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【楽曲感想文】矢沢永吉「アイ・ラヴ・ユー,OK」

こんばんは!
余裕と余韻を楽しむ音楽で最後の感想文!小栗義樹です!

本日は、楽曲感想文を書かせて頂きます。僕が好きな曲・最近聴いた曲を題材に、好きなことをあれこれ書く試みです。この感想文をきっかけに、題材となった曲を聴いてみようと思って頂けたら嬉しいです。

本日の題材はコチラ
矢沢永吉「アイ・ラヴ・ユー,OK」
です。

2025年2月は、大人の余裕・素敵な余韻をテーマに題材曲を選択しています。1曲目・2曲目・3曲目の感想は下記をタップしてみてください。

2月最後の題材曲は、日本が誇るスーパーロックスター「矢沢永吉さん」の曲を選曲させて頂きました。

初めての試みである楽曲感想文特集としては、〆にあたる1曲になります。ドンピシャかつ〆に相応しいを曲を選びたいという思いが強かったのですが、最適な1曲を思い出すことが出来たなと、個人的には思っています。

アイ・ラヴ・ユー,OKは、1975年に発表された矢沢永吉のソロデビューシングルです。当時は、解散したばかりのキャロルのイメージを期待していた人が多かったそうで、ギャップが大きく、あまり受け入れられなかったそうでした。

あるあると言えばあるあるですが、こんなに素晴らしい1曲でさえ盲目されてしまうのですから、時にファン心理というのは恐ろしいですよね。この1曲を機に、矢沢永吉さんはキャロル以外のファンを獲得することに成功したのではないでしょうか。

この曲を初めて聴いたのは、高校3年生の時でした。ムーディーな曲だなというのが第一印象です。聞けば聞くほど味のある音楽を初めて体感したと思えたのも、この曲でした。

先週のドリカム回でも書きましたが、アイ・ラヴ・ユー,OKも歌詞が非常に短いです。大切な気持ち・メッセージを、音楽に任せているなと感じます。当時はそれが当然だったのかもしれませんが、今聞くとすごく勇気のある1曲に感じます。

あらゆる物事をせかせかとこなしていくようになった昨今、じっと音楽に浸ることが出来る人間がどれくらいいるでしょうか?

3分、ゆったりとした気持ちで音楽を味わう。これすらできない人が多いはずです。アイ・ラヴ・ユー,OKに限らず、2月中に紹介した音楽を黙って聞くのは、もしかすると最初のうちは試練に近いのかもしれません。

ただ、乗り越えた先に待っている本来我々が持っていた「心のゆとり」を思い出し、吟味の中にあるロマンを思い出すことになると思います。

アイ・ラヴ・ユー,OKという曲には、それだけのエネルギーと深みが備わっています。きつめのお酒を飲みながら、今まで紹介した(アイ・ラヴ・ユー,OKを含めた)4曲を、ぜひ聴いてみてください。

時間をもったいないと思うのではなく、時間を噛みしめようとするだけで、世界は大きく変わると思っています。

アイ・ラヴ・ユー,OKは、大切な人に最大限の愛を表現している曲です。愛という言葉が使われ放題となり、その意味が多くの人にとって軽いものになってから、どれくらいの時間が経過したのかは分かりません。

この曲を聴くと愛は確かにそこにあったことが理解できます。

言葉の意味を支えているのは音楽です。だからこそ、ロックはカッコ良い。

今回も、youtubeの動画を貼っておきました。お時間があるときにでも聞いてみてほしいなと思います。

ということで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!

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