02.ながれゆくもの

とても不思議に感じるここで出会うものの全て
果て無きひとつの物語の謎解きのような

打ち寄せ返す波のような出会いと別れ
繰り返すそんなあたりまえの日々が
あまりにいとおしい

だから流れゆくものの唄を歌いながら
何処までも行こう
ららら、流れゆくものの唄を歌いながら永遠を生きる

いつか思いはせて抱いてきたものでさえ
この手をすり抜けて行く

とても耐え切れはしない自らを繋ぎとめて
何もかも壁の中囚われたそんな生き方

去り行くものと生まれ来るものの間で
やがてこの身体も眩い光に満たされ消え去る

ならば流れゆくものの唄を歌いながら
何処までも行こう
ららら流れゆくものの唄を歌いながら永遠を生きる

そしてこの命もその命もひとつと知り
この全てが自分と知るなら

流れゆくものの唄を歌いながら何処までも行こう
ららら、流れゆくものの唄を歌いながら永遠を生きる