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物流・村社会からの脱却
かつて有吉がAKBの子に言った言葉。
俺たちはAKB村のことは知らない。
私はAKBではこんなポジションなんですとか言われても全くピンとこない。
かつてのプロレス村を揶揄した言葉なんだが、非常にわかりやすい例え。
私は今まで様々な業界で働いてきたけど
業界あるあるや業界ルールが存在してきた。同業者同士の会話であれば、あるあるの会話も弾むことだろう。一方でそのノリで業界外の人と会話をした時にそのノリは通用しないし、何者でもないことに気付くべきである。
大原則として
世の中の人間はその業界のことなんて知らないと思った方がいい。
知らないのだからより丁寧に説明する必要があるし、知らないのだから専門用語など使って煙に巻かない方がよい。
名刺交換会やら異業種交流会やらにいくと
物流のコンサルタントってどんなことするんですか?と聞かれること大体の会話のスタートだ。
いくら世間知らずでもそんなこと知らないんですか?から入る人間はよっぽどであるが、なるべく、丁寧にわかりやすく、そして中学生でも理解出来るように。を心がけている。
しかしながら
私は業界外の人から見ると珍しい肩書のようだ。
異業種の人と名刺交換した際に、物流コンサルタントってどんなコンサルタントなんですか?と聞かれることが多い。
そんな時にマニアックな回答をしている人もいることは確か。
初心者だと頭の上に?マークが浮かんでいる姿がよくみられる光景。
じゃあハガならどう答えるか?
右から左に荷物を流す時にそれを邪魔するものを排除したり、どうやったら避けられるかを分析したり考えたりする仕事です。
もしくは右から左に荷物を流すスピードを上げるためにはどうすればいいか分析する仕事です。
そう答えてる。
それでも?が浮かぶ人や詳細を聞いてくる人にはできる限り詳細をわかりやすく伝えるように心がけている。
答え方は千差万別で人それぞれだが
一番大事なことはその村の村人に伝えるのではなく
初めて村に住むであろう、村の外の人に対して村の掟をわかりやすく説明することである。
ちなみに物流コンサルタントのハガは何者でもないのだから、その時の腰は低い。
志は高く。腰は低く。
実ほど首が垂れる稲穂かな。