タオルイン研究会静岡支部 研究報告

どうも、タカギです。
こちらはタオルイン研究会静岡支部の研究成果の報告書です。
我々タオ研の知見をすべて詰め込みました。
タオルインデッキは決して最強のデッキではありません。Tiar1にはならないと思ってます。初見殺しと上振れぶっぱによるデッキです。知人に紹介するときには、「サーカス」と伝えてるように、綱渡りの連続です。そんなタオルイン、ここまで擦った成果を記します。
ちなみに、有料化とかやり方知らんので全文無料です。


レシピ

研究会の成果物

対面、戦績

福岡DC1
紫ハイ(アポカリ)◯
マザコン(黒黃)✕
赤ハイ✕
ロドナ◯
マザコン(黒青)✕

静岡県内のエボカ(3回)
タオルイン◯
マグナ◯
赤ハイ◯

タオルイン◯
青ハイ◯
マグナ◯
赤ハイ◯

ミラージュ✕
青ハイ◯
タオルイン✕
赤ハイ◯

近所のテイマーバトル
ワニ◯
マグナ◯
魔王✕

Cycle2二次予選 愛知B トレカプラザ55
予選
ブルフレ◯
紫ハイ◯
タオルイン◯
マグナ◯
赤ハイ(pt)✕
決勝T
タオルイン赤◯
デューク◯
赤ハイ(pt)◯ 

デッキ選択の理由

今回、Cycle2二次予選には3つの選択肢がありました。タオルイン、赤ハイ、虫です。タオルインはBT19発売直後にptさんが沼津でぼこぼこにされたことで研究を始めたデッキでした。ソリティアが始まってしまえば、大半のデッキを無力化できる圧倒的な蓋性能、思ったより再現性のある動きと大変味のあるデッキです。それまで虫を中心に握っており、今回も虫でいくつもりでしたが、明確な不利対面が被っていること、今回の予選の方式上全勝する必要がないことなどを加味してタオルインを持ち込みました。結果として苦手対面を踏まず、大きな事故もなく回せることができたので選択としては正解だったと思います。もし虫を握ってたら、紫ハイがしんどそうでした。

赤ハイはptさんに勝てねぇからやめた。

プレイング

このデッキの目指すところは「ルインで盤面に10000以上マイナスをかけること」です。ただし15000がかかればすべて焼き払えるので場合によっては徹底的にやります。マイナスをかけたあと、余っているコストでデジモンを出し、打点を増やします。それを2回繰り返せば、あら不思議、勝ってるんですよ〜ってことで、もう少し解説。
育成から発進、ルイン進化で1点、後ろ孵化。この時点で横にタオが1体。デジモンポン置きでターンを返す。次ターンは育成発進でルイン進化で1点、後ろ孵化。この時点で相手盾3枚、前2点、後ろ1点、最後の1体ポン置きすればリーサルです。最低限の動きはこれだけです。ここに連鎖がつながれば、ルイン進化でターンを終われるので15000をかけた状態で余裕をもってリーサルを作ることができます。
上記の展開を安定させるために、いわゆる「しゃがみ札」が多く搭載されています。個人的に他のタオルインとの差はしゃがめる回数かと思っています。これまでに目にしたレシピはタオモンACE登場を始動にしているものが多く、考え方に違いを感じています。我々のレシピは育成からヨウコ(タオ)スタートで殴れるルインを作ることを目指しています。そのため、タオモンは1枚だけで十分ですし、後ろでタオモンを作っても問題ありません。カードが揃ってないなら後ろクズハからオプションスタートでもいけます。タオ→クズハでたいして連鎖も出来ず、オプションを無駄にするくらいなら、徹底してしゃがみます。どうせ動き出したら一気にまくれるので。
ミラーで5000マイナスをかけられても、タオモンスタートなら関係ありません、爆殺します。これで向こうには10000マイナスがかかります、抗えません。また、10000マイナスをかけるためのルインの要求枚数は、このデッキなら1枚です。タオモンポン置きスタートの場合は2枚要求です。世の中のルイン3枚構築を見ると、要求値の高さに震えが止まりません。
次に、説明するのはコスト管理です。ルイン発進→爆散の要求コストは育成ヨウコモンの状態から5コストです。この5コスト計算は必ずもらえる1コストにプラスして、留姫(1)レナモンEX2(1)タケル(2)トレーニング(2)メモブ(2)で計算できます。ここがこのデッキを知っている人と知らない人とで、対面したときに下手負けするかの差になります。ちなみに、自力の最速15000マイナスは先3です。初手タケル、次手裏でヨウコ、トレーニングで準備完了です。ちなみに、キュウビモンBT19が輝く瞬間は、裏にレナモンEX2でトレーニング2枚のときです。この状態からなぜか盤面に15000マイナスがかかり、前に3体、裏に1体とかになります。陰陽師ってスゲー。


