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大島正人物語

???「フォーサイドの社長やってみないか?」

2023年5月、当時私は自分で立ち上げた美容脱毛の会社の会長をしており、ある程度のお金も稼ぎ、後継者も育って、67歳という年齢もあり、そろそろ引退を考えていた。

経営者として1つ心残りだったのは、上場企業の社長になれなかったことである。

美容脱毛の業界は健全であっても医療脱毛など医療に近い部分もあり上場するのは難しいのだ。病院が上場していないのはそういうことだ。

そんなとき、ある上場企業の立て直ししてもらえないかと相談があった。
相談してきたのは旧知の知人 泉信彦、その会社は東証スタンダード市場に上場している「株式会社フォーサイド」という持ち株会社でクレーンゲームの景品販売、プライズ事業の会社が柱で他にも不動産関連会社、メディア関連会社と色々やっていた。過去には着メロやファイナンシャル業なども行っていたようだが基本的には流行りものにのっかっている印象だ。

引退を考えていた私は迷ったが、上場企業の経営をしてみたいという経営者としての欲が私を動かした。

当時フォーサイドは借り入れの返済や運転資金がショートする寸前で資金難に陥っており、この資金難をどうにかして欲しいというのが私に相談に来た本当の目的だ。

私はかみさんの豊子に財布を握られているため、まずかみさんにこのことを相談した。
かみさんからなんとか承諾は得たものの、全然足りない。そこで私が会長を務めているエストラボグループの「メディビューティー」を任せている長女にも相談し、何とか合計4億1千万円用意することができた。

2023年7月 
資金を用意できた私は早速泉に連絡したがその時彼が不適な笑みを浮かべていたのが今でも忘れられない。今思えば彼はもうフォーサイドには興味はなかったのかもしれない。借入返済の目処も立っていなかったので誰かになすりつけてしまいたかったのだろう。

2023年10月
めでたく上場企業の取締役会長となった。
会長とは言ったものの名ばかりで特にやることはない。代表取締役として就任する予定だが2024年3月末の予定なので私は早速兼ねてより気になっていた事業をするための準備を始めた。
気になっている事業というのは「生成AI」と「物流2024年問題」だ。
これについては私個人が配信している大島チャンネルの動画の中でコメントしていたのでご存知の方もいたのではないだろうか。

私は思ったことはすぐに実行し成功するまで続けるがモットーなので即行動に移した。

しかし私は生成AIも物流もどちらに関してもシロートだ。その手のスペシャリストを探さなければならない。

私は人脈には自信があるのでそんなことは問題ではない。電話一本指先ひとつでどうにかなる。
以前から親交が深かったアークヒューマンキャピタル植木秀憲氏に相談してみた。何度も彼の事業承継塾の講師として登壇していたのだが、同じく講師として登壇していた運送会社ワークステーション中村真一郎氏との仲を取り持ってもらった。

中村氏から運送事業をやるには会社立ち上げ車両、営業所、倉庫など用意し、自貨送業許可を取らないといけないが半年以上かかるとのこと。私は老い先短い。半年も待てない。だがさすがその道のプロ。運送会社を買えばよいそうだ。
すぐに中村氏は休眠状態だった運送会社「株式会社エム」を紹介してくれた。

あとから聞いた話だが、当時エムは中村氏が既にカーチスと言う、自動車販売の会社に紹介して譲渡が決まっていたのだが私に譲ってもらえるように口利きしてくれたそうだ。
そんな恩もあり中村氏もエムの代表となってもらった。
ワークステーションに便乗するカタチでエムは事業を開始した。主にデータ収集のためではあるがことのほか利益が出た。

無事エムを買うことができたが、私がやりたいことは単に運送業をやりたいわけではなく物流2024年問題の解決をし大島正人の名を世に知らしめて華々しく引退したいのである。
そこで私が考えたのが生成AIを利用した物流DXシステムだ。

