今どき珍しい無賃労働と自責は他責の管理職

転職を決意して無事に内定ももらっていたので4月より正社員として別の企業にて働くことに。

業務内容は経歴からさほど難しくなく、会社が使っているシステムの使い方などを覚える時間が一番かかったという印象。

まさにこのタイミングで緊急事態宣言も発令されて、営業時間短縮など色々とあったけれども今回の1番のポイントではない。

通常の勤怠が9:30〜18:15(内90分休憩)という若干謎な勤務時間ではあったが、実質9時ごろには既に出社して勤務開始。もちろん早出。(早出は無給)
休憩90分となっているが、そもそも休憩を取れる日が週に2日あれば良い方、しかもご飯食べたら仕事にすぐ戻るという感じで90分なんてまともに取れやしない。
残業にあたり、18:15過ぎから謎の15分休憩(法的にも必要なく拘束時間を引き伸ばしたいだけ?)が設定されていたが、残業するのに休憩から始まる人なんているわけがない。

一日あたりでみると、2時間以上無給労働が発生しており、更なる早出を強要してくる店長。

このご時世、こんな労働環境の会社がまだあったのか、、という気持ちと約40時間無給残業と踏まえると月7万ぐらい捨ててるようなもの。
とてもではないがこんな状況では働く意味がないので上司に直訴。

しかし管理職の言い分は「お茶飲んで一息ついてる時間も休憩時間」との返事。
は?あなた管理職でしょ?労働基準法での休憩の定義って知らないの?

そこは言葉をグッと飲み、自主的に取れるように努力しますと回答。


しかしこの管理職の暴挙はこれにとどまらず、元々クレーム案件だった客の来店予定があったのに一切の引き継ぎなどの情報もないまま自分が当日初期対応をすることに。

クレームを一言で言うと、入庫してから異音がするようになり、度々見てもらっているが改善されない、との内容。

そんなことは全く知らずに対応して客はポカーンとしていた。そりゃそうだ、何度も入庫してるのに、状況全く知らない奴がきたぞ!ってなる。

幸い良心的な方で細かく経緯を説明していただき預かることに。メカニックに車両を診てもらうと、、、

オイルエレメントがついてない!!!

との事実が発覚!そりゃ異音も出るしあれこれパーツ交換しても直るわけないよ。

しかしお客様へその事実を伝えることは会社としてまずいので嘘をつき適当な理由をつけて説明することに(こっちの方が本当はマズイと思うのだが)。
逐一、管理職の人にこういった内容で説明して、話をまとめるつもりです。と確認を取りそれでいいよと了承をもらった上でお客様へ説明。

結論、今回の整備・修理に対する費用がかかることに納得がいかなかったようでお客様相談室へクレームがいくことに。

すると管理職が自ら対応する、と言い電話や接客対応をすることになったのだか、、、

「あいつ(私のこと)の言っていたことは全部間違っていて、今説明している内容が事実です!」と全ての責任やミスの落とし所を自分に向けてきたのだった。

こんな管理職ありえないだろ!上司は部下の失敗のケツを拭くのが仕事だろ?それを全部ケチの付け所をなすりつけて自分だけ客にいい顔するって何様!?

トータルでみてとんでもない会社だったので、半年で退職を決意したのだった。


しかし、世間はコロナ禍真っ只中、求人数も減っており難航する転職活動、次は無事見つかるのだろうか。

つづく。

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