2023/4/30 櫻坂46 3rdTOUR 福岡 2日目
前書き
2020年5月に乃木坂46にはまり、同年9月ごろ系列グループである欅坂46、日向坂46を認知。
2020年10月14日より欅坂46は新たに櫻坂46に改名した。
ライブ開催の機会はあったものの冠番組を見て楽しんでいるだけだったが、櫻坂46 3rd Single 「流れ弾」のカップリング曲「Dead end」からライブに関心を持ち、2022年7月21日のW-KEYAKI FES. 2022初日に参加する。パフォーマンス時の目力に惹かれて山﨑天様が推し。
コロナ感染流行により一時中止とされていたが、8月19日に開催されることになった。自身初の屋外ライブかつ櫻坂46独自の楽曲や演出に魅了され、buddiesとしての第一歩を踏み出すこととなった。
次に11月8日、9日の2nd TOUR東京ドーム公演に参戦。このライブはTOUR千秋楽であったが、欅坂46時代からキャプテンを務めていた菅井友香様の卒業セレモニーも兼ねていた。2nd TOURの締めくくりにふさわしい洗練された櫻坂46としてのパフォーマンスが行われた上、アンコールにて菅井様の思い入れのある欅時代の楽曲が披露された。欅時代からの亡霊含め、私のような新規オタクでも生で見れることに感動が止まらなかった。
さらに12月9日の2nd YEAR ANNIVERSARY~Buddies感謝祭~に参戦。普段は曲調に合わせてカッコいいパフォーマンスの多い彼女たちが、buddiesを楽しませようとファンサする姿にギャップでやられてしまった。ライブパフォーマンスに加え、TAKAHIRO先生による楽曲解説、メンバーによるお見送り会なども企画されており、櫻坂46運営の本気も感じた。
その後2023年2月15日に5th Single 「桜月」を発売し、3月5日には3期生おもてなし会に参戦。私自身の誕生日当日に、発表から2か月しか経っていないフレッシュな3期生を、久方ぶりの声出し解禁イベントでかつアリーナ席前方で全身に浴びた。3期の推しが決めきれず、山下瞳月様、中嶋優月さん、的野美青ちゃんの3人が気になるなぁという所感。お見送りでは誕生日タスキを掛けていくという奇行の末、瞳月様と向井純葉ちゃんに「おめでとう」と祝っていただいた。純葉ちゃんのピュアさをダイレクトに感じた。
迎えた3rd TOUR。
私自身が福岡に旅行したいことやスケジュールの都合が重なり、福岡にて参戦。
(当日9時間睡眠をかまして大寝坊、タクシー乗り集合に遅刻したが、なんとか物販会場受け取りをして生写真トレを完了できた)
ライブ
福岡公演4月29日、30日両日モバ1で投げたところ30日に見事当選。30日は有美子会長の卒業セレモニーを兼ねていることは予想できたため、2日目のみ参戦。
さーてそろそろ席が出たから確認してみるか、、
ん?
ん?ん?
ん?ん?ん?
なんとアリーナ席であるだけでなく、センターステージ真横かつメインステージも近い神席超えて神となっていた。
これまでに感じたことのない高揚感を覚えながら、開演を待つ。
(会場外のトイレからでも十二分に見えるほど東京近辺の会場に慣れてる私からしたら会場のキャパが小さかった)
30日のセットリストは以下のようになっていた。
(引用:https://report-newage.com/36261)
0. 影ナレ
誰か分からないほど会長の大きく元気な第一声で始まった。ライブ参戦するたび経験してきた影ナレだが、何度経験してもここでの緊張感には毎度敵わない。福岡出身の会長とるんちゃんのコンビの声にさらなる高揚感を覚えながらも、会長の最後が真に今日であることを感じた。
1. Overture
2023年2月ごろから声出しライブが可能になってから、単にメンバー紹介Vを見る時間ではなく、ライブ開演を心待つオタクたちの大合唱タイムである。乃木11th3期バスラ、櫻3期おもてなし、日向ひなたん祭と3坂の声出しライブを経た上で、私が音源を一番聞いているであろう櫻坂46のOvertureは実家のような安心感があった。
2. Cool
え?
