【シティリーグ優勝】リザードンex【全文無料】
はじめまして。
とうかと申します。
本稿では2025シティリーグS1で使用し、優勝したリザードンexに関する記事となります。
本稿がはじめてのnote執筆となりますので、読みにくい箇所などがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。
自己紹介
改めましてとうかと申します。
普段は大学のポケモンサークルのめとぽけ(@tmu_pdc)で活動しているプレイヤーです。
ポケモンカード自体はBW時代から知ってはいますが、いわゆるガチ環境でプレイをはじめたのはSVシリーズが始まってからです。なのでスーパー新参者です。
公式大会の戦績は
・2024シティリーグs4準優勝
・CL札幌day2
・2025シティリーグs1優勝
となっています。
まだまだ歴が浅く環境考察やデッキ考察、カードへの理解が不十分な点があると思います。本稿を読み、異なる考え、アドバイス等ございましたら教えていただけると幸いです。
当日のリストと採用理由
こちらがシティリーグにて使用したリストとなります。
リストを作成するうえで意識したことは
・デッキの安定感を損ねることなく、一般的なリストとの差異を持たせる
・ミラーマッチの勝率を上げる
でした。
リザードンexデッキは根幹となるデッキの軸のパワーが非常に高い(リザードンexの単体性能が高い)ことが特徴です。ここでは、一般的に固定の枚数で採用されているカードに関してはあまり触れずに採用理由を述べていきたいと思います。
リザードンexライン 2-1-3
ここはデッキの主軸です。ナイトワンダラーで追加されたヨノワール、サマヨールのカーストボムにより、バーニングダークの火力を操作しやすくなったため、リザードンを複数体立てて受けまわすというよりかはサイド6枚を最短で取りきって勝つ試合が増えました。そのため3体リザードンexを使う試合が減っている、またヨノワールラインを厚く採用したいため上から2-1-3(以下同様に2進化-1進化-たねで表記します)としました。このリストでは夜のタンカも採用しているため、2体目以降のリザードンexを立てるハードルはあまり3-1-3のリストと変わりません。
ヨノワールライン1-2-2
他のリストと大きく異なるのはヨノワールラインです。
ここは多くの人が1-1-2で採用している箇所です。
私はミラーマッチに一番重きをおいていたため、ここの枠を厚めに採用することにしました。ミラーマッチに関しては後で述べますが、基本先にピジョットexをカーストボムを絡めて取る側が有利に試合を進めることができると考えています。
そのために必要な札は
リザードンex、ピジョットex、サマヨール、裏呼び札、アメ×2、
負けん気ハチマキです。
サマヨールのサイド落ちをケアしつつ、ロトムのそくせきじゅうでんで縦引きする確率をあげることは重要と判断し、2枚採用しました。
他、サマヨールを2面かまえられるので盤面を強くしやすく、アメの節約にもつながります。
ロストスイーパー
ここの枠はもともと崩れたスタジアムを採用していた枠でした。崩れたスタジアムにも強み(サポート権利を使わずに盤面からポケモンをなくせる、相手にとって有効なスタジアムを割るなど)があるのですが、前の週でヒーローマントを採用したリザードンexがシティ上位に見られたことを重くみて、対策が必要と感じ採用することにしました。
他にもドラパルトexを軸としたデッキでのきらめく結晶や、相手の未使用封印石をはがせる点で優秀です。
夜のタンカ
ポケモンとエネのすべてに変身できる優秀な一枚です。ポケモンとエネは枠の都合で最低限の枚数で採用しているため、やや不安があります。そのため全ての0.5枚目として優秀な夜のタンカを採用することにしました。
ペパー4ナンジャモ2
初動で打ちたいサポートはペパーです。そのため最大枚数採用しています。
ナンジャモはエーススペックがアンフェアスタンプのため、ハンド干渉札が合計3となるのでぎりぎり2枚で足りると判断しました。ナンジャモは3枚でもいいと思います。
