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メダカの観察㉕NEDO

フォーサイドに勢いがある今だからタイムリーに情報発信します。


佐藤氏高橋氏のXポストについて

1/28にAICE 佐藤匠氏とJOY高橋氏 両名がSNSに投稿しましたがNEDOの公募の件と思われます。
ここで思い浮かぶのが2024年7月18日に発表されたAI Tech Solution社の「生成AIを活用した退院サマリーシステム開発」です。

開発開始の発表から半年ほど経ちますがどうなっているのか楽しみですね。
当然競合他社がいることに違いはないので早めにお披露目していただきたいところですが国のお墨付きが貰えたらそれはそれで良いことです。
発表時に公開されている情報をみても時短性能は他社よりの高性能で、さらに文系のAICEですから流暢で自然な文章で使いやすいものが出来ているのではないかと期待します。

退院サマリーシステムですが公募してる可能性が高いです。
Xでの佐藤氏とのちょっとしたやり取りですが自分は「YES」と答えてくれたと捉えました。

「日本語版医療特化型LLMの社会実装に向けた安全性検証・実証」

昨年12月27日、NEDOが「日本語版医療特化型LLMの社会実装に向けた安全性検証・実証」に係る公募を一般に広く行うことを発表しました。このことから、医療現場で安全に利用できるAI(人工知能)の実装に向けて国が積極的に進めていく方向であることが推測できます。

近年、生成AIは目覚ましい進化を遂げていますが、医療分野でも活用を推進することで、15年後に予想される医療・介護保障や経済への深刻な影響(2040年問題)を解決する糸口となるのではないかと期待されています。

経済・財政新生計画改革実行プログラム2024において、集中取組期間である2027年度までに生成AI等を用いた医療データの利活用を促進していくとあります。

医療DX

最近よく耳にする「何とかDX」ですが、医療にも医療DXがあります。下記が代表的なものです。

・電子カルテの導入と標準化(退院サマリー)

2030年までに全医療機関での電子カルテ普及を目指し、国際規格を採用して情報共有を促進する。退院サマリーも電子カルテの一種ですね。

・オンライン資格確認システムの構築

マイナンバーカードを用いた保険資格確認を可能にし、2024年12月からは現行の保険証発行が廃止され本格運用が開始されました。

・遠隔医療の推進

通信技術を活用したオンライン診療を普及させ、患者の利便性向上と感染リスク低減を図ります。

・全国医療情報プラットフォームの創設

電子カルテやレセプト情報などを全国で共有し、医療・介護サービスの質向上を目指します。

・診療報酬改定DX

共通算定モジュールの開発や電子点数表の改善により、診療報酬改定に関する作業の効率化とコスト削減を実現します。

電子カルテの活用

LLMは医療現場において様々な活用が期待されていますが、その中でも特に注目されている一つが電子カルテのフォーマット変換だそうです。
医療LLMを活用することで、現在の電子カルテの普及に関する問題点を克服できると期待されています。
フォーマットが違うとうまく連携出来ませんから、そこも生成AIで解決できるということですね。
AIテック退院サマリーシステムも恐らくこの辺りをクリア出来るようにしてぜひ退院サマリーの覇権を握ってほしいです。

国が本腰を入れて医療特化型LLMの社会実装に向けて動き出した今、AIテックの退院サマリーがNEDOで社会実装に向けた検証に応募しているとしたら激熱です。

終わりに

この記事は私の期待と妄想です。

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