欅坂時代から続く曲間でのダンストラックは櫻坂でも継承されており、メンバー登場時のダンストラックから来た1曲目はまさかの「Cool」である。
髪を両手で取って上げ、ツインテールのようにして振り回すパフォーマンスが象徴的であり、欅坂時代を彷彿とさせる強い「僕」を感じる楽曲。
メンバーのカッコいいパフォーマンスを見て、あっけにとられているうちにメンバー全員が近すぎることに気付いた。眼前のこの景色が現実かだんだんわからなくなっても来たが、たとえ夢でもこれを見て、生きていてよかったなとふとしみじみ感じてしまい不意に頬を涙が伝った。涙の通り道が開くのを感じると、これが現実であることをさらに感じて伝うという無限ループに入っていた。人が本当に感動した時って声を出したり、サイリウムを満足に振ったりすることさえできなくなるのか、、
3. 半信半疑
え?え?
センターの山﨑天様のキレのあるパフォーマンスが印象的な楽曲である。天様推しとしてライブに参戦してきたが、私が参戦したタイミングでは一度も披露されたことがなかったのでイントロ始まってニヤニヤが止まらなかった。てか天様の表情のキレがバグっていない??
4. 摩擦係数
え?え?え?
ここでやって頂けることがあります???
森田ひかる様と山﨑天様によるダブルセンター楽曲。MVでは森田ひかる様が「野性」、山﨑天様が「理性」を表現している。
(参考:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/44712?ima=0813&cd=blog)
子供から大人になるうえで自身の「野性」をコントロールし、「理性」を身にまとっていくという過程の中で、この2つのズレを(摩擦を)いかにして向き合っていくのか(摩擦係数)と解釈している。
(公式MV様:https://www.youtube.com/watch?v=D8piCp9XMKA)
楽曲のテーマとしてはよくあるものだが、これを表現したMVとしてダンスパフォーマンスの強い櫻坂46にしかできない表現がつまっていて非常に好き。
楽曲MVを初めて見た時から完全に虜になり、2nd TOURで見た時には座席の都合上夢のようなパフォーマンスであった。
それがこの距離で行われているという現状にいまだ頭が追い付いていないまま、ただあっけにとられ見入ってしまった。この2人のセンターが織り成す表現の先に限界なんて無いように感じた。
5. それが愛なのね
MC中、天様はタオルを見つけては手を振ってらっしゃったためファンサ無限だった。
え?
なんかメンバー、センターステージ来たけど?
音源で聞いている分にはthe普通のカップリング曲という感じで正直あまり印象がなかったのだが、ライブでの姿は180°違っていた。
センタステージに来たメンバーたちが次々に繰り広げてくる歌詞に合わせたあざと波状攻撃。もれなくオタク卒倒。
センターステージ横なのでメンバーとの距離が本当に近い。ファンサをもらえたもらえなかったの次元ではなく、どれだけ長くメンバーと目を合わせられるかという次元にいた。
ほのす顔面強すぎ、可愛い。まりの様ほんわか小さい、可愛い。
センター天様お見えになるたび表情使いがすごい、どうなっとる。
7. ブルムーンキス
これ最高です。センター森田ひかる様のサビ前のあざと一言が印象的な楽曲。
「あ、キスしちゃった」
「あ、こんなに好き」
メンバー同士で彼氏彼女のようにカップルごとに分かれてパフォーマンスすることも特徴的なのだが、現地で見ているとそのカップルごとでの細かい演技がまぁ丁寧でして、絡み方まで綺麗に見せてくれるのか、、
最初にセンターステージの方に歩いてきたるんちゃんはまるで人形のような軽やかな雰囲気で来るのに、キメの表情をばっちり決めてくる。いのりの表情がカッコ可愛い。ゆいぽんカッコいい。土生先生スタイルバグっているし、振る舞いがカッコよすぎ。
10. 無念
努力を積んでも結果が伴わなければ意味がないという、バックスメンバーに歌わせるには酷すぎる内容の歌詞を明るめなメロディーが包む楽曲。バックスメンバーの儚げな表情の中に力強さを感じるパフォーマンスが印象的だった。櫻エイト枠狭すぎるんだ、、
11. 夏の近道
はい、優勝。
音源から好き、3期生おもてなし会で現地で聞き大優勝。加入からわずかながらでも、Cメロでの煽りが最高に昂らせる。
センターステージに集まり、いつもの陣形からイントロが流れ始めた。気になっているゆっづー、みおぐっどが今日も可愛いかった。純葉ちゃんの純粋な笑顔が柔らかく本当にかわいかった。