採用カードの解説

ここでは、デッキに入ってるカード全てにコメントしつつ、採用候補になったカードについても触れていきたいと思います。他の人のレシピと違うところもありますので、寛容な目で見てほしいです。

ポコモン4

ドローを任意にしてくれ

こいつ以外に有用なカードが少ない件。裏でしゃがむことが多いので、こいつのドローを生かせない&前に出たあとはドローで死が早まるという理由から、変えたい。それでも、最序盤に前に出てしゃがみ札にドローを1枚増やせるのはえらいかーってことで採用。後述のコロモンとは環境次第だと思ってます。


レナモン4

最強のサーチ札

最強のサーチカード。正直、裏で進化したくない。このデッキにおける貴重なオプションサーチ。拾える範囲、枚数が段違いなので、余裕があれば前にポン置きしたいカード。こいつで有効札が拾えない日は勝てない。マグナ対面においては進化元テキストが神がかっている。マグナ有利の要素の1つ。


レナ3

進化元要員

進化元効果最強。前ポン置きのときにプラグインサーチできないことに注意。基本的には後ろ進化用に抱えておきたい。枚数は優先順位の問題で3枚。ここはどちら優先かは好みによる。

ヨウコ4

過労死するほうの狐

最強の成熟期。勘違いしないでほしい、俺はキュウビモンだ。ってなるやつ。強いところを挙げていくと、4コスト登場、進化元テキストでメタや11000が焼けるようになる(後述)、登場時ブロッカー付与、キュウビモン名称、青黃とだいたいテキスト全部対象になる。こいつにいちゃもんつけようとすると、1コス進化じゃないとか、マジで理不尽な文句になるレベル。
紫のヨウコはヨウコモン界の面汚し(暴言)


キュウビモン1

仕事の少ないほうの狐

ピン差しはおしゃれ狙いではない。5枚目の成熟期枠。ヨウコが5枚採用していいならこいつは入らない。効果で留姫を出せないことが多い(プレイング参照)。BT10のプラグイン回収じゃないのかって思う人がいるかもしれないが、進化元の差でこちら。プラグインを回収するタイミングって、もう展開し終わってるよね・・・。

タオACE4

影分身を覚えた陰陽師

開発は熱にうなされてたんか?最強のカード。制限になっても文句は言えない。テキスト欄に「登場時」って形のシミがついてますよ。どうやら最近の陰陽師は影分身を使えるらしい。何気に相手ターンにブラスト進化することもある。特にマグナ対面はこいつで完封できるレベル。お強いマグナ様のメタを、どうしてこいつに持たせたのか。こいつは手札に1枚あれば残りの3枚はいらない。サーチで2枚目をピックせざるを得なくても、嫌な顔をしてはいけません、手札が透けます。プレイング面で意識するべきことの一つに、裏でタオACEに乗ることがあります。進化時にオプションを使えることに注目している人が多いですが、登場時のほうが大事です。どうせ上がクズハモンなので、タオACEまで育成してもコストは変わりません。むしろプラグイン1枚節約できます。

クズハモン4

みんなのおもちゃ(意味深)

昔から愛好家(意味深)におもちゃにされていた(意味深)カード。知り合いはマーメイモンと合わせてグフフしていた。今回、陰陽師の力を得てみんなのヘイトを引き受けることになった。進化時のオプションを打つとタオモンか成熟期以下を出せるので、緊急時にはタオではなくヨウコを出してブロッカーを作ったり、後続のこと考えてレナモンを出したりすることも。その場合、次のターンまで生き残れば、オプション1枚から陰陽師影分身が始まります。盤面にエッチなおねえさん並べて勝ちましょう。


