとても速い短調の曲
作曲|フレデリック・フランソワ・ショパン(1810? - 1849 ポーランド)
音源|YouTube「Chopin Institute→
https://www.youtube.com/channel/UCSTXol20Q01Uj-U5Yp3IqFg/about
(「ホーム」だといきなり音が出るので、「概要」ページへのリンクです)
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YouTube で調べたところ、著作権的にリンクを貼っても問題なさそうな映像が複数ありました。
その中で、この方のを選んだのは、2004 年のセンター本試験で出題された評論文(渡辺裕さんの「聴衆の『ポストモダン』?」)にあった、
という一節が、まさに思い出されたからでした!
(失礼ですよね、
ごめんなさい m(_ _)m)
いやいや、でもでも、本当に、音が鳴り出すまでは、一体この人はどんな演奏をするんだろうかと思ったんですけど、
驚くほどに繊細で!
同じ曲でも、弾く人によって随分と違うものなんだな、と思いました。
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しかしこの曲、一体どこで聴き覚えがあったのか、全くわかりません。ショパンの曲は、ピアノ曲がほとんどなので、中学時代にかじった吹奏楽部経由では無さそうだし、中学や高校時代のピアノの上手い友達が弾いてくれたりでもしたんでしょうか。
調べると、
・1985 年に、小泉今日子さん主演の「少女に何が起ったか」というドラマで演奏された
・2005 年頃に、明治製菓から発売された「ショパン」という名前のチョコの CM で使われていた
ということがわかりましたが、私はどちらも知りませんでした ^^;
これ以外にも、ショパンの曲は、BGM として様々な場面で使われていそうです。皆さんもどこかで聴き覚えがあるかもしれませんね。
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この曲は、一般的に「革命のエチュード」というタイトルで知られていますが、ショパンがそういう名前を付けたわけではありません。
正式には「練習曲作品 10-12 」で、非常に味気無い呼び方です。
ショパンがこの曲を作った時期が、ポーランドで革命が起き、そして失敗した時期と重なることと、この曲の調子から、「革命」と呼ばれるようになっていったようです。
ショパンのピアノ曲には、ゆっくりな優しい感じの曲もありますが、時にこの曲みたいな、「とても素人には弾けない」激しい曲もあります。
そういう魂の叫びをぶつけているみたいな曲には、その革命の年以降、ポーランドの地を踏むことなく 39 歳で亡くなる彼の、祖国への思いがやはり込められているのかもしれません。
ちなみに、アマゾンプライムでは、辻井伸行さんの演奏で聴くことができます。
違いがわかるような玄人では全くありませんが、辻井さんの演奏がいいなと思います ^^