生成AIに関しても私の人脈を・・・。と思ったのだがなかなか良い人物がいない。まだフォーサイドの名前でいろいろ出来ないので私はオオシママサトの名前で仕事依頼や求人募集をおこなっているサイトに掲載してみた。

何人か応募はあったもののピンと来る人材はいなかったがそのなかで話しをし易い1人の青年が応募してきた。2023年に会社を立ち上げたばかりのAICE佐藤匠君だ。
東大卒で松尾豊氏の松尾研出身の彼は経歴だけ見てもそばにおいて置いて損はないと直感した。
だが私は思った。
競争の激しいIT業界、ましてや生成AIはこれからの分野。ヘッドハンティングされてしまってはどうにもならない。
そこで新たにフォーサイドでAI・DXを扱う子会社を作り佐藤君を役員にして逃げられないようにしてしまおうと考えた。
ついでに自宅警備員をしていた三男 大島崇も役員にして社会復帰させることにした。

中村氏の力を借りワークステーションと共にエムで運送データを収集し物流DXの開発が始まった。2025年1月 現在は試験運用中でアプリを使用して配車や配送ルート、荷待ちなど指示を出したりすることができる。休憩など勤怠の管理も出来るため2024年問題にも対応出来て便利だそうだ。早く他社にも実装してドル箱したい。

2024年2月
無事AICEとの業務提携、子会社AIテックソリューションを立ち上げた。社会的にも話題の生成AIだったので発表後は株価が735円まで上昇した。ひとえに私の功績といってよいだろう。

業務提携後、多忙な佐藤君だが相方の高橋君と協力してAICEでの実績も着実に伸ばしていった。
順調に見えた彼だがフォーサイドでAICEとの業務提携と子会社AIテックソリューション設立を開示した際に佐藤君の肩書を東京大学卒・松尾研究所出自とアピールしていたが、松尾研からクレームが入り松尾研の名前は使えなくなり東大卒の肩書だけとなった。思ってもみなかったことだが私よりも意識高い系の佐藤君のほうがショックだろう。不憫でならない。
岸田総理に生成AIをレクチャーした事があるそうなのでそれ推しでいこう。
しかし私には気になっていることがある。
あれは本当に佐藤君だったのだろうか?野暮な詮索はやめておこう。

2024年3月
このころには私がやってみたいことの種まきは一先ずすべて完了したので、次にフォーサイドの財務の健全化を図ることにした。

実はフォーサイドの内部は結構ゴチャゴチャしており役員、大株主などに曲者が入り込んでいた。私は社内の改革を行うことにしたがこれがまた大変だ。
私が就任する際に泉氏に1つ話しをしたのだがフォーサイドの大株主、親会社のような位置づけのR1合同会社とR1組合。(R1 レクセム株式会社はJトラスト系の投資会社)これを解消してほしいと頼んだのだ。
R1合同とR1組合の保有株合わせて530万株程度あり私が会社の舵を取るにあたって障害と成る可能性があった。

Jトラスト系出身の多い旧経営陣とレクセムは密接に繋がっており難色を示していたもののAITSとAICEの件で株価はかなり高値圏にあったので210万株を売却することで決着がついた。残りの320万株は私がちゃっかり頂いた。テヘペロ
これは世に言うR-1ヨーグルト事件である。

この一件で私はSNSやヤフー掲示板内で罵詈雑言言われまた腹が立った。私は会社の膿出しをしたのだ。何も分かってないクソ株主どもに言ってやりたかったが結果として数字で示せば利益さえ出せば文句はないだろう。
このこともありやはりIRを出すのを絶対辞めようと固く心に誓った。

その後、株価は12月まで下落を続け”私の”保有株の評価額はかなり下げてしまったが就任時の取得単価は100円以下なのでまあ痛くも痒くもない。

このころ中村氏に気になる問い合わせがあった。内容はこうだ。
「中村さんとフォーサイドの大島氏が株式会社エムという会社の代表に登記されていますが中村さんご本人で間違いないでしょうか。」
まだ公式にはどこにも発表していないはずなのにどこから嗅ぎつけたのだろうか。同業他社が詮索しているのだろうか。
気にはなったがその後 特に何もなかったため忘れることにした。