フトゥー1ネジキ1
フトゥーは盤面からのダメカンを削除、縛り解除、相手のリーサル阻止に使います。最初の手札によくありますが中盤終盤でよく活躍します。
ネジキは盤面にいないポケモンを盤面に誕生させることができます。他にも盤面からロトムやネオラント、キチキギスを消して相手のリーサルを防げます。
炎エネ5ミストエネ1
枠がとにかくないので炎5になりました。一応夜のタンカから1枚手に加えることができるので終盤ペパーからもエネが触れます。
ミストエネルギーはファントムダイブとデヴォリューション対策です。基本はピジョットexに貼ります。それによりドラパルト、サーナイトなどダメカンとデヴォを利用して戦うデッキに強くなります。トドロクツキexやギラティナVstarなどの強制気絶も防げます。
アンフェアスタンプ
このカードの強みはサイドを取るデッキ全てに対して有効なカードである点です。他のエーススペックについては後で述べますが、序盤から相手ハンドを絞れ、サポート権を温存しながらハンド干渉が打てるところが大きな評価ポイントです。多くのデッキの最大値が高い現環境において、コンボパーツを揃わないように相手を妨害できるグッズは強いと考え、このカードをエーススペック枠で採用することとしました。
他採用候補カード
ピィ(にぎにぎドロー)
ポフィンからつながるドローソースです。アグロ系デッキに対しては盤面を非エクのみで固めながらハンドを整えられます。2024-10-2時点ではマナフィをピィに変更するほうが総合勝率があがると考えています。(先行をとればマナフィがなくても何とかなる、そもそも必要な対面が少ない)
ハンドを減らすとロトムのそくせきじゅうでんよりも多くのカードを引くことができるので、その過程で山のいらないカードを削ることにもつながり、山圧縮ができます。
ネジキからの逃げゼロという点も実は優秀です。
HPが30しかないのでカーストボムやファントムダイブに注意です。
ヒスイのヘビーボール
最低限の枚数でしかたねポケモンを採用していないのでそこのサイド落ちをケアできます。
デヴォリューション
下振れた試合で一度試合をリセットできたり、ダメージを刻んだポケモンを回収することのできるカードです。勝ち筋が増えますが、逆に試合が難しくなったりします。
崩れたスタジアム
前述したようにサポ権なしでポケモンを盤面から消せて、相手の有効なスタジアムを割れます。
ポケモンリーグ本部
終盤たねex主軸のデッキにワンチャンを作れます。逆に自身のかがリザが動けなくなったりします。また、エヴォリューションから展開するデッキが手張り一回だけでは動き出せなくなるのもポイントです。
ツツジ
古来より存在する強ハンド干渉カードです。ただしこれを使用するとブライアやネジキ、フトゥーが打てません。
ブライア
このカードは明確に勝利プランが増えます。サイドが自分が残り4枚、相手が3枚のようなときでもカーストボムを絡めれば、一撃で試合に勝利できる能力があります。夜のタンカを採用しているためヨノワールやサマヨールを使いまわしやすくなっています。
2024-10-2時点ではサマヨールの2枚目をこのカードに変更したいなと考えています。
ダブルターボエネルギー
リザードンに採用されるこのカードは難しいです。かがリザの早期起動、手張り一回でピジョットがふきすさぶことができる、サポ権を使用しない縛り解除など様々な役割があります。今回は立ち回りでダブルターボエネルギーによってもたらされる恩恵をカバーできる、と考えたためデッキ60枚の中には採用をしませんでした。
他エーススペックについて
今回はアンフェアスタンプを採用しましたがどのエーススペックを採用しても強いのがリザードンexの特徴です。ここでは代表的なものに絞って述べていきたいと思います。
プライムキャッチャー
サイド同数でも使える裏呼び兼いれかえ札です。かがリザのかえんばくを連打しやすく、縛りでワンチャンを作ろうとする相手を許しません。しかし大抵はカウンターキャッチャー、ボスで事足りることが多いので今回は採用を見送りました。
