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Indy500観戦記Day1

今日、友人と年内最後の旅行の予定を立てていて、気づいてしまった。
あと1ヶ月で今年終わる。
観戦記書いてない!ということで、自己満足&今後観戦に行く誰かのヒントになったら嬉しいな〜の気持ちを込めてしたためます。

出発2日前のこと。
1ヶ月ほど(いやもっと?)前に届いたレースのチケットを見ると、
CarbDayのチケットしか入っていない…
いや〜中身確認してなかった。
慌ててIMSに問い合わせると、どうやら現地で受け取りとのこと。
早めに到着する便予約しておいて良かった…と
IMSの対応の良さに感動しながら、前日を迎え慌ててパッキング。

翌朝は早朝から関空へ向かった。
言われてみれば、父に送ってもらうことなくアメリカへ発つのは初めて。
重いスーツケースを引きずって、電車を乗り継ぎ意気揚々とチェックインした私に、ANAのグランドスタッフが衝撃の一言。

カナダの観光VISAはお持ちですか?

今回の目的地は、もちろんアメリカ(インディアナポリス)。
ESTAはあるよ?でもなんでカナダのVISAが要るの?と混乱する私。
そうか、トロント乗り換え…
ここで1度目の#NoMoreAirCanadaを感じる。(いや自業自得)

意外にも落ち着きつつ、その場で急いでカナダのetaを申請。
ANAのスタッフが気を利かせてくれて、羽田で搭乗手続きができるよう、関空〜羽田の便を早めてくれた。
※後日、お礼のメッセージをANAにお送りしました。あの時のスタッフさんは本当に救世主です。

カナダのetaはアメリカのestaと違い承認が早く、
羽田に着くと承認が降りていた。
これで無事国際線の搭乗券が発券できる!と安心し、
ラウンジで仕事。有給に仕事をするって、昔から好き。(社畜)

クレカのラウンジ初めて使った

そして、いざトロント行きの便に乗ると…
まさかの座席はど真ん中。
あぁ…終わった…と思った私に、
隣の日本人らしき女性がなぜか英語で
「席を変わってくれない?」と声をかけてきた。
「3列シートだと思って1つ飛ばしで席を取ってみたけど、
4列だし、真ん中にあなたが入るとお互い気を使うし…」
と遠慮がちに通路側を勧めてくれる女性。
「願ったり叶ったりです!!!!」と席を変わると
旦那さんらしきカナダ人のおじさんもテンション高めに、
「お前はカナダ人か?どこへ帰るんや?」など、
毎度のごとく現地人と間違えられ(発音だけ良い語彙のない日本人でして)
楽しく絡んでくれた。
11時間ほどの長いフライトも、この素敵な夫婦のおかげで安心して
過ごすことができ、本当に感謝。
初老という言葉がしっくりくる年齢の穏やかな夫妻に幸あれ。

そしてトロントに到着すると、恐れていた自体が現実に…
水6ドル。

物価高とは聞いていたものの、さすがにびっくり。
自前の携帯湯沸かしと水筒、サトウのご飯と、フリーズドライの味噌汁。
スーツケースに詰め込んだ荷物を、これほどありがたく思ったのは
人生で初めてだった。

トロントでの乗り継ぎは約4時間後。
また空港で仕事する。
(帰国してから同期に、いつ寝てたんですか?と言われました。)

そしていざ、インディアナポリス行きの便に搭乗。
Indy500の帽子を被った人がわんさか居ると思っていたら、
そうでもない… #NoMoreAirCanada(多分関係ない)

座席に向かうと、私の席にはゴリゴリにビデオ通話中のラテン系女子。
仕方なく隣の席に座っていたら、その席の乗客が来た。
もう待っていられないと思い、声をかけたら、
めちゃくちゃ後ろの席と間違っていたらしい。
間違えたことに気づくと、恥ずかしそうに去っていった。

そして隣に座ったのは同い年くらいの男性。
カナダ在住で、アメリカの大学に通う弟に会いに行く様子。
「なんで日本からインディアナポリスに?」と聞かれ、
30分くらいIndy500の魅力を語った。(質問に答えていただけです!決して一方的に話し続けたわけではないんです。でも、佐藤琢磨のことを「日本から会いに来たいと思えるくらい素晴らしい人なんだね!応援するよ!」と覚えて帰ってくれた様子で、とても嬉しかったです。)

機内の窓から

お互いに、良い旅を〜と別れて、入国審査へ。
What's the purpose of your visit? という定型文に
To watch Indy 500! と答え、苦笑いをいただいてから入国。

夜21時ごろに到着し、空港もほぼ消灯。

実際もうちょっと暗かった

薄暗いIndy500仕様の空港でしたが、
それでも憧れの地に足を踏み入れた喜びで写真を。

予約はしていたものの、
こんな夜遅くに、レンタカー屋は空いているのか?
と不安を感じながらレンタカーブースに行くと、灯りが!!
カローラかChevyの2択で、安心安全のトヨタを選択。

久しぶりの運転をアメリカで!真っ暗な夜に!
50kmほどの道のりを!ドキドキしながら走り抜け…
無事ホテルに到着。

しかし、エントランスには “Closed” の表示。
ガチャガチャやって、チャイムを見つけて押すと、
中から笑いながら人が出てきてくれた。

私がドアの開け方間違えていただけだった。

「なんか音すると思ったんよな〜」と、
フロントの陽気なお兄ちゃんに
チェックイン手続きをしてもらい…
suburbのようなホテルの1室に入ると…

奥が寝室ですが、寝室にもテレビがありました

家!!!!!!
快適に過ごせそうな様子に一安心し、お風呂に入り、
サーキットまでの道のりを確認し、
明日の予定を調べ(ここに来て初めて現地でやることを調べる)
仕事をして就寝。

母と訪れたNY以来のアメリカ本土に、
ちょっとHome Sweet homeを感じた第一日。


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