サクヤモン1

なんかポーズがエロい

寿命を縮めるカード。強いんだけど、気軽に進化したくない。基本的にカイザーネイルを打てる状態じゃなきゃ進化しないです。狐トークンは貴重な打点なので、リーサルを数えながら出しましょう。また、レベルがないトークンなので、レベル参照のカード(ロストルム、デススリンガー、ミラージュなど)に引っかからないという利点があります。なお、トークンに1枚ディアボロモントークンを入れておくと、チラ見えされたときに勘違いを誘発できるかもしれません。強者はトークン30枚用意してました。あっという間にデッキ切れに近づきますので、序盤に進化したいけど、カイザー打てないことが多いジレンマ。もともと2枚採用でしたが、2枚目を出せるほどデッキがないのと、他が削れないのでアヴェンジキッドと入れ替えました。諸説あり。


ルイン4

命は投げ捨てるもの

そろそろ制限か?最強の蓋カード。この性能で2コスト進化です(スクランブル)。デッキのコンセプトなので4枚採用。こいつ並べてれば相手は何もできまい。レナモンや留姫のサーチに引っかからないので、メモブやトレーニングで捲れたときはちょっと考えましょう。基本的には進化からアタック爆散まで1セット。後ろを孵化できなくても関係ありません、爆散しましょう。進化して終わるときは正直弱い。除去られないかドキドキしながら待つことになります。プレイしていると爆散後のリカバリーは助かるときと不要なときが明確に分かれていて心が2つある〜って気持ちになります。進化時に最低でも2コス払うので、アタック終了時を絡めず展開すると10000が限界になります。そこで前述の成熟期の進化元テキストを活用して厄介な11000の究極体を屠りましょう。


留姫4

どいつもテキストが惜しい

クズハモンの進化ラインを揃えられる上、メモリー1換算のカード。プラグインも回収できたら上振れです。(他のオプションも取れる留姫が待ってます。)テイマーがないとプラグインが打てないので、マリガンはこいつかタケルが基準になります。キュウビモンBT19の効果で出せますが、それよりもしゃがみ札としてどんどん手から貼ることになります。オプションを抱えておきたいデッキの性質上、しゃがむときの優先はテイマー>後ろ進化>レナモンBT17登場>オプションです。


タケル2

1弾じゃないと許されないパワー

初手に欲しいカードナンバーワン。途中いらないカードナンバーワン。盾から加えるカードはレナモンが多いです。進化ラインが揃ってなければ優先的に取りましょう。オプションは相手との相談です。小突くタイプのデッキなら放置、ワンショットやコントロール系ならしゃがみ札や連鎖札を回収する必要が出てきます。ちなみに、赤ハイは前者扱いをしています。上振れて即死させられるなら、何を取っても関係ないですし。それよりも盾からでたオプションで制圧しましょう。

超進化プラグイン4

スクランブルと処理が全然違うので注意

タオからクズハモンに進化するためのカード。ルインには使えないので要注意。テイマーがいないと打てないのでそれも注意。何故かついてくる1ドローのおかげで窮地ではお祈りしながら使うことも。ただし、ミラージュ相手だけゲロきつい。これをサーチできるのはレナモンと留姫だけ。処理がスクランブルと違い、払わず進化なのでシャコモンがいても問題ない。セキュリティ効果も鬼強いので盾の1枚目にあってほしい。手札に複数枚持っているとき、始動を1コスト軽減できる可能性を覚えておくとよい。

イエロースクランブル4

4枚しかないから大事に使おう

クズハモンやサクヤモンからルインに進化するためのカード。タオからクズハにも使えるがとてももったいない。トレーニングでサーチができるので、手札と相談しながらチョイスしましょう。前述のルインアタックのために1枚は必ずほしい。ディレイはほぼ使わない(使えない)から、延命のアテにはできない。ディレイを使えるタイミングがあればどんどん使いましょう。だいたいルインかクズハモンを置くことになります。ただし、更地のときにはトップに置いたルインがレナのサーチで下に行くので要注意。プラグインと同様に1コストちょろまかせる可能性を秘めたカード。

トレーニング4

くっそ便利カード

レナと並んでサーチ先が多い優秀なカード。オプションが取れる貴重なカードなので4枚必須。ここが減ることは絶対にない。優秀なしゃがみ札(2コスト換算)だが、2枚目以降のディレイは、プレイング上、初動に絡まないことが多い。次のルインを3コストで進化させるために使うことも多い。初手留姫をした場合、ポコモンonレナモンを前に出して打つと1コストで2ドローした上に2コスト貯金できるバグカード。後続のレナモンと相談してください。