ヒーローマント
一言でいうと難しいカードだと考えています。どこに貼るのか、いつ貼るのか、いつ相手に見せていいのか、全てを経験で身に着けていかなければなりません。ピジョットに貼ることでミラーでの先ピジョット取られ展開を防いだり、サーナイト対面でマントミストピジョットでひたすら殴り続けたりできます。
プレシャスキャリー
面が並ばずに負けるパターンをなくすことができます。初動の盤面が強くなり、ハンドも細くなりにくいのが強みです。タケルライカオーガポン等の早い系のデッキ、ミラー、ドラパルトなど、どの対面においても活躍します。しかし、おきている事象はこのエーススペックがなくてもできることなのでブライアやネジキを積極的に採用し、他のエーススペックを採用したデッキにパワー負けしないようにする必要があると思います。
マキシマムベルト
対ドラパルトで輝きます。わざと正面にロトムを出し、ベンチにHP60たねをおくことでサイドを3枚とらせ、バーニングダーク(270)+マキシマムベルト(50)でドラパルトを常に一撃で倒せる状態に誘い込むことができます。ドラパルトが想定外のタイミングで倒せる強みがあります。不利なマッチの勝率を上げることができる反面、五分以上あるタケルライコオーガポンなどの早いデッキに対する勝率にはあまり貢献しない(負けん気ハチマキで十分なケースが多い)点に注意です。
各対面の立ち回り・有利不利
様々なデッキの存在する環境ですので、ここでは
リザードンex、タケルライコオーガポン、ドラパルトex(ピジョット型)、サーナイトex、レジドラゴex
に絞って話をします。(一応他の対面も最後に軽く触れます)
ここではサイドの話をするとき
自分-相手
で表記しています。
①リザードンex(五分)
同じデッキを使っているので基本は五分です。しかしプレイヤーの練度次第で有利にも不利にもなるのでどれだけこの対面を練習して理解が深いかが重要だと考えます。
目標盤面はリザードンex、リザード、ピジョットex、サマヨール、サマヨール(ヨマワル)、ロトムVです。
主な勝ちパターンは
・ピジョットをとってリソース差で勝つ
・リザードンラインをなくしてアタッカーをなくして勝つ(炎エネルギーの総数で勝負する)
・ヨマワルラインを相手が出せない、出せても使えない状態にして勝つ(サイドを1-3になるようにする)
です。
王道のパターンは先ピジョットとりから試合を始めることです。
自分が先ピジョット取りのパターン
自分:サマヨールカーストボム+負けん気+カウンターキャッチャー
でピジョ とり 4-5
相手:正面リザ刻み
自分:ヨマワルとり 3-5
相手:リザとり 3-3
自分:裏のロトムorネオラントorキチキギスとり(ボス1枚目) 1-3(リザ2面で勝ち盤面)
相手:ハンド干渉+正面リザとり
自分:(リザを構えられなかったパターン)
かがリザ+エネ+ボス2枚目(ネオラントorハイパーボール)
or
アメ+リザ+(つりざお)
これをキジ3ドロー+マッハサーチで揃えられるかが勝負。
メモのようになっていますが、大体はこのような流れが理想です。
また、ブライアを採用することで
サイド3-3の状態からでも
サマヨールのカーストボムを相手の正面リザにきざむことで勝利することができます。
サイド4-3の状態からでも
ヨノワールのカーストボムで裏のポケモンを倒して負けん気バーニングで正面のリザをとって勝利することができます。
サポート権なしでアメやヨノワールラインをそろえるハードルがありますが、アンフェアスタンプとキチキギスによってカードを集めやすいので、意外と揃ったりもします。一撃でリーサルとなるため、相手に捲りのチャンスを与えない強さがあります。
今回ここで述べたのはほんの一例にすぎません。実際はサイドに落ちたカードや相手の動きにあわせて柔軟に対応しなければいけず、練度がものをいうでしょう。
②タケルライコオーガポン(微有利〜五分)
一応微有利はあるとは思いますが、先殴りをされ、サイド進行2-2-2を通されると負けます。この対面で意識することは
