見出し画像

ゾウとノミのはなし

さっきの続きで思い出したこと

なんかね、これに関連して、ふたつ、
思い出したことがあった。


ひとつは、サーカスの仔象さんのハナシ、

もう一つは、ノミのハナシ。


サーカスの象さんが、赤ちゃんゾウの時から
足にクサリをつけられて

ムチでピシッとかされながら
芸を覚えていくんだけど、

大人のゾウになって、体が大きくなって
ニンゲンを【ひと踏み】で
つぶすことだってできるようになっても

足のクサリを、カンタンに引きちぎることだって
できるようになっても

やらないの。
できないの。

小さい頃に、どんなにがんばっても

クサリは引きちぎれなかったから。

自分には、そんな力があるなんて
信じてないから。

もう、小さな仔象じゃないのに。



もう一つは、ノミのはなし。

フタをした小さな容器に
入れられたノミが

何度も何度も、ジャンプして
外に出ようとするんだけど

フタがあるから出られないの。

100回、200回、1000回・・・

何回もぶつかって

「もうジャンプしても外には出られない」

そう学んだノミは

フタを取っても、
フタの高さまでしかもうジャンプしなくなるの。

本当は余裕で出られるはずなのに。



っていう

ゾウと、ノミの話を、なぜか思い出した。

ニンゲンにも、こういうパターン、あるよねぇ。。

いいなと思ったら応援しよう!