メモリーブースト3

4枚入れてぇなぁ…

泣く泣く減らしたメモブ。本当は4入れたいが、削るならここしか・・・ってくらいギリギリ削られた。基本的にルインサーチ用って気持ちでクズハから打つことが多い。初動のときにこれが複数絡むと後々の展開がさらに楽になる。陰陽師影分身の最中にメモリーが欲しくなることがたまにあるので、最初にディレイは切っておくことをおすすめします。2コスト換算カードだが、トレーニングと違って重なっててもちゃんと換算できる素晴らしいカード。

カイザーネイル2

盾のこいつからレナモン出ると幸せになる

展開用カード。盾の1枚目によく仕込まれているのはマーフィーの法則。クズハかヨウコがいないと打てない。クズハのあとに連鎖したサクヤからタオを出すときなど、基本的には連鎖の最中に打つことになる。最悪、タオonサクヤの状態でターンが始まって、後ろヨウコ作ってからカイザーネイル、それで展開が始まるなんてこともありうる。枚数に関しては、ロジックよりも感覚派。進化元を抱えるデッキではないので、3枚目が邪魔と感じることが多く、2ぐらいかな〜って気持ちでの採用。メタに合わせて入れ替えるならここ。 

ノーブルファミリアーツ1

お手軽究極体処理カード

はじめは馬鹿にしてました、すみません。お手軽除去。連鎖の最中にミラージュにぶち込むことで勝ちにつながるカード。今後は当て先としてメディーバルなんかも考慮したい。ドローにもメモリーにも絡まないので1枚採用ですが、今後の環境次第では2枚以上の採用もありうる。

アヴェンジキッドモン1

魂のカード

友人から受け継いだ魂のカード。二次予選の決勝で友人にトドメを刺したカードでもある。復讐成功!
サーチにも掛からず、盾落ちしたときは回収もできないです。そのときは見切りましょう。サーチカードで捲れたときは、下から何番目にあるか覚えながらプレイすることが必要です。ルインで盾落ちしたかどうかで負けることもあります。基本的には延命手段なので、出さずに勝ち切ることも多いです。終盤、展開し終えたところに添えるだけで11000の1点が生まれるのは偉い。焼き効果はマジでいらない。

ここからは採用候補のカードの紹介です。基本的に枠がカツカツなので、大きく入れ換えることは出来ません。もし換えるならアヴェンジキッドモン、カイザーネイル、ノーブルファミリアーツの3種ぐらいしか対象がありません。

・ホーリーエスパーダ

ドローはえらい、ドローは

盾2枚につき1ドロー、えらい。最序盤なら2コストでポコモン入れて3ドローと優秀なしゃがみ札、のように見えるがメモリーに絡まないのでコンセプト上難しい。連鎖の最中に新しいオプションを引き込める可能性があるので、上振れブッパの要素を秘める。タオルイン相手にアタックを渋る相手もいるので、ドロー枚数が確保できる、かもしれない。ルインが爆散すれば盾6枚で3ドローの可能性も大いにある。寿命はさらに短くなるので、アヴェンジが必須かもしれないことは要注意。

・ポーン・デヴァイス 

ディレイ処分装置

赤だけどピン差しなら気にせず使用できる。2コス1ドローだが、腐りやすいディレイスクランブルを活用できる可能性を秘めているカード。何気にセキュリティが11000焼きなのでミラーなどで不意をつけるかもしれない。

・コロモン

黎明期にポコモンと差し替えようとしていたカード。ドローせずにルイン爆散まで行ける可能性があるので、ミラージュメタ。また、走り始めの段階で3000まで焼けるようになるので、天敵のシャコモンを始末できる。

・ピロモン

クズハの枕

クズハモンが枕します()。クズハ進化でカイザーネイルを打ってタオモン登場、連鎖・・・最後にクズハの効果でピロモン登場とかいうムーヴをすると相手がキレる。 

・バクモン

待ってましたメモリーメタ

ミラージュはキレる。

・シャインバーストモード

弱くはない

打点が足りなくて寿命を迎えそうなときに3点持っていける可能性があるカード。大体クズハがポツンと立っているので、雑にバーストできそうなときはある。単騎に15000くらいなので緊急時には生きるかもねって感じ。相手ターンまでマイナスが継続しないので、蓋性能はない。はじめはルイン3バースト1だったけど、ルインが欲しい場面でこいつがいることが多く、リストラ。基本的にルインで圧をかけているので、不要だと思ってます。諸説。

