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☠️ 病院の怖い話 その1 ☠️


世にも恐ろしい血栓

私が入院した病院では手術後、血栓ができることを非常に警戒しており、所謂、エコノミークラス症候群が起こらないよう気をつけてくれました

怪我に対しての生態反応として、その怪我を修復しようと血が固まろう、固まろうとする為、結果血栓が出来てしまうとの事

この血栓が血管を通じて体内大冒険を始めるととんでもない事に、、、

なので私は毎日血液サラサラになる注射打つ事と、何日かに一度採血をすることとなりました

それがこんな恐怖となるとは、、、笑

病院の怖い話、序章編を以下に投稿してみました、お時間ある方は読んでやって下さい (暇つぶしになるかと、、、)

↓ ↓ ↓ ↓ ↓


世にも恐ろしい採血

今となっては色々な記憶が曖昧になって来ているのですが、最初の採血は確か1回目の手術が終わった後だったと思います
(今回の怪我で私は2回手術を受けました)

当時私は車椅子状態でしたが、1人で動く事が許されておらず、トイレに行くのも洗面に行くのも毎回ナースの介助をお願いしていました

大体患者は同じような時間に目が覚め、ナースコールを鳴らし始めるので、朝の病棟ナースは戦争です

それならまだ時間がある時にナースコールをして、トイレ、洗面、その他諸々(体重計測や体温測定)を済ませておこうと早めにナースコールをしていました

ベッドに戻るとまだ点灯前(病棟は朝6時に一斉点灯される)であったのですが、その日担当だったナースのAさんがやって来ました

私がトイレ介助諸々頼んだので、もう起きているので話し掛けて良いと判断したのでしょう

「〇〇さん(私の名前)ちょっと早いですが採血して良いですか?」とナースA
「良いですよ、お願いします」と私

まだ朝の点灯前なので、多分5時ごろだったと思います
きっとこれから戦場になるので早めに採血したいのかなと思いました
(採血は朝食前にするよう指示されていました)

点灯前の薄暗い病室で、他の患者の寝息も聞こえる中、ヒソヒソ話で採血へと体勢を整えるナースAと私

採血に腕を差し出すと、何やらブツブツ独り言を言い出すナースA

「えっと、ここが血管で、、、ここが、、、(ヒアリング出来ず)」

ナースAは神経質に私の腕を指で触り出します

その指はじっとりと湿っていました

何度も私の腕を指で押したり、さすったりして困っていそうなので、私の腕の位置が採血を難しくしているのかと思い

「テイッシュボックスの上に腕を乗せましょうか?」と私
「あ、お願いします」とナースA

私はティッシュボックスの上に腕を乗せました、よく採血される時に腕を載せる枕みたいな感じになりました

再びナースAが私の腕を触り出しました、なんとその指は湿っているだけではなく、小刻みに震えているでは無いですか、、、驚

ナースAの緊張が私にも伝わります

「えっと、、ここが、、血管で、ここを押して、、、」

引き続きブツブツ言うナースA

「腕、、、腕縛らなくて良いのですか?」と私
「あ、そうでした」とナースA

採血するであろう肘の内側をゴムの何か(正式な名前知らず)でぐぐぐ〜〜と縛るナースA

イタタタ〜〜〜(私の心の声)

しかし痛いというと余計ナースAの緊張を助長してしまうかもしれません、私はグッと我慢をしました

再びブツブツ言い出すナースA

緊張で湿った、そして、小刻みに震える指で私の腕の血管を浮き出させようと一生懸命になります

「あ、ここかも、、、」とナースA

「あ、でもこれは動脈」

私の恐怖はマックス!動脈から採血するんかい???

せっかく、秩父の山から生きて帰ったのに、ここで動脈ブシュ〜〜では洒落にならないぞ〜

「動脈は刺さないで〜」⇨ 心の声

てか、腕の皮膚表面に動脈は現れるの??

と思っているうちにナースAがもった注射器の注射針は私の腕にぶす〜〜と刺さったのでした

私とナースAの心象風景、、、かも?


恐怖の採血は3回がdefault??

ようやく採血終了かと思いきや、ナースAから暗い声が

「〇〇さん、すみません、もう一度刺して良いですか?」
「え?どうしたのですか?」と私
「針が血管にうまく入らなくて、、、」ナースA

以前腕から採血する時に血管がうまく出ないときもあったので、もしかして私の腕は採血御用達では無いかもしれないとその時は思い、ナースAに申し訳ない気持ちになりました

そして、、、この後の流れは冒頭に戻る、、、
(宜しければ最初から読み直しを、まるで同じ場面がデジャビュー)

で再び、ナースAは小刻みに震える手と緊張で湿った指であ〜でもない、こ〜でもないとブツブツ言いながら採血しようとするのでした

が、しかし、結果は残酷で、決死の採血体勢であったのに、

2回目も失敗

失敗理由は1回目と微妙に違い、針はうまく入ったのだが、血液をうまく採血管に入れられなかったとか、そんな理由だったように記憶しています

深く落胆するナースA

「でも3回目はうまくいくかもしれませんよ」と私

「いえ、採血は2回しかダメなんです、3回目は別なナースが採血します」
とナースA

なんと、そんなハウスルールが、、、ナースの採血失敗は2回まで

え?でも10人のナースが2回ずつ失敗したら20回針刺さるんかい??? 最早、採血デスゲーム!

と思ったら

その後、近藤サト似のベテランナース(この病院というか私がいた病棟階はナースは全員女性で兎に角美人が多かった)が足早にやってきて、秒速で私の採血をして風の如く去って行ったのでした

なんだ、私の腕はしっかり採血御用達じゃん、、、

と、その時はたまたまナースAが採血苦手だったのかと思いましたが、私は入院期間中、採血は毎回大体3回針を刺されるという経験をするのでした

採血の針はまだ良いかもしれません、針にはいろいろ種類があると今回の入院で身を持って嫌というほど経験するのでした

と恐怖は続く、、、笑笑

嗚呼、神様、今日も針打ち3回でした、
と入院中よく思ったものです
あまり注射針を刺すと肌が硬くなりさせなくなるのですよね〜


次の怖い話は以下に投稿しました、お時間ある時に読んでやってください
怖い話より痛い話かも、、、
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