⚜️大佐のKMF解説⚜️
💠蜃気楼💠
みなご苦労❗️大佐改めて准将である❗️
今回はアンケート調査の結果、一番解説を求められた蜃気楼の機体性能について解説していく
目次
機体性能
形式番号 Type-0/0A
全高 4.67m
全備重量 8.07t
動力 ユグドラシルドライヴ
推進機関 ランドスピナー
飛翔滑走翼
水中用推進器
武装
ハドロンショット×2
拡散構造相転移砲
スラッシュハーケン×2
特殊装備
絶対守護領域
ドルイドシステム
フレイヤ・エリミネーター
ラクシャータが開発を手掛け、当初より明確なゼロ専用機として設計されている。 開発には大破したガウェインを回収し、そのドルイドシステム等を流用。またハドロン砲も改修し斑鳩に移植された。第八世代相当のナイトメアフレーム相当の非常に高い性能を有しており、また数少ない可変KMFで、本機は変形する事でフォートレスモードへ移行する機構を持つ。高速飛行だけでなく潜水をも可能としており、コックピットの気密性も保たれている。頭部を胴体に収め、腕部は折り畳み胴体側面に展開、脚部を折り曲げることで小型戦闘機のような形態になる。 変形速度が早く、この形態ではバックパック下部に備えた推進装置によって水中で高い巡航速度を発揮可能。
さらに飛翔滑走翼で空も飛べ、ランドスピナーで高速走行も可能と、標準装備で事実上陸海空全てに対応できる唯一の万能型KMFである。
可変機構そのものは民間に払い下げられた折りたたみ式KMFをベースにしている為、複雑な機構は使用されておらず変形完了までの時間も短い。 トリスタンの開発者がブリタニアにクーデターを起こすべく戦力の増強を行う為、 引き換えに黒の騎士団へ可変KMFやKGFに関する技術を売り渡した事で、この変形機構が実現可能なものとなった
名称はガウェインから打って変わって黒の騎士団産KMFらしく日本語になっている。蜃気楼は西洋ではファタ・モルガーナとも呼び、これはアーサー王の姉である魔女モルガンを意味しており、円卓の騎士ネーミングが引き継がれている形になっている。
操縦システムは通常の方式以外に全てのコントロールをドルイドシステムのコンソールに統合できるモードがあり、その際には基本動作の半分を自動化することで操縦にかかる手間を軽減、操縦から火器管制、解析作業など全て一人で行うことが可能となっている。
これにより、操縦のみ別個の席で行う必要があった複座型のガウェインとは異なり、扱いきることさえ出来れば更に迅速な作戦行動を取れるようになっている。
しかし、それ故に操縦技量を反映した精密な機動は余り出来ず、同格以上の機体との直接戦闘はガウェイン以上に不得手となっている。
ただし、本機は前線での戦術指揮や支援を主な役目とする指揮官機であり、出撃の際には護衛の随伴を前提とし、また防御に重点を置いた性質から直接戦闘でも守りに徹した時間稼ぎが非常に得意であり、必要以上に孤立する状況に陥らなければそれほど問題にはならない。
ただし、前線でドルイドシステムを迅速に扱いきれるだけの非常に優れた情報処理能力(俗に言うドルイド適性)を持っていなければ性能を発揮することは難しく、ルルーシュ以外に本機をコントロールすることは困難を極める。
また、その複雑なシステム故に操作が非常に忙しく、劇中、戦闘中のゼロはずっと思考を回転させつつコンソールを終始操作していた。
十分に扱えるルルーシュが操縦者ならば、ナイツオブラウンズ4機の猛攻を凌ぐほどの性能を見せており、まさに”空の皇帝”、”動く小型要塞”というべき威容を誇る。
搭載兵器
ドルイドシステム
蜃気楼の心臓部にして要とも言える高性能電子解析システム。
詳細はガウェインの項を参照。
本機は機体の操縦もルルーシュがこなすため、目まぐるしく戦況が変化する前線で操縦しながら、完璧かつ迅速に使いこなせるのは、ルルーシュのみである
更に拡散構造相転移砲、絶対守護領域の真価を発揮するのにも必要な機能となっている。逆にシステムの適性が無ければ扱い難い。
拡散構造相転移砲
胸部に内蔵された蜃気楼最大の兵装。
液体金属をプリズム状に凝固させたレンズを生成、展開した胸部からこれを射出した後、レンズ目掛けて貫通力に優れた高出力レーザーを照射、レンズを基点にレーザーを広範囲に乱反射させ、目標をまとめて貫き焼き切るというもの。
一見すると無秩序な範囲攻撃にも見えるが、レンズはドルイドシステムにより算出されたデータを基に反射角などが精密に計算されて生成されており、目標の指定や攻撃範囲の設定などを正確に行うことが可能となっている。
また、液体金属を放たずにレーザーのみを照射することも可能。
絶対守護領域
蜃気楼独自のバリアシステムで、『世界最高峰の防御力』と称される極めて高い強度を誇る。巨大陸上戦艦『大竜胆』の一斉砲撃を真正面から受けても問題なく防ぎ切ってみせた他、パーシヴァルのルミナスコーンやモルドレッドの超至近距離でのシュタルクハドロンにも耐えてみせる等、その異常なまでの防御性能は言うまでも無い。トリスタンディバインダーのエクスカリバーによる一撃には突破されたが、これはトリスタンのパワーが想定以上で発生させたバリアの出力では耐え切れず機体に過負荷が掛かった為システムがダウンしてしまったのが理由。
また、構造上ハドロンショットや拡散構造相転移砲の射線を塞ぎ易いため、攻撃時には最も守るべき正面方向のバリアを解かなければならないという欠点もある。
ドルイドシステムによって展開範囲や展開場所を逐次設定する為、ルルーシュの技量により正確な位置に設定することができる。
ハドロンショット
両腕に内蔵された射撃武器。
ハドロン砲を小型化、単発のエネルギー弾にして撃ち出す、速射性と取り回しに優れた武装。
直接戦闘時の数少ない有効な攻撃手段の一つ。
ただし、ブレイズルミナスなどバリアシステムを持つ相手には火力不足は否めない。
スラッシュハーケン
本機の脛部分に内蔵され、使用時には装甲が下部に動く。装備位置の関係上、この時代のスラッシュハーケンとしては珍しく牽引・奇襲などの補助的な機能のみになっている。