・インパラ

局所で輝く

役割は2つかなって思います。1つが延命、これはわかりやすいですね。動き出すとデッキが一気になくなるので安心感につながります。2つめが妨害。連鎖中に苦手対面のワニを戻して蘇生を止めるのがメインでしょうか。ただ、そのあとにワニポン置きでオーバーフロー込みで計7メモリー返るので悩ましいですね。生きる場面は多少あれども、どこまで有用かわかりません。

・ブルーカード

未来が見える人向け

結構熱いカード。正直入れてみたい。クズハ、タオが並んだタイミングで打てば、デッキトップ5枚になにかしらの進化先があるだろっていう考え。メモブでルイン探して進化するよりカードが少なく1枚多く見れる。ただし、不確定要素が絡むので、2回目のルイン進化のタイミングとかに、デッキの順番を思い出しながら打つくらいがちょうどいいかもしれん。一応しゃがみ札にはなるが、テイマーが必須なのと、メモリーが貯金できないので、その使い方は考慮したくない。

各対面考察

ここは、私の少ないデジカ練習からくる経験則が多分に含まれていますので、諸説あります。上振れ、下振れ、対面の練度などなどを加味したとき、逆転することはありますので、一つの体験談としてお読みいただければ幸いです。

VSマグナ
100‐0です。いきなり強い言葉を使ってしまいました。でも、マジで有利。マグナきついだの、インパラで壊滅するなど言われましたが、5連勝ほどして心を折ってあげました。有利の理由としては様々ありますので、場合分けしながら解説します。
①マグナXを前で作った場合。最速とか関わらず、無敵マグナ進化でターンをもらった場合、レナモン進化ヨウコモンで、オプションを打ちましょう。Sアタックマイナスで盾が割れなくなります。ズバゴーンでぶち抜きに来たらタオモンにブラスト進化します。このターン進化時効果起動しないので起きません、耐性もありません。次のターンでクズハでも獲れます。
②上記展開からズバゴーンではなく、絶光衝を打たれた場合、止めれませんが盾は1枚(ズバゴーン併用で2枚)しか割れません。どうでもいいです。むしろ盾からなんか出ろ案件ですので素通しです。
③裏からファンクン敷いて出てきて殴るパターン。マグナ見てからヨウコポン置きしましょう。ブロッカー立てなきゃって使命感に駆られた顔してましょう。だいたいの人はタオACEのブラスト効果を覚えてません(偏見)
どの場合でも即死はなかなかありえません。返しにルインで15000マイナスをかければターンが渡った瞬間爆死します。そのあとは5000、10000と相手の育成に合わせてマイナスをかけるだけです。ちなみに、マグナは耐性のない状態で殴り始めて2パンか、耐性ありで殴ろうとすると1パンしかないので、ルインが爆散した時点で向こうのリーサルはめっちゃ遠ざかります。途中、無敵マグナでドヤ顔されたら、スクランブル起動のきっかけにしましょう。クズハとルインの回収をさせてもらえます。この対面で気をつけることは、ルインのアタック時に盾から黒マグナを踏むことだけです。自分の寿命と相談しながら、マイナスをかけ続けるプレイングを心がけましょう。

VS赤ハイ
5分・・・?苦手意識はないですが、噛み合いが悪くて負けることはあります。まぁ、向こうの黒閃は最強なのでどうしようもありませんね。盾を割ってくれるので、おとなしく準備をしましょう。厄介なのはマイナスの計算するとき、向こうの進化元テキストで最大6000増えている可能性があることです。DPアップのフレイモンがいると5コス拓也から1点が生まれます。余裕があれば15000マイナスかけましょう。裏目は紅焔です。狐トークン以下が焼かれるのでリーサルが遠のくのと、陰陽師影分身ができなくなります。展開後ならさておき、紅焔を無理やり先撃ちされた場合はクズハからタオを出さずにオーバーフローを気にせず10000かけましょう。5コス拓也がしっかり準備されていなければ耐えられる可能性があります。ちなみに、マイナスをかけておくとエングレのデジクロス登場も焼ける範囲が狭まります。そのあとのアグ絆ACEあたりを警戒しながら押し付けていきましょう。覚えておいてほしいのは、ヨウコ登場で自身とは別のデジモンをブロッカーにしておくことです。エングレの焼きでブロッカーが狙われることが多いので、ヨウコをタオACEの進化元として残せます。

