ゼロ円の土地→酒乱を止める方法
暇、という概念は1人と2人以上で全く異なる。1人で暇であれば、海外ドラマを見たり本を読んだりで何だかんだでつぶれていく。これが家族全体で暇となると、チームで暇をつぶさなくてはならない。
それが龍が如くゼロでした-というお話。
自分は龍が如くシリーズを7割くらいはプレイしている。毎回ストーリー追っかけ(脚本が良くできていて面白い!)が中心で、サブクエストや修行は極力やらずにクリアを目指す。シリーズの舞台は新宿歌舞伎町を模した兜町なる街が毎回メインとなるのだが、現実の街の構造とリンクしている。歌舞伎町は年に4,5回飲みに行くのだが毎度「龍が如くっぽいなー」と思ってしまう。ゴールデン街(ゲーム中ではチャンピオン街となっている)なんか非常にミニチュア感ありますよ。
では、家族でどうやって龍が如くゼロをプレイするかというと、音声付きのストーリーはみんなで観る。戦闘は子供A、修行は子供B、サブクエストは自分がすべてアテレコして進める、という具合だ。自分が一番大変でぐったりしてしまう。それでも家族で暇をつぶしているというグルーヴ感はある。
さて、その龍がゼロのキーポイントに「カラの一坪」という所有者の分からない土地が出てくる。所有者が分からないなら登記簿見ればいいじゃないかと思うのは野暮で、その謎や秘密を解いていくことがゲームを進める原動力なのだ。物語ではこのたった一坪の土地が莫大な価値をもっているのだが…
「神奈川県横須賀市|船越町にある古屋付き1,700坪の敷地・販売価格0円」
ここを所有しないかという話が知人からあった。現実の話、譲渡費用はかかるものの、土地代はゼロ円だという。なんなく、謎や秘密がありそうだ。もちろんマイナスの意味で。
それでも東京近郊で2000坪に欠ける土地を年間10万円ほどで所有できるとなると、色々と夢想するものだ。古の哲学者エピクロスのような楽園を造ったり、サバゲ―の会場としたり、ボランティアを募って温泉ファンディングをしたり…そういえば田舎暮らしの誘致で新しいIターン民が大麻を栽培して問題になったの去年ありましたね。関係ないけど今思い出した。
おそらく土壌に問題があったり、近隣に問題があったり、土地までの道路を敷設しないといけなかったりと色々あるんだろうと想像する。あくまで自分の想像なので。あと、違約金がバカ高い契約とかかな。
興味のある方は慎重に。龍がゼロは緊急事態宣言解除で結局クリアまでたどり着けずでした。