・最初にサイドを取られた返しにアンフェアを打つ(最悪ナンジャモ)
・かがリザをサイド6-4のときに投げる
・エネのついたオーガポンを優先的に取りにいく
・最初の相手のサイドをピジョットをとるところからはじめさせない
です。
目標盤面は
ヒトカゲ、ヒトカゲ、ポッポ、ポッポ、ヨマワル、ロトムです。ピジョットは必ず欲しいので盤面に2面ポッポを構えたいです。
先に殴られるのが基本なのでかがリザで相手の2-2-2を崩す、毎ターンハンド干渉をするなどして相手が2-2-2でサイドをとっていくためのハードルをあげ続けるように立ち回りましょう。
序盤のキャッチャージャッジマンで試合が終わることもあるので大事な大会前日はゴミ拾いをしましょう。
③ドラパルトピジョット(微不利)
残念ながらファントムダイブ系に弱いのがリザードンexデッキです。相手が順当に動くと勝利するのが難しくなります。では勝つためにはどうすればいいのか?(今回は様々ドラパルトに型がある中で現在一番オーソドックスなドラパルトとピジョットが採用されている型について述べていきたいと思います。一応、サブでボムが入っているパターンやボムがなくフーディンが入っているパターンなどがありますが、そこで大きくプランは変わらないと考えています。)
当たり前ですが、
ドラパルトexがファントムダイブをうてない
と勝てます。
ですので相手のデッキにエラーを何かしらの手段でおこす必要があります。目指すエラーは
・ピジョットがいないので必要札が揃わない
・ピジョットはいるが必要札が多すぎてファントムダイブを宣言するまでに至ることができない
です。
ピジョットがいない、は序盤先殴りができるときに起こしやすい事象です。ドラパルト側がやや下振れてピジョット、ロトム、ドラメシヤ2枚のような盤面のとき、やや上振れる必要がありますが、カーストボム+負けん気+カウンターキャッチャーでドラパルト側のピジョットを取るところから試合を始めたいです。ドラパルト側はロトムでそくせきじゅうでんをしているので、ハンドは太いです。ですので、ドラパルト自体は用意されてしまいます。そのままハンドが太いとピジョットなしで理想に近い動きをされてしまうのでその後の動きを制限するためにドラパルト側にサイドをとってもらえるように盤面(e.g.リザードン、ピジョット、ロトム、ヨマワル、ヒトカゲ)をつくりましょう。これによりアンフェアスタンプを使えるように誘導したいです。ハンドを絞ることでドラパルト側の動きを制限して後続の用意をさせないことが重要です。
上記の例はこちら側が調子がよく相手側が調子の悪いときの話ですので、先にファントムダイブを受けて面をある程度崩されてしまうような試合展開を想定した話をしていきたいと思います。
用意したい盤面はヒトカゲ、ヒトカゲ、ポッポ、ポッポ、ロトムです。ピジョットがいないとどうしても厳しい試合になってしまいます。そのため2面ポッポを用意します。
また、相手が早い段階でファントムダイブを宣言してくれるときはたいていはドラパルト(結晶、エネ1)、ピジョット、ドラメシヤ、ロトムのような盤面です。ここでアンフェアスタンプを使いながらロストスイーパーで結晶をはがしてあげるとドラメシヤの育成が相手はできなくなります。これによりピジョットはいるが必要札が多すぎてファントムダイブを宣言するまでに至ることができないのエラーを起こすことができます。
また、ドラパルト側が採用しているかもしれないデヴォリューションもケアして動く必要があります。先行をとって安易に2ターン目からサイドを取り始めるのは危険です。デヴォリューションをケアして試合はしたいので
・ピジョットにミストエネルギーを貼る
・ロトムに封印石を残す
このどちらかはできている状態で試合したいです。
一応、リザードン側もデヴォリューションを採用することで早いターンのファントムダイブをある程度ケアすることができます。
ここまで色々と書きましたが、基本不利対面です。ドラパルト側の練度が高いと必ずしも速度で押し切ろうとしない場合もあり、そのときは厳しい試合展開になります。ネジキとカーストボムを併せて使用することでケアできないところからボムをとばしたり、カーストボムを的確に打ち込んで相手のドラパルトラインを細くするなどし、勝ちをたぐりよせましょう。