VSミラージュ
めちゃくちゃしんどいです。ミラージュ最速でこちらの動きにかなりの制限がかかります。ポコモンが勝手にドローしてしまうのと、プラグインで手札が増えてしまいます。幸い、ミラージュはこちらの連鎖が終わるまで起動しないので、進化元ヨウコとルイン2枚を連鎖で出せれば爆殺できます。もしくは、クズハでノーブルファミリアーツを打てば連鎖中にどれだけ引いても問題ありません。ヘクセはタオを抜かずにルインを作ればアタック爆散で処理できます。後続にマイナスがかかればかなり制限ができるので、オーバーフローしても問題ありません。それより厄介なのがシャコモンです。スクランブルが打てなくなるので、ルインに乗りにくくなります。また、DP3000なのでヨウコ1体では焼けません。なお、シャコモンはプラグインは許してくれます。

VSワニ
くっそ不利です。正直当たりたくない。向こうの練度とタオルインへの理解度に左右されますが、きついです。ロストルムとワニXが何をしても引っかかるのでめちゃくちゃ困ります。インパラ入れて連鎖の最後に叩きつけるか、ピロモンをカイザーネイルで出してごまかすかぐらいしかないので、構築が歪みます。一応、向こうが完全体で止まってしまって横並びとかいう舐めプをしてくれたら勝機はあります。その場合は10000マイナスを絶やさず立ち回りましょう。pfが実質リカバリーなので、リーサル計算が狂うときがあります。10000マイナスをかけつつ、横広げを意識しましょう。相手がめちゃくちゃ上手いと、ロストルム空打ちもありえます。マジしんどい。

VS魔王
くっそ不利です。正直当たりたくない。ただ、辛いのは結局ワニなので、降臨、ロストルム、ルーチェFDあたりが引けてなければ勝機はあります。基本的にはゆっくり準備をして、マイナス15000をかけます。このときに、カイザーネイルを絡めてヨウコの効果を使わないなどの工夫をすると、10000マイナスでルイン2体とかの面が作れます。そうすれば降臨とルーチェFDは無効化でき、そのまま面を作って押し込めます。きっちり降臨を打たれ、ルーチェFDを並べられるとしんどいです。あと、ムーンミレニアモンもやばいです。いざってタイミングで出されるともうどうしようもないです。

VSフェンリルガ
有利かなって思います。先2全力ダッシュとかは知らん。そんなやつはどの対面でも勝てない。基本的に5000マイナスで嫌な顔をされ、10000マイナスすれば機能停止します。また、ルインで盾が1枚増えればワンショットへの要求値がかなり高くなるので、向こうは苦しいはずです。最初の小突きでこちらの盾から何かしらのメモリーが確保できれば、かなり楽になるので、焦る必要はありません。育成見ながらマイナスの数字を決めてください。

VS虫
正直、塩試合過ぎて辛い。マイナス10000で死なない連中なので15000をかけるか、上から踏みましょう。特にアトラーとかいう最強の虫は必ず踏みましょう。シーヴァACEが厄介なので、盾は4枚残します。相手の弾が切れるまでひたすら面を処理します。この対面ならスクランブルが使いやすいので、ディレイで残りの山を調整しながら時間をかけてしばきましょう。突然の死を押し付けてくるデッキではないので、こちらが息切れしない限り、基本的にはなんとかなります。しかし、塩試合になるので要注意。フリーには向きません。

VSロドナ
マイナスさえしっかりかけられれば結構余裕があります。厄介な横展開は5000マイナスに耐えられないことが多く、ロドナXも10000マイナスで機能を停止します。退化ビームもそんなに影響がありませんし、紫にはシャコモン枠のメタがいないので、そんなに困りません。ワニ採用型にだけ気をつけて、オーバーフローとワニのメモリー稼ぎでめんどうなことにならないプレイングを心がけましょう。

VS青ハイ
5000マイナスで困った顔、10000マイナスで絶望的な顔が拝めます。苦し紛れに出してきたエンガルデジクロスもレナモンを戻すだけに終わり、盾を手札に加えるアシストをしてくれます。また、スクランブル起動という最高のトスをしてくれるので、マイナスを絶やさずきっちり仕留めましょう。ただし、オーディンズブレスだけは気をつけましょう。安易に大量展開をすると、複数ターンを止められ、デッキがなくなります。また、ウェヌスモンは天敵です。1体の時点でルインで飛ばしましょう。