アリーナ神席で見る夏の近道は、Aメロで打つ超絶可愛いコールを打つ間もなく見とれてしまったが、何度聞いても見ても最高に楽しく良いものである。
12. 魂のLiar
音源を聞いた時からWowWowを皆で合唱できることを楽しみにしていた。ステージ上の彼女らと歌でつながれたような気がして本当に楽しかった。ひなたん祭の時の「知らないうちに愛されていた」で経験した際も楽しかったため、秋元康様にはこういった曲を多く作ってほしい。
13. Nobody’s fault
2nd YEAR ANNIVERSARY~Buddies感謝祭~にてTAKAHIRO先生の解説があった当楽曲。聞けば聞くほど良さが分かるスルメ曲といわれているように毎度のライブで聞いているはずなのに飽きる気配がない。欅坂から櫻坂へと改名した時の強い決心を感じるパフォーマンスを今でも感じられるのはこの曲だからこそであると感じる。今日もるんちゃんの手は左目で組まれ、「再生」を示していた。
(参考:https://twitter.com/miyagi468/status/1601205162701299712?s=20)
14. なぜ恋をして来なかったんだろう?
紐を使ってのパフォーマンスが多い当楽曲だが、福岡公演ではセンターステージにて360°に展開されたスクリーンに籠のような演出をして紐を使わずのパフォーマンスとなった。スクリーンの内側にかりんちゃんだけが入り、周りをメンバーが囲うような形だった。
え?
メンバーさっきよりも近いけど??
きら坊顔小さい、ずっと笑顔、あざとい、可愛い。
16. Dead end
櫻坂坂46にはまるきっかけとなった曲。センターステージのスクリーンに「3rd member」と表示され昂っていると流れてきたのは金管楽器の高らかな音色から始まる「Dead end」である。MVでセンターのるんちゃんが歩行者向け信号機の上に座る演出があったことから、TOURでの演出が信号機になることがすっかり定着した。
(公式様MV:https://www.youtube.com/watch?v=FEfJB32wvsk)
こんなぎかわええ、、
みおぐっどかっこいい、、
センターには村井優ちゃん。おもてなし会でも「Nobody’s fault」のセンターを務めた実力者である。センターが遅れてメインステージに戻る演出でソロダンスの時間が少しあったが、本当にキレがすごい。背面でのパフォーマンスとなったため表情が見れなかったのが残念だが、今後のパフォーマンスに期待が募る。
瞳月様、ダンス中の雰囲気がかっこよすぎて、ほんわかとした雰囲気の普段とのギャップがすごかった。
17. 条件反射で泣けて来る
本日6度目の天様センター曲。いや、多ない??
広い東京ドームをフルに生かしたCメロでのグランドピアノが花道を往復する演出が印象的である。福岡国際センターのサイズ感ではそれは難しかったが、その分ずっとセンターステージにおる。
あきぽの顔を初めてじっくり見た気がするけどスタイル良く綺麗。普段冠番組や「サクラミーツ」でのバラエティに対する熱が強いように感じていた分、私自身の中でのギャップに衝撃を覚えた。
天様、本当にかっこいい。
それでいてMC中は砕けた笑顔でニコニコしてくれるギャップが最高です。
19. 桜月
「Nobody's fault」「BAN」「流れ弾」の欅時代からカッコいい曲調から「五月雨よ」での落ち着いた曲調で徐々に欅の落ち着きを感じていた。「摩擦係数」で再びカッコいい路線に戻るのかと思えば、5th single「桜月」にて新たな櫻の開花を感じた。
2サビ前のフロント3人によるダンスかっこよすぎるだろ。欅時代からダンスに定評のあったゆいぽん、みーちゃんのダンスのキレが強すぎた、、
ラストはアウトロ後にれなぁがセンターステージを外周から回って中心部に戻るようにして幕が閉じた。れなぁの顔が強いことは間近でも見て感じていたことだが、終わりの歩き姿までお人形さんのような美しさとファンタジーな世界観を築いていた。
EN. 会長セレモニー
終演して間もなく、ピンクのドレスに身を包んだ会長が現れた。豪勢に着飾られた会長はまるで一国の王女様のようなお姿だった。
(画像引用:https://www.bubkaweb.com/2023/04/71492/)
2018年11月29日に加入した2期生は、2年後に欅坂からの改名して激動の4年半を迎えてきた。冷静に、加入2年目の段階で2期生3人をセンターでsingle作成されていたのどうなってる???
