
物流とは何か
物流とは一般的に「保管」「荷役」「輸送」これらを総称した全般を「物流」と呼びます。
本当はもっと簡単に説明したいのですが言葉で説明すると以下の通りです。
・保管 倉庫に保管すること
・荷役 届いた荷物を荷下ろしし、検品などの工程を経て、依頼に基づき出荷などを行うこと。
・輸送 依頼先までトラックなどの輸送手段を使って運ぶこと。
大体は理解できるかと思います。
これに主語をつけるとどうなるでしょうか?
・保管 依頼主からの要望にて倉庫担当者が管理しやすいように、倉庫内の特定の場所に保管すること。
・荷役 依頼主が日時を指定し、倉庫側に対して入荷作業を依頼。依頼された倉庫側は指定された日時に届いた荷物を荷下ろし。依頼主の要望に応じて検品などを行った上で保管準備を行う。さらには
依頼主が倉庫側に日時を指定し、棚から商品を取り、出荷を行う。
・輸送 依頼者が納品先を指定し、輸配送業者を手配。輸配送業者は指定された引き渡し場所へ移動し、指定された納品先へ届けること。
モノの流れを簡単に示すと下記の通りになります。
①荷役→②保管→③荷役→④輸送
実際はもっと煩雑な形にはなりますが
荷役とは倉庫の中でモノが動いている状態を指します。
保管は倉庫の中でモノが止まっている状態。
輸送は倉庫から外に出て、目的地には到着していない状態。
これらの物流の仕事は「主語」をつけると登場人物が明確になり、より細かくなるので、役割も理解しやすいのかなと思います。
一般の人が「荷役」だ「保管」だとか
用語を見せられてもふんわり理解はしているつもりでも、完全に理解するのは難しいのかと思います。
特に社会人1年目の新卒の人がわかるか?と言われたら。すぐに理解するのは難しいのではないでしょうか?
物流に関する本などを見ても
専門書故の難しさで中々手に取ること、初心者にはハードルが高く感じます。
私も読解力はそれほどまで高くはありません。
しかし、物流のプロを自負しておりますが
「初心者向け物流入門」を読んでも理解するのに時間を要することは確かです。
いいじゃないか!プロや専門家が理解すれば!
2024年問題やら、宅配便の不在を問題として取り上げられることが多い中で
より身近な人達へ理解してもらうことが大事だと思います。
このNoteでは一般の人がよりわかりやすいものを提供できるように
心がけていくつもりです。今後とも宜しくおねがいいたします。