VS紫ハイ
厄介です。落ちるカード次第で完封されます。向こうが本調子になって落としまくる前に、10000マイナスをかけましょう。10000マイナス下で出来ることはほとんどないはずです。リーサル時のジャックレイドがやばいです。5000マイナスでターンが渡ると、ベルグ連打で負ける可能性があります。凶弾やスリンガーもあるので、盾から焼かれる対象を意識しながら殴りましょう。狐トークンはレベルがないのでスリンガーをかわせ、DPも中途半端で凶弾にかからないので、最後に殴らせましょう。向こうもオプションが多いので、早めにアヴェンジキッドモンを立てるのは有効的です。

VSミラー
型にもよりますが、基本的には10000マイナスかけたら勝ちです。かけられたら敗けです。ただし、もしかしたら相手のマイナスが切れるかもしれないので、タオモンでしゃがむ、クズハでしゃがむなど、しっかり準備はしておきましょう。
タオモン登場から始まる型は、10000マイナスかけにくいので、そこを狙いましょう。裏でタオモン(クズハ)まで作る、覚えておいてください。この対面は盾のオプションがあてにならないので、タケルがあるならさっさとパーツを回収しましょう。ノーブルファミリアーツが落ちてたときだけ、ワンチャンが生まれます。

VSデューク
新しくできたばかりのデッキですので、試行回数は少ないです。基本的には盾をぐちゃぐちゃにされたあとに展開できるかどうかだと思っています。前にデジモンを出さないので、先に動かれても即死はしない、はず・・・?デュークXのパワーと耐性はすごいですが、15000マイナスをすれば落ちるはずなので、返しにそれを狙います。ルインアタック時にクリムゾンが飛んでくる可能性がありますが、無視で大丈夫です。飛んできたら次の展開のためのコストがもらえます。また、焼き系のオプションが入る枠が少なさそうなので、こちらが動いた時点でかなり有利と思います。今後、タオルインが流行るなどの理由でパンプアップギルモンとグラウモンが入るようになると
15000マイナスで沈まないので困りものですが、ヨウコのマイナスとルイン進化爆散、もう一体のルイン進化で相手側にメモリーを返せば爆殺できます。また、パンプをいれるとなると安定性(サーチ)との交換になり、構築が歪みそうなので、そこまで心配していません。あちらの速さにこちらの準備が間に合わないのが負け筋だと感じました。


VSダイノガッツ
新規リベレイター、ダイナモンです。私はこのデッキに可能性を感じました。こんな可能性を感じるカードはプクモン以来かもしれません。なんでDSにプクモンいないの??
ダイナモン系統の強いところは不屈です。前述のプレイングでダイナモンとやりあうと、ルイン爆散の時点でダイナモンが消滅し、10000マイナスしかかけてないタイミングでタオモンACEが破壊され、オーバーフローでターンが渡ってしまいます。そこで、ルインを2枚立ててから爆散するなど
の一工夫が必要です。と、ここまで打っていて気がついたけど、ルインはダイナモンを殴ることしかできないので、ダイナモン戦闘破壊→不屈割り込み→ダイナモン効果でタオ死亡→ルイン爆散でダイナモンは二度死ぬ??あれ、関係ねぇな。勝ちです。まぁ。マメティラとかでブロックするなどの対策は取れそうだけど、なんか、こう難しそう。誰かめちゃ強ダイノガッツをプリーズ。

まとめ
全対面を通して、苦手なのは
「こちらのアクションに反応する究極体」です。つまりワニとミラージュ。これからの環境だとダイナモンとメディーバルが厄介ですね。逆にこちらの面に干渉したりするカードは、走り始めるまで効かないので、その辺で有利不利がつきやすいと思ってます。また順当進化デッキ相手には、進化にかけたコストを、こちらはわずか5コストで台無しに出来るので、かなり有利かと思います。

おわりに

タオルインというデッキは、歴史が浅く、レシピも洗練されていないように思われます。今日まで、様々な型が模索され、それぞれが少しずつ結果を出しているのが現状です。これから、環境の変化に伴ってさらに型を変え、最適化されていくためには、多くの人がこのデッキを握り、自分の考える最強のタオルインを模索する必要があります。今回の研究報告がその一助となることを願って筆を置きたいと思います。
駄文・散文、ご閲覧ありがとうございました。

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