会長のもとに集まった2期生からなる8人の輪は美しかった。
天様、本編ではポニーテールにされてたのがテール部分がお団子になってる?!揺れる触角が可愛すぎん???
僕は前髪厚めの髪型が大好きなんだ、、
ENではまず「偶然の答え」、「無限の宇宙」と会長の選ぶ思い出の曲がセレクトされた。2期生8人、新2期も合流しての14人だけで行われるパフォーマンスに優しさのこもった暖かさを感じた。これで櫻坂時代の会長の思い入れ曲5曲は網羅されていた。
(欅時代の5曲からのピックアップを少し期待していた部分はあった)
22. Buddies
W-KEYAKI FES. 2022で期間を開けての開催となった際に、冒頭の
「Yo! 元気かい? 君に会いたかったよ」で涙ぐみながらも心の中で
「俺も~」と叫んだ楽曲。イントロが聞こえた瞬間涙を覚悟したが、今回は会長のセレモニーでそれを祝福する雰囲気であり、センターステージにメンバーがいらっしゃった、、
目の前にかりんちゃん、きら坊がやってきた。私の2つ後ろの方がかりんちゃんの熱烈なファンで必死になってファンサを求めていたが、何も答えてもらえていなかった。ただ、かりんちゃんの踊るさまが本当に美しい。ただ笑むこともなく踊っている様子が常に絵になる。メインステージでパフォーマンスしていても髪の振り方まで美しく、目を引かれた。振り向いてくれない子を振り向かせたくなるのは人の性なのだろう。
きら坊、ENでも笑顔を崩さない。あの笑顔はファンを目の前にしてあらわれるものでライブでしか味わえないと思うとたまらない。可愛い。
23. 櫻坂の詩
最後の曲として会長が噛み締めながら曲紹介した「櫻坂の詩」、改めて聞くと歌詞が良すぎないか?欅時代の未熟な青年の主張がひとつ落ち着きを覚え、櫻として開花した今の櫻坂46にぴったりな落ち着きのあるメロディーもたまらない。
終幕
会長にメンバー1人1人が花を渡すシーンで、大園玲ちゃんのエピソードも感動的だったが私の耳が運悪くあまり聞き取れず、、
(参考:https://twitter.com/yungkeyasaku/status/1652646429058564097?s=20)
天様の母親として天様の学校行事に参加されるエピソードなど、その他エピソードで、会長がいかに2期生の中で最年長として聖母のような心の支えになっていたかを感じた。ありがとう。菅井様の卒セレに続いて、卒業メンバーが抱えることの多くなった花を積極的に受け取りに行った天様さすがだ、、
花を渡すシーンになって緊張の糸がとれたようにトリを飾るいのりが泣きながら渡すシーンが個人的に最もグッと来た。冠番組内でも窺えるいのりと会長のペアの仲の良さが見られた。
最後に、会長がステージ全体を闊歩されてファン1人1人に手を振られる姿は美しく、会場全体を優しい空気で包み込んでいた。
卒業するアイドルはどうして毎度儚く美しく、有終の美を飾っていくのだろう。
まつりから会場撮影の許可が下り、この神席からの視点を記録に残せることに感謝しながら、本編時に続いて本日2度目の瞳月様の丁寧なお辞儀を見て真に終演した。
キャパの小さい地方公演の楽しさにはまりそうだが、3期生おもてなし会から神席が続く運の良さにbuddies人生が華やかになっている。感謝。
早くも、11月末のZOZOマリンスタジアムでの3rd YEAR ANNIVERSARY LIVEが非常に楽しみである。
関有美子会長卒業おめでとう。
ありがとう。