④サーナイトex(微有利~微不利)
サーナイト戦は分岐が多すぎです。正解がよくわかりません。どのような未来が訪れるのか…どこまで想像できるかは経験して知る他ありません。筆者はこの対面が一番苦手です。
今回の構築ではミストエネルギーを採用しているのでピジョットに積極的に貼っていきたいです。(相手が改造ハンマーを採用しているとデヴォリューションが通ってしまいますが。)
複雑に考えすぎるのはプレイにブレが生じるため、最も重要なことに絞って考えてみました。それは
・キルリアをどれだけ盤面からなくせるか
です。
リファインで山を薄くして、毎ターン強い動きをし続けることがサーナイトデッキの特徴ですので、裏呼びやカーストボム、ハンド干渉を利用してサーナイト側を止めることができれば勝て、逆に復旧され続けると負けます。
序盤サーナイト側が大幅に出遅れた際はデヴォリューションに注意しながら逃げ切るプランもあります。
また、ミストエネルギーがついたピジョットでハンド干渉を絡め、ふきすさぶをしてボウルタウンを割りながら試合するのも有効です。
⑤レジドラゴ(不利)
でました。ハイパー不利対面。先行を取られると厳しいのでじゃんけんに命をかけましょう。
レジドラゴ側のハンドがかみ合わず、2ターン目がにぎにぎドローになるパターンなどでは結構試合ができます。
基本はかがリザを強く使いたい試合になります。サイド6-4の段階から投げていきたいところです。
また、序盤、中盤にレガシースターを使用してもらうことが勝利への鍵です。ハンド干渉をし続けて止めることができればサイドを一気に詰めて勝ち切ることができます。
⑥その他
最後にそこそこ見かけるデッキについて軽く述べようと思います。
ソウブレイズ(微有利)
こちらのポケモンを全てワンパンできるために15枚エネをトラッシュに落とす必要があります。それまでにリザードンで一回ダメージを吸えると安全に試合できます。アンフェアスタンプで止めにいきましょう。
黒古代(微有利)
ここではトドロクツキexが主体でサブアタッカーとして非エクのトドロクツキが採用されているタイプのデッキについて話をします。
考え方は基本タケルライコオーガポンと変わりません。ですが2-2-2でサイドを進めるハードルがタケルライコよりも高いです。ミストエネルギーのついたリザードンを押し付けることで有利に試合を進められます。
・ルギア(微有利~五分)
ルギアにいつアッセンブルスターをされるのかで勝率が大きく変わります。
出遅れたルギアに対しては捲られないパワーがあります。しかし、先2でアッセンブルスターをされ、サイドを2枚先行されると若干厳しい展開となります。ですが、アンフェアスタンプ、ナンジャモを使用しながら、ギフトエネルギーをかわすことで勝負することができます。
ただし、相手のアタッカーの多様化が進んでいて水オーガポン、テツノカイナ、アヤシシなどが存在するので、それらを忘れないように気を付けましょう。
テツノイバラ単(不利)
ルール持ちのポケモンによる援護がない対面です。ピィを採用することで若干勝率が改善されます。ですがキャッチャーとクラハンとロストシティでぐちゃぐちゃになります。神社で祈ることで対策しましょう。
カビゴンLO(微不利)
リザードンというデッキがサイドをとるデッキに強い反面、絡め手に弱いという特徴があります。今日のカビゴンLOの本質は闘オーガポン2面デッキです。闘オーガポン2面を構えられると簡単に突破できません。そのため、つりざおと夜のタンカを最大限利用してボムを使用し、ナンジャモも併せて使用することで遭難させましょう。サマヨールを2枚採用しているとこの対面の勝率が多少改善します。そのためシティ段階では2枚サマヨールを採用する後押しの一つでした。
おわりに