2024年5月
せっかく生成AI事業をするなら流行りのデータセンターをやってみたくなったので即行動。一般の企業や個人に補助金と即時償却を利用してGPUサーバー購入してもらい計算力を販売するという投資事業を考えた。
植木氏にデータセンター事業のことでよい人が居ないか相談をしたのだが石川県のブロックバリュー社を紹介されたがこのころから植木氏に対して疑問があったため、自分で探すことにしたがすぐにダイナミックな人物が見つかりトータルにお任せした。なんせ私はシロートなのでね。

2024年7月
フォーサイドの代表となって3か月やっと私がやりたかった事業のIRを出すことができた。「運送事業」「生成AI事業」「データセンター事業」「GPUサーバー事業」だ。
ひとつ誤算だったのは他役員が新事業をするのは良いが資金は自分で何とかしろと言ってきたのだ。なので私は第三者割当(ワラント)という方法で資金を調達することにした。
これにはSNSやヤフー掲示板でクソ個人株主どもに悪口を書かれた。また腹が立ったのでIRなんて必要最低限のみにしようと心に決めた。

忙しいのは承知の上だが佐藤君には私の次男の大島普が務めている川崎幸病院の退院サマリーを生成AIで作成するシステムを開発してもらうように依頼した。完成したらドル箱だろう。他の病院でも導入させたいので他社に先に入り込まれる前に早く完成させてもらいたいものだ。

2024年8月
誰かわからない人物からお中元としてメロンが届いた。私は常日頃からエゴサーチを欠かさない。恐らくヤフー掲示板で会社にメロンを贈ったと言う人物の投稿があったのでそれだろう。まさか本当に贈ってくるとは思わなかったが怖いので食べずに捨てた。

そんなこんなでバタバタと動き回っていたのだがそんななか2024年6月ごろ 美容脱毛大手の「ミュゼプラチナム」が倒産するかもと耳にした。どうも親会社の船井電機でどうもおかしなことがあったようだ。
私は美容脱毛業界に長く在籍していたのでミュゼプラチナムのお客さんをエストラボに取り込めないかと考えた。
そこでまた植木氏に相談してみたところグローバルブリッジファンド高橋英樹氏、KOC太田憲利氏を紹介された。
高橋氏も太田氏も色々と過去に疑惑のある人物だったが植木氏の紹介ということもあり信用することにしたが、この選択が後々後悔することになるがそれは機会があれば語ります。

2024年10月
事業の取捨選択も行った。
売り上げはあるものの不採算の日本賃貸住宅保証機構を2億円で売却すことにし、2億円手に入れたはいいが今のところ使い道もない。恥ずかしいくらい株価も安値なので自社株買いすることにした。
案の定株価は上がった。ワラワラ

2024年12月
また知らない人物からお歳暮としてメロンが届いた。お中元のメロンの人物と同一人物だった。私は常日頃からエゴサーチを欠かさない。ヤフー掲示板のジャギという人物の投稿があったのでそれだ。やはり怖いので食べずに捨てた。

そして2025年1月現在に至る。
新年早々に大島チャンネル3で挨拶の動画をアップした。私を褒めたたえるコメントが多くぎんもぢいぃい。

今後、退院サマリーシステムの完成と川崎幸病院への導入
物流DXシステムの完成、データセンター、GPUサーバー事業の売り上げなど上がってくる予定なのでクソ株主に見せつけてやりたい。

2月13日は決算短信1Qだ。

終わりに
この物語はヤフー掲示板の便所の落書きのような情報をもとに大島正人氏になりきって書きました。事実とことなる部分が多々あると思われますので話1/4程度に思って読んでください。私は大島正人氏のファンです。彼が何を成すのかを見届けたいだけなのです。

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