このリザードンexデッキはどんな対面であっても一定以上戦っていくことのデッキであると思います。しかし、デッキ単位で有利となることは少ないです。そのため、プレイヤーがリザードンデッキにどこまで理解があるのか(相手より練度が高いか)がもっとも勝率に貢献しているといえます。常に相手の甘えたプレイを探し続け、弱点をつくことが求められると考えています。(ここまで色々と語ってきましたが、まだまだ私自身も発展途上である、と感じています…)
ここまでお読みいただいた皆さんありがとうございました。
追記(2024-10-8):当日のマッチアップについて
こんにちは。そういえば当日のマッチアップについて特に触れていなかったので、記しておきます。(私のシティ当日9/17から月日がたっているため、参考程度ではありますが。)
総合戦績 9-0
初戦 vsソウブレイズ 先〇
全然ピジョリザが立たず、危ない試合でした。(相手のポケストップでひたすら山を崩していました。)
お互い初動が悪かったのに助けられ、
何とかアンフェアスタンプ後正面のリザードンexが耐えることができ、捲りきることができました。
2回戦 vsソウブレイズ 〇
先後を忘れましたが、試合展開としては相手が微妙な出だしで、こちらはそこそこうまく回りました。先にリザピジョの準備ができ、先殴りしました。
しかし、先殴りのため打点が出ず、50カーストボムを飛ばしても負けん気がサイドで無理やりの突破ができず、やりにくい試合でした。ですが2、3回リザがダメージを吸ってくれたので相手が受けまわしきれず、勝てたという印象です。
3回戦 vsパオかがリザキュレム 先〇
プレイジム東京のロロたんぬさんとのマッチでした。
手裏剣をケアしつつ(かがリザだったのでいらぬ心配でした…)、相手の展開が弱いことを願い、ロトムを前に差し出したら、相手が動かなかったため、カーストボムを絡めて先に2-2と進められました。
しかし、ボスがサイドに落ちていたので相手正面のかがリザをかわせず、素直に正面をとらざるを得ない展開となりました。(ボスのサイド落ちを確認しましょう。反省。)
最後相手の正面パオジアンをとるために細いハンドからエネ+かがリザをキジ+ピジョットで揃える勝負でしたが、山も強く、そこまで確率は悪くなかったと思います。
4回戦 vsドラパピジョット 先〇
手札がかなりよく、先2リザピジョで正面のポッポをとるところから試合を始められました。
封印石をスイーパーではがした(はずですが、少し記憶が曖昧です)のと、ピジョットがいないので、最初のドラパルトをつくるのにネオラントを使わせ、相手が2体目のドラパルトを用意できず、裏呼び+カーストボムによって勝利となりました。
この試合はピジョ差でなんとか勝ち切れたと思います。
5回戦 vsリザピジョ(ビーダルあり) 先〇
相手のエーススペックがヒーローマントだったので先にピジョットをとるには負けん気、カーストボム、カウンターキャッチャー+スイーパー要求で、それを行うには一枚足りず、先ピジョ取りがかないませんでした。
逆に相手からナンジャモをからめながら、ピジョットをとられる展開でスタート。
返しで私が正面のリザードンを負けん気カーストボムで苦し紛れにとったところ、相手がリザードンをつくることができず、こちらのサマヨールラインをマントピジョットの吹きすさぶでとる展開になりました。
なんとか次のターンにカウンターキャッチャー+ネジキ+カーストボムを成功させ、サイド一挙3枚取りをし、勝つことができました。
6回戦 vsリザピジョ 後〇
典型的な先ピジョ取りの勝ち試合でした。
こちらがカーストボム+カウンターキャッチャー+負けん気でピジョをとった返しに相手にもピジョをとられましたが、50カーストボムを2回サマヨールにあててもらえた試合でしたので、自身のサイドが残り2となり、ボスをハイボ→ネオラントで持ってきてリーサルとなりました。
トナメ1回戦 vsタケルライコオーガポン 後〇
相手の初動の下振れに甘えてピジョットのみを立てて準備していましたが、キャッチャー表でピジョとられからスタート。(無理をして殴りに行く選択をとるにはハンドのかみ合いが悪かったと記憶。マッハサーチでリソースをかき集める判断は悪くはなかったと考えています。しかし想定していた負けパターンに足を踏み入れてしまいました…)
しかしオーガポンにエネがついていなかったのでリザードンexが正面にだしていくのが若干正当化されました(かがリザでいくには手札が足りませんでした)。
次のターン相手が正面のリザードンexをとることができなかったのでここでサイドを先に進める権利を得ました。
ここで私はカーストボム+カウンターキャッチャーでエネ付きオーガポンを盤面から消すアクションをし、ブライアをケア。また、同時にかがリザを準備しました。(実はかがリザを縛りながら、オーガポンを準備し、その後リザードンexを呼び出し直してブライアまんようしぐれをされると負けてしまうので、まずいという話もあります。実際最もよいアクションかどうかは微妙なところです。)
しかし結果は順当に2-2-2と取り切れ、勝利することができました。
トナメ2回戦 vsロストバレット(ゲコ、ツキex) 後〇
先行1ターン目相手は正面トドロクツキスタート、はなえらび1回エンドで動きが渋そうでした。
こちらは後手1ターン目に面をフル展開(正面ヒトカゲ裏ヒトカゲ、ポッポ、ヨマワル、マナフィ、ロトム)でき、順調な滑り出しでした。
先行2ターン目はアクロマがありましたが、キュワワーは並ばず、正面にスピットがとんできました。(ロスト側はハンド9、盤面は正面ウッウ、ベンチキュワワー、トドロクツキex)
返しの動きがとても悩みましたが、ハンドはたくさんあるが渋いパターンにかけ、裏にピジョット、リザードンをアメでたてて、ヒトカゲをタンカで復帰させ、正面ロトム充電を選択しました。(いくらロスト側の盤面が細いとはいえ、ロスト側の手札の枚数的にピジョット+アンフェア+リザード立てのほうが良いアクションだったのではと思っています。後半のハンド干渉が1枚減るので難しいところですが。)
先3は全然渋いロストの動きではなく、アクロマもポフィンも使われて、さらにポケストップからプライムをひろわれ、こちらのリザードンがくるいえぐるでとられました。(ハンド9のロストはしっかり動きが強いですね…)
後3ではナンジャモ+吹きすさぶでポケストップを割りながら正面をとりました。(ここまで試合をして雷エネや雷アタッカーが見えなかったため、雷がないと割り切ってプレイしていました。しかし危ないプレーですね。)
ここからは毎ターンハンド干渉をし続け、ミストリザを正面、ベンチにピジョットとサマヨール1体と面を絞って、(相手の残りサイドが2で、勝つにはリザードンかピジョットをとらないといけない)リザードンのHPの高さをいかして戦い、勝利できました。
自身がロストバレットをそこそこ使っていた時期があったのでその経験をいかし、後半のハンド干渉ラッシュ+デカブツ押し付けに弱いという弱点をついて捲りきれたと思います。
トナメ3回戦 vsサーナイト 後〇
20分待合いをするすごい試合でした。
個人的にはデヴォリューションをケアしつつ、ボム+ボスで試合を始めたかったのでじっくり盤面を作っていましたが手札がかみ合わなかったため、なかなかしたいことができず…
20分も待ちあったためジャッジからの警告もあり、相手が先にアクションをおこすこととなりました。改造ハンマーデヴォリューションでピジョットがいなくなるところから試合がはじまり、だいぶピンチなスタートでした。その返しでボム+カウキャ+アンフェアで一応サナラインを2つ消し、ハンドを絞ることでアクションの数を制限することを試みました。
アンフェア後相手のミス(お守りフワンテでの正面突破のみを勝ち筋として追う)もあり、なんとか勝利を収めました。(9戦目のサーナイトの疲労MAX状態に助けられた形になります…)
この試合からは待ちすぎてもサーナイト側が有利になりやすいので妥協点を見出して殴り始めるべきだったと反省しています。
まとめてみましたが、ハンドのかみ合いにかなり助けられている試合が多く、プレイ面での反省点がかなりありますね…
まだまだ練度不足を実感しております。今後も精進したいと思います。(2024-10-8 追記)